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2017.06.14

豚肉はサブ役の「豚肉の新生姜焼き」レシピ。爽やかなしょうががをたっぷり使った初夏の味!

新しょうが焼きを作っているイメージ

フライパンに豚肉と一緒に入っている白っぽい野菜は、たけのこでもかぶでもありません。その正体はなんと「新生姜(しんしょうが)」。薬味など脇役のイメージがありますが、6~8月に出回る新生姜なら「こんなにたくさん!?」と驚く量を使っても、ペロリと食べられるんです。

「友人と家で飲んでいたときに、ふと思い立って、新生姜をたっぷり入れた『豚肉の生姜焼き(しょうが焼き)』を作ってみたら、これが大好評。食べたことのないさわやかな辛みと甘みが、ビールにもごはんにも合うんです。今ではわが家の定番レシピになりました」

そう教えてくれたのは、フードコーディネーターのタカハシユキさん。

新生姜がといえば、甘酢漬けにするのが定番なので、野菜として炒めものに使うというのが意外です。それに、おろししょうがではなく、具として食べるというのも新鮮です。

使う食材は「新しょうが、豚肉、麺つゆ」のたった3つでOK。さっそく作り方を教えてもらいました。

▼関連レシピもチェック!
普通の生姜を使った正統派。豚肉の生姜(しょうが)焼き2つのレシピはこちら>>

浅漬け感覚で手軽に作れる、新生姜(しょうが)の甘酢漬けレシピはこちら>>

ピリッと辛みがクセになる「豚肉の新生姜焼き」レシピ

材料(2人分)

  • 新生姜……大1本(200g)
  • 豚肉(肩ロース、またはバラ、一口大に切る)…160g
  • 市販の麺つゆ(ストレート)…大さじ3
    ※麺つゆを手作りする場合、しょうゆ大さじ3、砂糖大さじ1と1/2、みりん大さじ1、だし汁(和風)225mlを合わせてから、大さじ3計量する
  • サラダ油…大さじ1

作り方

1)新生姜は薄切りにする

薄切りにした新しょうが

新生姜は皮つきのまま3~4cm長さに切ってから薄切りにする。

「新生姜は皮がやわらかいので、皮ごと切ってOK。繊維に沿って切ると、シャキシャキした歯ごたえになります」

2)新生姜を炒めて、いったん取り出す

新生姜を炒めている様子

フライパンにサラダ油を中火で熱し、新生姜を入れ、しんなりするまで炒めて、いったんバットなどに取り出しておく。

「くたっとして、うっすらと透き通ってくるまで炒めると、新生姜の辛みがやわらかになります」

3)豚肉を炒めて、新生姜を戻し入れる

豚肉を炒めて新生姜を戻し入れる様子

フライパンに豚肉を入れて炒め、色が変わったら2の新生姜を戻し入れる。

4)麺つゆを加えて、煮からめる

豚肉を炒めて新生姜を戻し入れる様子

麺つゆを煮からめたら火を止める。好みで4~5cm長さに切った万能ねぎ2~3本分を加え、さっと混ぜ合わせる。

「新しょうがの味はしっかり残るので、味つけは市販の焼き肉のたれでもOK」

新生姜のやわらかな辛みのあと、じんわり汗が流れ出る美味しさ!

豚肉の新生姜焼きのでき上がり

いざ、初体験のしょうが焼きを実食! シャキシャキ心地よい歯ごたえのあと、「ん、意外に辛くないな…」と思ったとたんに、キリッとした辛みが口の中をスーッと駆け抜けていきます。甘辛い味つけなので食べやすく、パクパク食べていると額に汗がじんわり。

明らかに、いつもの豚肉のしょうが焼きとは違った爽快感に、新しょうがは立派な主役になる野菜なんだと納得。わざわざ新生姜を買いたくなる、新しい美味しさでした。みなさんも、ぜひお試しください。

▼関連記事
正統派もチェック! 豚肉の生姜(しょうが)焼き2つのレシピはこちら>>

今回使った食材はこちら

新生姜、I’S MEAT SELECTIONの宮崎県産 プレミアム美麗豚

左から、新生姜 100g 270円、<I’S MEAT SELECTION>宮崎県産 プレミアム美麗豚 100g 400円(ともに税込) ※伊勢丹新宿店でお取扱いいたしております

「新生姜」

初夏に収穫され、6~8月に販売される。水分が豊富でみずみずしい美味しさ。表面にツヤがあり、色鮮やかな赤い茎があるものを選びたい。鮮度が落ちるのが早く、冷蔵庫に保存しても水分や風味がすぐに抜けてしまうので、すぐに使い切るのがベスト。使いやすい形にカットして、冷凍保存してもよい。

「宮崎県産 プレミアム美麗豚 肩ローススライス」

宮崎県の雄大な自然に囲まれた「えびの高原」で育った、肉質のきめ細かいメス豚の肩ロース。コクとうまみがあり、炒めものに向く部位。

 

取材協力/フードコーディネーターのタカハシユキさん

取材協力/タカハシユキさん

フードコーディネーター。書籍、雑誌などのメディア、企業広告・商品開発などに携わる。旬の食材の細やかな美味しさを活かしたシンプルな調理、季節の体がよろこぶメニューに定評がある。

 

文: 松本いく子

写真:南雲保夫
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。

商品の取扱いについて

記事で紹介している商品は、伊勢丹新宿店本館地下1階=フレッシュマーケット/青果、I’S MEAT SELECTIONにてお取扱いがございます。

※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。

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