2016.10.13
イタリア風「さんまと丸ごとトマトの炊き込みご飯」の新レシピ
秋が旬の魚といえば、やっぱり「さんま」。伊勢丹新宿店の鮮魚コーナーの魚のプロ・上條シェフが教えてくれたのは、炊飯器で作れるイタリア風の炊き込みご飯です。
「しょうがを効かせた和風の炊き込みご飯が定番ですが、青魚と相性がいいトマトやにんにく、ハーブを効かせたイチオシの美味しさを楽しんで」と上篠シェフ。
トマトを丸ごと1個炊き込むユニークなレシピに加え、さんまをフライパンで焼くプロの技も必見です!
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「さんまと丸ごとトマトの炊き込みご飯」のレシピ
「魚の臭みをきっちり除き、香ばしく焼いてから炊き込むことで、さんまの香りを引き出します。トマトは丸ごと加えるので、切る手間いらず。炊飯器で炊けるので、とっても手軽です」
材料(4人分)
- さんま… 1.5~2尾
- 米…2合 ※炊く30分前にといでザルにあげ、水気をきっておく
- トマト(中)…1個
- 玉ねぎ(みじん切り)… 1/8個分
- にんにく(みじん切り)… 1/2かけ分
- 酒… 大さじ2
- 塩… 小さじ1/2
- オリーブ油 …適量
作り方
① さんまのワタを除き、塩をふって水気をふき取る
さんまは腹に切れ目を入れてワタ(内臓)を取り、流水で洗ってふき、炊飯器に入る大きさに切る。塩適量(分量外)をふって10分ほどおき、余分な水気をふき取る。
「ワタがお好きなら残したままでもいいのですが、今回はトマトの色を活かしたいので、さんまのワタは取っています」
② 香味野菜を炒めて取り出し、さんまを焼く
フライパンにオリーブ油とにんにくを入れて、香りが立つまで弱火で炒める。玉ねぎを加え、しんなりするまで炒めて取り出す。フライパンの油をふき取り、フライパンの大きさに切ったクッキングシートを敷く。中火で熱してさんまを並べ、余分な脂をペーパータオルでふきながら、両面をこんがりと焼く。
「さんまを焼くときはふたをせず、しっかり焼いてからご飯に炊き込むことで臭みがとれ、香ばしさがご飯に移って美味しさがアップします。クッキングシートを敷けば煙が出ず、くっつきにくくて後処理も簡単です」
③ 調味料、トマト、さんまを入れて米を炊く
炊飯釜に米を入れ、酒、塩を加え、1.5合と2合の中間の目盛まで水(分量外)を注ぎ、ひと混ぜする。②のにんにくと玉ねぎを米の上にのせる。ヘタを取ったトマト、焼いたさんまを並べて炊く。
「水加減は通常よりも少な目にします。トマトから出る水分と合わさって、ちょうど良い炊き具合になります」
④ さんまは取り出してほぐし、ご飯は混ぜて蒸らす
炊き上がったらさんまを取り出し、トマトをくずしながらご飯を混ぜて蒸らす。さんまは頭と骨を外して身をほぐし、ご飯に戻し入れ(飾り用にのせたい場合は、少しよけておく)ざっくりと混ぜ合わせる。
「口当たりをよくするために、腹側の小骨(写真の赤い丸部分)をしっかり取りましょう」
さんまとトマトのダブルのうまみを堪能!
器に盛ったら、好みでドライハーブミックス(バジル、オレガノ、タイム、イタリアンパセリなどでもOK)、粉チーズ、黒こしょうをふります。
「トマトはサイズによって水分量が変わるので、中玉より大きめを使うなら水を減らしてください。もし、やわらかめのリゾット風に炊けてしまっても、それはそれで美味しくなるところが、このレシピのいいところです」
トマトの甘みとさわやかな香りが、さんまのコクとぴったりマッチ。ご飯がうまみをたっぷりと含んだ美味しさは、新定番になりそうです。さんまを見かけたら、ぜひお試しください!
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商品の取扱いについて
記事で紹介している商品は、伊勢丹新宿店本館地下1階=フレッシュマーケット/東信水産にてお取扱いがございます。
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。
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