【腸活・菌活】発酵食品たっぷり！ 鶏胸肉の蒸し焼きレシピ。主役はきのこのヨーグルトソースです

菌を含む食材を日々の食事に取り入れることで、健康な毎日を送れるようになる「腸活・菌活」。なかでも「菌そのもの」を食べられるきのこを使った菌活が注目を集めています。

今回は、伊勢丹新宿店本館地下1階フレッシュマーケットの鈴木理繪シェフに、腸活・菌活にオススメのきのこレシピを教えてもらいました。

きのこ×ヨーグルト×味噌で、菌も美味しさも3倍に！

きのこのうまみだけでなく、善玉菌の餌となるヨーグルトの酸味、発酵食品の味噌のコクが合わさったソース。菌活レシピとしてだけでなく、その奥深い味わいになんともリッチな気分を堪能できます。また、巻く野菜によってカットした断面の彩りが美しいチキンは、ボリュームもあっておもてなしにもピッタリ！

「鶏胸肉の蒸し焼き きのこのヨーグルトソース」のレシピ

＜材料＞（2人分）

• 鶏胸肉…1枚
• 金時にんじん、ごぼう（お好みの根菜でOK。彩りの良いものを）…適量
• 玉ねぎ…1/2個
• 塩（下味用）…小さじ1
• レモンオイル…大さじ2～3　※オリーブオイル＋レモン果汁で代用可
• 水…大さじ3～4
• オリーブオイル…大さじ2～3
• 好みのきのこ（しめじ、椎茸、えのき茸、舞茸など）…80～100g
• 【A】
  ・塩（ソース用）…少々
  ・プレーンヨーグルト…100～150g
  ・味噌…大さじ1
  ・昆布だし（粉末や顆粒でもOK）…大さじ1/2
• 付け合せ用のゆで野菜…適宜

＜作り方＞

① 野菜は細長い棒状に切り、ゆでる

金時にんじんとごぼうは鶏肉の長さに揃えて、1cm角の棒状に切る。ひたひたのお湯に砂糖小さじ1（分量外）を入れて、やわらかくゆでる。

「野菜をゆでるときに、砂糖を加えるとやわらかくゆであがります。意外と知られていないプロの技です」

② 鶏胸肉を観音開きにし、塩、レモンオイルで下味をつける

鶏胸肉の厚みに包丁を入れて開くように切る（観音開き）。塩をふって手ですり込み、レモンオイルをかける。

③ 鶏胸肉で野菜を巻く

②の鶏胸肉の皮面を下にして置き、①のゆでた野菜をのせ、巻いてタコ糸で縛って形が崩れないように固定する。ラップでしっかりと包み、常温に20〜30分ほど置く。

④ 鶏胸肉の表面を焼き、フタをして蒸し焼きにする

フライパンにオリーブオイルを中火で熱し、③を皮面からソテーする。表面をこんがり焼いたら、水少々を加えてフタをし、7～8分中火で蒸し焼きにする。ときどき様子を見て、火が通っていたら取り出して、しばらく冷ます。

「鶏胸肉を取り出したフライパンできのこソースを作るので、そのまま洗わなくてOKです」

⑤ きのこのヨーグルトソースを作る。玉ねぎを炒め、調味料とヨーグルトを加える

きのこは食べやすい大きさに切り、玉ねぎは薄切りにし、④のフライパンに入れて中火で炒める。【A】（塩、ヨーグルト、味噌、昆布だし）を加え、煮立ったところで味見をして、火を止める。

「煮詰めすぎるとヨーグルトが分離してしまうので注意して」

⑥ 鶏胸肉を食べやすい大きさに切る

④のタコ糸をはずし、食べやすい大きさに切る。このとき、鶏肉に十分に火が通っていなかったら、ラップをふんわりかけてレンジで加熱する。

⑦ 器にゆで野菜と鶏胸肉を盛りつけ、⑤のソースをかける

きのこは水溶性の栄養素を豊富に含むため、水洗いすると大切な栄養素が溶け出してしまいます。購入したものをそのまま使いましょう。

きのことヨーグルト、さらに味噌という身近な3種の「菌」が揃った、最強菌活レシピ。みなさんもぜひ楽しみながら菌活に取り組んでみてくださいね。

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