意外なあの具材で。シンプルで美味しい炊き込みご飯のレシピ

ご飯が美味しい新米の季節が到来！ 今回はお米の美味しさをシンプルに味わう炊き込みご飯のレシピをご紹介します。具材は1〜2種類で出汁も不要。材料を切って炊くだけの、シンプルさが美味しいレシピを考案してくれたのは、フードスタイリストの丹羽彰子さんです。

レシピ①オリーブだけの炊き込みご飯

材料

• 米…2合
• 水…400ml
• 種抜きオリーブ(グリーン、ブラック)…合わせて60g
• パプリカパウダー（あれば）…少々
• 【A】
  白ワイン…大さじ1、オリーブオイル…大さじ1、ドライバジル・オレガノ…各適量（どちらかひとつでもOK）

作り方

1. 米は研いでザルにあげた後、浸水させる(約30分)。
2. オリーブは半分(お好みの切り方でもOK)にカットする。
3. 1に【A】を加えてひと混ぜし、2を散らして炊く。
4. 器に盛り、あればパプリカパウダーを振る。

オリーブのうまみと塩気、まろやかさが美味しいピラフ風の炊き込みご飯です。2種類のオリーブを入れることで、味わいに変化がつきますよ。ドライトマトをちぎって入れると、よりうまみが濃厚に。

レシピ②焼き海苔とホタテ缶の炊き込みご飯

材料

• 米…2合
• 水にホタテ缶の缶汁を合わせたもの…400ml強
• 焼海苔…全形1枚
• ホタテ缶…1缶(120g)
• 万能ねぎ…適量
• 【A】
  酒…大さじ1、塩…小さじ1/2

作り方

1. 米は研いでザルにあげた後、浸水させる(約30分)。
2. ホタテ缶は汁と身に分け、汁に水を加えて400ml強にする。
3. 1に2、【A】を加えてひと混ぜし、ホタテの身、ちぎった焼海苔をのせて炊く。
4. 仕上げに小口切りにした万能ねぎを散らす。

ホタテと海苔のダブルのうまみがいきわたった炊き込みご飯。佃煮を加えたような磯の香りも楽しめます。焼海苔が水分をよく吸うので、ご飯を炊くときは気持ち多めに水を加えるといいでしょう。

レシピ③れんこんと桜えびの炊き込みご飯

材料

• 米…2合
• 水…400ml
• れんこん…100g
• 桜えび…大さじ2
• 青海苔…適量
• 【A】
  酒…大さじ1、しょうゆ…小さじ1/2、塩…小さじ1/3

作り方

1. 米は研いでザルにあげた後、浸水させる(約30分)。
2. 1に【A】を加えてひと混ぜし、れんこんは皮つきのまま薄い輪切りにし、さっと水にくぐらせてから広げてのせ、桜えびを散らして炊く。
3. 仕上げに青海苔を振る。
   ※れんこんを白く仕上げたいときは、酢水（分量外）にさらしてから加えるとよい。

桜えびと青海苔の香り、れんこんのシャキシャキ感が楽しめる炊き込みご飯です。青海苔は炊き上がってから加えることで香りが立ちます。ご飯の色がほんのりピンク色になるので、華やかな食卓になりますよ。

レシピ④クミンが香る、じゃがいもとアンチョビの炊き込みご飯

材料

• 米…2合
• 水…400ml
• じゃがいも…中１個
• アンチョビ（フィレ）…20g
• パセリ…適量
• 黒こしょう…少々
• 【A】
  塩…小さじ1/3、クミンパウダー…小さじ1

作り方

1. 米は研いでザルにあげた後、浸水させる(約30分)。
2. じゃがいもは1cm角に切り、水にさっとくぐらせる。アンチョビは包丁で叩いて細かくする。
3. 1に【A】とアンチョビを加えてひと混ぜし、じゃがいもを散らして炊く。
4. 仕上げに刻んだパセリを混ぜ込み、黒こしょうを振る。

クミンのエキゾチックな香りと、アンチョビのうまみがきいた炊き込みご飯。じゃがいものやさしい食感もポイントになっています。クミンパウダーは最初に加えて炊きますが、さらに香りを楽しみたい場合は、黒こしょうとともに仕上げに振ってください。

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