2016.08.18
新感覚の美味しさ! スイカとフルーツトマトの冷製パスタレシピ
夏代表の果物「スイカ」。はりきって丸ごと1玉買っても、食べきれなくてつい余らせがちだったりしませんか? 食べごろを逃さずいただく策として、伊勢丹新宿店キッチンステージの柬理美宏(かんりよしひろ)料理長に教えてもらったのが、スイカの冷製パスタのレシピです。
「実は、スイカは料理の食材としても優秀。生ハムやトマト、チーズなどいろいろな組み合わせで楽しめるんです! 今回は、スイカの果肉と果汁をたっぷり使った、冷製パスタの作り方を紹介します」
スイカに塩をふってマリネするだけの簡単レシピで、いつもとひと味違ったスイカの美味しさを堪能できますよ!
スイカとフルーツトマトの冷製パスタレシピ
材料(1人分)
[パスタ]
- カッペリーニ(0.9㎜)…60g
[パスタソース]
- スイカの果肉…50g
- フルーツトマト…50g(中1個)
- ガーリックオイル(市販品)…小さじ2
※自宅でガーリックオイルを作る方法は、記事の最後でご紹介しています。 - レモン…1/8個
- 塩、こしょう…各適量
[トッピング]
- リコッタチーズ…大さじ1
- 生ハム(ちぎる)…1枚分
- スイカの果肉…30g
- エクストラバージンオリーブオイル…適量
- チャービル、レモンの皮、粗挽き黒こしょう…お好みで
作り方
① バットに1cm角に切ったスイカとフルーツトマトを広げ、塩をまんべんなく振り、冷蔵庫で1~3時間冷やす
「塩を振ってしばらくすると水分が出てきて、スイカとトマトがしんなりとした食感になります。ジワーッと染み出たジュースは、美味しいパスタのソースとなるので捨てないで」
② パスタをゆでて、冷水で締め、しっかり水気を切る
「冷水で締めたときに、塩気が抜けることを考慮し、いつもより多めに、湯の量に対して2%の塩(分量外)を入れます。ゆで時間はパッケージに表示された目安よりも1分程長め。また、水気が残っているとソースが絡みにくくなるので、ザルで水気を切った後、キッチンペーパーでもしっかりと水気を拭き取ることが大切です」
③ ②のパスタにガーリックオイル→①の順に加えて混ぜ、レモン汁、塩、こしょうで味を調える
「この順番で混ぜていくとソースが乳化して、しっかりパスタに絡むんです。味付けは、トッピングに生ハムがあるので、少し塩気が足りないと感じるくらいに」
④ 生ハム、リコッタチーズ、スイカ(トッピング用)をのせ、エクストラバージンオリーブオイルを回しかけて完成
お好みでレモンの皮を削ったり、チャービルを飾ったりすれば、レストランみたいにおしゃれですよ。
スイカとフルーツトマトを一緒にマリネすることで甘みと酸味のバランスがとれて、味にまとまりがでます。食べるときは、生ハム、リコッタチーズをよく混ぜて。さっぱりとしているのに味わい深い、まさに暑い夏にうれしい一皿です。スイカが余ってしまったときに、ぜひ、お試しください。
ガーリックオイルの作り方
市販のガーリックオイルを使用するとお手軽ですが、ニンニクの豊かな香りを楽しむなら、ひと手間かけて手作りするのもおすすめです。
材料(作りやすい分量)
- ニンニク…2片
- オリーブオイル…1/2カップ
作り方
- ニンニクは皮をむき、半分に切って、芯を取り除く。
- 鍋にオリーブオイルを入れ、ニンニクの切り口を鍋底に向けて入れて、弱火で温める。
- ニンニクから小さな泡が出てきたら、オリーブオイルにニンニクが浸るように鍋を傾け、オイル全体がふつふつと泡立ち、ニンニクが薄いきつね色に揚がるまで温める。
「冷たいオリーブオイルにニンニクを入れて、弱火でじっくり温めると、ニンニクのえぐみが出ずに、香りのいいガーリックオイルができます。清潔な瓶に入れておけば1カ月くらいはもつので、まとめて作っておくと便利です」
伊勢丹新宿店<キッチンステージ>では、有名シェフ監修のメニューが月替りで楽しめます!
伊勢丹新宿店 本館地下1階にある<キッチンステージ>は、有名シェフが監修したメニューを味わえるレストラン。メニューは4〜5週間ごとに変わり、フレンチに和食、中華まで、名店の味をカジュアルに楽しめます。ご家庭で提供メニューの味を再現できるようにレシピも差し上げていますので、ぜひ立ち寄ってみてください。
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