1人分の簡単ポタージュレシピ3品（かぼちゃ、春菊、きのこ）。生クリームなし、野菜＋だし＋水分の3つだけ

一口飲めば、おなかだけでなく、心までも満たしてくれる温かいスープは、冬の食卓に欠かせない一品。なかでも具材のうまみを存分に引き出したポタージュの美味しさは格別です！

手間がかかるイメージがありますが、シェフの手にかかれば簡単に。基本材料3つ、工程は3ステップで作れるポタージュの簡単レシピを、伊勢丹新宿店フレッシュマーケットの鈴木理繪シェフに教えてもらいました。

【基本のポイント】生クリームはなし！ 材料は野菜＋だし＋水分の3つだけでポタージュは作れます

ポタージュスープを作るとなると、いろいろな材料をお店で揃えなければならないと思っていませんか？ 鈴木シェフによると、野菜・だし・水分の3つが揃えばお家にあるもので、簡単にポタージュスープが作れるのだとか。

「ポタージュスープの作り方は、普通のスープとかお味噌汁と考え方は一緒です！ たとえば、かぼちゃの和風ポタージュを作るなら、メインの食材となるかぼちゃ・長ねぎに、和風だし・牛乳が揃えばOK。もちろん、それぞれの食材の入れ替えも可能です」

また撹拌の際に、ハンドブレンダーを使えばさらに気軽に。1人分からポタージュスープが作れます！ それでは、さっそくかぼちゃのポタージュを作っていきましょう。

【基本レシピ①】かぼちゃの和風ポタージュ。3つのステップで完成！

「ポタージュといえば洋風のイメージですが、和風だしを使えば、和食に合うスープになります」

＜材料＞（1人分）

• かぼちゃ小…1/4個
• 長ねぎ…1/4本
• サラダ油…少々
• 和風だし…1/2カップ
  ※今回は、お湯にだしパックを入れてとったもの。顆粒タイプを湯で溶いてもOK
• 牛乳…1/2カップ

＜作り方＞

1）野菜を加熱する

かぼちゃをラップで包んで、電子レンジでやわらかくなるまで加熱し、一口大に切る。

 

長ねぎは小口切りにし、フライパンにサラダ油を熱して、炒める。

 

2）牛乳を温める

牛乳は耐熱容器に入れて電子レンジで温め、和風だしをお湯で溶いて1/2カップ分作る。

3）撹拌する

ハンドブレンダーの付属カップに1）、2）の材料を入れて攪拌してでき上がり。

 

続いて、基本レシピのかぼちゃのポタージュの食材をアレンジして作る、春菊のポタージュときのこ（マッシュルーム）のポタージュのレシピをご紹介します。

【アレンジレシピ②】春菊とくるみのポタージュ。クセになる組み合わせ！

メイン食材は春菊とくるみというちょっと意外な組み合わせ。味付けに味噌を加えれば、春菊のさわやかな香りとくるみの香ばしさが合わさって、すっきりとした飲み心地のポタージュが完成します。

「くるみはおつまみ用にローストされたものが便利です。無塩タイプを使うときは塩を少々加えてください」

＜材料＞（1人分）

• 春菊…1～2株
• くるみ（有塩ロースト）…20ｇ
• 牛乳…1カップ
• 味噌…小さじ1
• 和風だし（濃縮タイプ）…小さじ1/2、または、コンソメ顆粒…小さじ1/3

＜作り方＞

春菊は固い茎の部分を除いて、4等分に切りサッと湯がいたら、温めた牛乳、くるみ、味噌、だしと一緒にハンドブレンダーで攪拌する。牛乳の代わりに豆腐を使えば、さらに濃厚なポタージュに。その際、豆腐は水切りせず使うのがポイント。

【アレンジレシピ③】マッシュルームのポタージュ。旨みを凝縮！

「マッシュルームは、炒めることでさらにうまみがアップ！ 香り豊かなポタージュを作りたいなら、ブラウンマッシュルームを。白く仕上げたいときは、ホワイトマッシュルームをお好みに合わせてどうぞ。」

＜材料＞（1人分）

• マッシュルーム…4〜5個
• 玉ねぎ…1/4分
• 顆粒コンソメ…小さじ1/3
• サラダ油…少々
  （食材を炒める際に使用）
• 牛乳…1カップ

＜作り方＞

石づきの汚れを取ったマッシュルームと玉ねぎを薄切りにし、サラダ油を入れたフライパンで炒める。しんなりしてきたら、温めた牛乳と一緒に顆粒コンソメを加えて、ハンドブレンダーで攪拌する。

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