2019.08.28
1玉をおいしく食べる! レタスの人気レシピ5品。サラダ、スープ、あんかけ、豚肉…
シャキシャキした食感が気持ちよく、サラダになくてはならない野菜といえば、レタス。でも、レタスを1玉買ったものの、冷蔵庫の野菜室の中でいつのまにか傷んでしまっていた……なんてこと、ありませんか?
レタスは足が早く、放っておくと切り口が赤く変色したり、外側の葉が傷ついてドロドロになったりするので、できれば新鮮なうちに食べ切りたいものです。そんなレタスのおいしい食べ方を、テレビや雑誌で活躍中の料理家、尾田衣子さんに教えていただきます。
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【レシピ①】レタスの冷製ポタージュ。あっさりなのにクリーミー!
レタスをポタージュに。といっても、レタスだけでは味がぼんやりするので、じゃがいもと合わせてとろりとなめらかな冷製ポタージュにします。もちろん温かくしてもOK。温めていただく場合は、生クリームをひとさじ落とすと、ぐっとコクが出てさらにおいしくなります。
<材料>(2人分)
- レタス……1/4個
- 長ねぎ……1/2本
- じゃがいも……小1個
- バター……10g
- 水……300ml
- チキンコンソメ(顆粒)……小さじ1
- 牛乳……50ml
- サラミ……1枚
- オリーブオイル……小さじ2
- 塩、こしょう……各適量
<作り方>
- レタスは手でちぎり、長ねぎは小口切り、じゃがいもは皮をむいて薄切り、サラミは千切りにする。
- 鍋にバターを熱して長ねぎを炒め、しんなりしてきたら、水、チキンコンソメ、じゃがいもを加える。
- じゃがいもに火が入ったらレタスを加えて軽く加熱する。
- 3をミキサーに入れてかくはんし、牛乳を加えて塩、こしょうで味を調え、冷蔵庫で冷やす。
- 器に盛り、サラミを散らしてオリーブオイルを回しかける。
【レシピ②】レタスとモッツァレラのごま和えサラダ、エスニック風
シャキシャキのレタスを大胆にちぎって、モッツァレラチーズと合わせます。小海老を加えてナンプラーで味付けしたら、ちょっとエスニックなサラダの出来上がり。もっちりしたモッツァレラにレタスの食感が重なって、食べごたえもばっちり。これならいくらでも食べられそうです。
<材料>(2人分)
- レタス……1/4個
- モッツァレラ……100g
- 小えび(乾燥)……大さじ1
- ナンプラー……大さじ1 1/2
- 白すりごま……大さじ2
<作り方>
- レタスは手で粗くちぎり、モッツァレラは食べやすい大きさに手でさく。
- 1をボウルに入れて小海老を合わせ、ナンプラーとすりごまを加えてざっくりと混ぜあわせたら、器に盛る。
【レシピ③】中華風レタスの帆立あんかけ
手で割った冷たいレタスに温かい中華あんをかけたら、メインディッシュになりそうな一品に。ちょっぴり贅沢に、海老と帆立をごろっと入れます。とろみのあるあんがかかって、ほんの少ししんなりしたレタスがまた絶品。これはぜひ、定番にしたいメニューです。
<材料>(2人分)
- レタス……1/2個
- 蒸し帆立……4個
- にんじん……1/4本
- しいたけ……2個
- 海老……小6尾
- 玉ねぎ……1/2個
- A
オイスターソース、しょうゆ……各大さじ1
鶏がらスープの素、砂糖……各小さじ2
水……200ml - 水溶き片栗粉
片栗粉……大さじ1
水……大さじ2 - サラダ油……適量
<作り方>
- レタスは手で食べやすい大きさに割る。にんじんは短冊切り、しいたけと玉ねぎは薄切りにする。海老は殻をむく。
- フライパンにサラダ油を熱し、にんじん、しいたけ、海老、蒸し帆立、玉ねぎを炒める。
- Aの材料を混ぜ合わせて2に加え、沸騰させる。
- 水溶き片栗粉の材料を合わせ、3に加えてとろみをつける。
- 器にレタスを盛り、4をかける。
【レシピ④】レタスのしゃぶしゃぶ、わさび風味
さっと湯通ししたレタスは、適度に食感を残しながらやわらかく、香りが際立っておいしいのをご存知ですか? 豚と合わせて冷しゃぶ仕立てにすれば、レタスがたっぷり食べられます。わさび味のソースで和えて、サラダ感覚で召し上がれ!
<材料>(2人分)
- レタス……1/4個
- しゃぶしゃぶ用豚肉……180g
- 糸三つ葉……1/2パック
- わさび……小さじ2
- マヨネーズ……大さじ2
- しょうゆ……小さじ1
- 黒こしょう……適量
<作り方>
- レタスは食べやすい大きさに切る。糸三つ葉は2cm幅に切る。
- 鍋にたっぷりの湯を沸かし、レタスをさっと湯通してざるに上げる。豚肉も同様に湯に通し、火が入ったら取り出す。
- 2と糸三つ葉をボウルに合わせる。
- わさび、マヨネーズ、しょうゆを混ぜ合わせ、3と和えて器に盛り、黒こしょうをかける。
【レシピ⑤】レタスとあさりのフォー。あったか麺にのせてシャキシャキ食感!
アンチョビと和えたレタスのトッピングが、やさしい味のフォーに食感と塩味のアクセントを添えてくれます。最初は張りのある食感のレタスが、食べ進むうちにだんだんやわらかくなってフォーとなじみ、また別の味わいに。アンチョビ和えのレタスはそれだけで食べてもおいしいので、レタスが残った時にはおすすめです。
<材料>(2人分)
- レタス……1/4個
- アンチョビ……4フィレ
- あさり(砂抜きする)……80g
- A
しょうが(スライス)……4枚
にんにく(チューブに入ったもの、またはすり下ろす)……小さじ1
ナンプラー……大さじ1
水……600ml
鶏がらスープの素……大さじ1
レモン汁……大さじ1/2 - フォー……200g
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<作り方>
- レタスは食べやすい大きさに切り、粗みじん切りにしたアンチョビと合わせる。
- 鍋にあさりとAを入れて火にかけ、あさりの貝を開く。
- たっぷりの湯にフォーを入れて袋の表示通りに茹で、ざるに上げて水けを切る。
- 器に3を入れ、2を注ぐ。
- 1のレタスをのせる。
生で食べることが多いレタスですが、スープにしたりしゃぶしゃぶにしたり、いつもと違う食べ方をしたら、新しいおいしさに出合えるかもしれません。レタスを買ったら、ぜひ試してみてください。
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尾田衣子さん
料理家。料理教室「Assiette de Kinu(アシェット ド キヌ)」主宰。大学卒業後、会社員として働きながら、ル・コルドン・ブルーの料理ディプロムを取得。その後、イタリアで家庭料理を学び帰国、料理教室を開講。雑誌、テレビなどのメディアでも活躍する。著書に『柑橘料理の本』(オーバーラップ)、『薬味食堂』(朝日新聞出版)、『あまったパンで魔法のレシピ』(世界文化社)など。
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