2018.06.26
夏の肉料理は、「サルサ」でさっぱり!
じめじめと暑く、食欲がダウンしがちな夏。そんな時季だからこそ、肉を食べてパワーチャージ!
こってり味はちょっと遠慮したいところだけれど、野菜たっぷり&スパイシーな「サルサ」なら、肉をさっぱりもりもり食べられるはず。
東京・代官山のメキシコ料理店<ラ・カシータ>の渡辺庸生シェフが、火を使わずに手軽に作れる3つのサルサレシピを伝授。シンプルに焼いた肉に合わせてもいいけれど、なんと、普段のおかずに「+サルサ」で おいしい“味変”を楽しめるのだとか。蒸し暑い夏にはヘビーに感じられる肉料理も、サルサでさらっと食べられたら、夏バテ知らずになれるかも!
肉と一緒に野菜も摂れるので、ヘルシー派にもおすすめです。
この夏、ネオ・ラテンなサルサで、お肉料理に革命を!
サルサ・ベルデ×肉団子
「サルサ・ベルデ」とは「緑のソース」という意味。その名の通りグリーン一色で、涼しさを添えてくれます。グリーントマトとハラペーニョで仕上げるソースは、ピリッと辛くて、夏の疲れた体に効きそう。
このピリ辛さっぱりソースが、意外にも肉団子に合うのだとか。「メキシコでは、サルサ・ベルデで肉団子を煮込むこともありますよ」と、渡辺シェフ。夏仕様の肉団子なら、食欲が落ちたときでもさらっと食べられるのでは?
◆サルサ・ベルデの作り方
<材料>3~4人分
- グリーントマト…100g
- 玉ねぎ…60g
- ハラペーニョ…1本
- 塩…少々
<作り方>
- グリーントマトは、へたをとって湯むきし、1cmほどの角切りにする。
- 玉ねぎ、ハラペーニョは細かくみじん切りにする。
- 1と2をボウルに合わせ、塩をふって混ぜる。
※好みでパクチーの(みじん切り))を大さじ1程度加えてもよい。
サルサ・メヒカーナ×とんかつ
トマト、玉ねぎ、青唐辛子の3色がメキシコの国旗の色と同じことからこの名前がついたという「サルサ・メヒカーナ」。メキシコで最もポピュラーなサルサです。肉にはもちろん、サラダや魚料理にも使えるので大活躍間違いなし。
この赤いトマトのソースが、実はとんかつと相性抜群。<ラ・カシータ>のまかないでは、とんかつにこのサルサをかけるのが定番なのだそう。揚げものをさっぱり食べたい時にはぜひ試してみて。
◆サルサ・メヒカーナの作り方
<材料> 3~4人分
- トマト…300g
- 玉ねぎ…1/4個
- ピーマン…1個
- ハラペーニョ…1本
- 塩…小さじ1/2
<作り方>
- トマトのへたを取り、1cmほどの角切りにする(舌触りをよくしたい場合は湯むきして角切りにする)。
- 玉ねぎ、ピーマン、ハラペーニョは細かくみじん切りにする。
- 1と2をボウルに合わせ、塩をふって混ぜる。
※好みで、にんにく(みじん切り)1片、EX.V.オリーブオイル(くせのないもの)大さじ1を加えてもよい。
サルサ・デ・ピーニャ×豚肉のソテー
パイナップルを贅沢に使ったソースは、甘み、酸味、辛みが絶妙なバランスで、それだけで食べてもおいしそう。パイナップルと相性のいいパクチーとライムを加えて、南国ムードもたっぷりです。くりぬいたパイナップルを器にしたら、テーブルがいっそう華やかに。
そして、パイナップルに合う肉といえば、豚肉! 塩でシンプルにソテーした豚肉やローストポークにサルサ・デ・ピーニャをたっぷりかけたら、気分はもうネオ・ラテン。いつもと違う味わいに、箸が進む進む!
◆サルサ・デ・ピーニャの作り方
<材料> 3~4人分
- パイナップル(生)…1個(果肉部分は100g分を使用)
- トマト…300g
- 赤玉ねぎ…1/4個
- ハラペーニョ…1本
- ライム…1/4個
- 塩…少々
- パクチー…適宜
<作り方>
- パイナップルを半分に切り、中身をスプーンでくり抜いて、果肉部分100g分を1cmほどの角切りをする。
- トマトのへたを取り、1cmほどの角切りにする(舌触りをよくしたい場合は湯むきして角切りにする)。
- 赤玉ねぎ、ハラペーニョは細かくみじん切りにする。
- 1~3をボウルに合わせ、塩で味を調えてからライムを搾り入れ、1でできたパイナップルの器に盛る。好みでパクチーを添える。
●今回使った食材はこちら
グリーンゼブラ
<篠ファーム>のグリーンゼブラは、その名の通り、果皮の縞模様が特徴。程よい酸味とほのかな甘みがあり、トマト本来の懐かしい味を彷彿とさせてくれます。
※取扱い:伊勢丹新宿店本館地下1階フレッシュマーケット
ブラジルミニ
<石坂ファーム>のブラジルミニは、在来種で、国内生産量も非常に少ないミニトマト。酸味と甘みのバランスがよく、そのまま食べてもおいしく、サルサにしても◎。
※取扱い:伊勢丹新宿店本館地下1階フレッシュマーケット
ハラペーニョ
<篠ファーム>のハラペーニョ。メキシコ料理には欠かせない、旨みと辛みのある唐辛子。暑い夏でも食欲をアップしてくれる頼もしい食材。
※取扱い:伊勢丹新宿店本館地下1階フレッシュマーケット
レシピ提供/ラ・カシータ 渡辺庸生シェフ
メキシコ料理店<ラ・カシータ>オーナーシェフ。1976年に代官山に開店して以来、メキシコの料理と食文化を紹介し続けていて、いまや「メキシコ料理といえば渡辺シェフ!」といわれる存在。メキシコ料理の教室も開催している。
<ラ・カシータ>
住所 東京都渋谷区代官山町13-4 セレサ代官山2F
tel 03-3496-1850
商品の取扱いについて
記事で紹介している商品は、2018年7月4日(水)〜7月31日(火)までの期間中、伊勢丹新宿店本館地下1階=フレッシュマーケットにてお取扱いの予定です。
※生鮮食品のため、天候などにより入荷がない場合もございます。あらかじめご了承ください。
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。
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