2018.09.15
干物でつくる! アクアパッツァの作り方。シメはご飯を加えてリゾットに♡
日本の食卓の定番とも言える干物。素材の旨みを凝縮し、保存性を高める干物は、海に囲まれた日本の伝統的な食文化として広く定着してきました。奈良時代には宮廷へ献上され、江戸の庶民にも愛されてきた干物を、今あたらしくするとしたら?
その一つの答えを見せてくれるのが、明治10年に神奈川県・真鶴で創業し、100年以上の歴史を持つ干物店〈魚伝〉の5代目店主 青木良磨さんと、ミシュランガイドと並ぶレストランガイド「ゴ・エ・ミヨ 東京・北陸・瀬戸内2018」で「期待の若手シェフ賞」にも選ばれた田村浩二さん。おふたりが手がける「アタラシイヒモノ」はこだわりの魚介をフレンチの手法で大胆にアレンジした新感覚の干物です。
素材には、鮮度抜群の金目鯛を贅沢に使用。特別な調味液に浸け込み、複数のハーブをまぶして丁寧に干し上げることで、豊かな旨みを引き出し、個性あふれる風味を実現しました。シンプルに焼いて食べるだけでなく、アクアパッツァやスープなど、料理の素材としてもぜひ使っていただきたい一品。とくに、干物ならではの深みのある味わいが染み出すアクアパッツァは、集いの日のおもてなしにもぴったりです。
プロの味を15分で再現!干物でつくるアクアパッツァレシピ
<材料>(3~4人分)
- アタラシイヒモノ…1枚
- にんにくのみじん切り…1片
- サラダ油…適量
- ミニトマト…5~6個
- ズッキーニ、パプリカ、なすなど、じゃがいも、玉ねぎ、好みの野菜(食べやすい大きさに切る)…適量
<作り方>
- フライパンにサラダ油を熱し、にんにくを軽く炒めたら、ヒモノをのせて両面を丁寧に焼く。
- ミニトマトと野菜を加えて、ひたひたになるくらいの水(分量外)を加える。
- 蓋をして中火で10分〜15分煮込んだら出来上がり。
【おすすめのシメのレシピ】食べ終わったあとは、ご飯を入れてリゾットに!
干物を食べ終わったら、シメにはぜひごはんを入れて。スープとからめればリゾットが出来上がりです。
アクアパッツアに使った食材はこちら!
特別に作られた調味液に浸け込み、複数のハーブをまぜて丁寧に干し上げた新感覚の干物です。
※取扱い:伊勢丹新宿店 フレッシュマーケット
能登島特有の風土で本来の味わいを引き出した、アクアパッツァにおすすめの野菜セット。
※取扱い:伊勢丹新宿店 フレッシュマーケット
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