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2017.08.31

絶品フライドポテトのレシピ4品。品種別じゃがいもで作り方を変えるのが正解!(男爵・とうや・きたあかり・メークイン)

レンチフライのイメージ

WEB FOODIEで大好評のフレンチフライのレシピ。これまでにも、シェフが教えるハーブ入りのレシピから、いろいろな具材と合わせるアレンジなどの作り方を紹介してきましたが、今回はじゃがいもの品種にまで注目!

でんぷんが多い品種はほっくりと、食感がしっかりした品種はカリカリになど、品種の特徴を生かした切り方、揚げ方をするだけで、フレンチフライはすごく美味しくなるんです!

フレンチフライというと拍子木切りが一般的ですが、今回はいろいろなバリエーションを紹介します。ぜひ、お試しあれ!

▼まだある、じゃがいものレシピもチェック!
【レシピまとめ】毎日でも食べ飽きないじゃがいもレシピ>>

フライドポテトの油キリにおすすめの角ザル・角パットはこちら>>

フレンチポテト(フレンチフライ)にするのはこの4品種のじゃがいも!

じゃがいものイメージ

①男爵いも

  • でんぷん質が多く、肉質は少し粉っぽい
  • 加熱すると、ホクホクした食感に!

②きたあかり

  • 男爵いもから交配された品種なので、男爵いもに負けず劣らずのホクホク感
  • さつまいものような、栗のような甘みがある

③とうや

  • 加熱するとホクホクというより、しっとりした食感
  • 黄色みを帯びた肉質で、ほのかに甘みがある

④メークイン

  • 加熱するとしっとり、ねっとりして、舌触りがいい
  • 芽が少なく、くぼみが浅いので皮がむきやすい

 

【レシピ①】「メークイン」はカリッカリの細切りフレンチフライに!

メークインのフレンチフライ

煮崩れしにくいので、煮物などによく使われるのがメークイン。でんぷん質が少ないので、揚げると水分が蒸発しやすく、カリッとした食感になります。今回はその食感を最大限楽しめる超細切りのフレンチフライに。イモの水分がなくなるくらい、カリッときつね色に揚げましょう。

<作り方&揚げ方ポイント>

メークインのフレンチフライ プロセス

じゃがいもは皮をむき、2~3㎜厚さの薄切りにしてから、せん切りにする。揚げ油を170度に熱して揚げる。時々、菜箸で持ち上げて、空気に触れさせながら揚げるとカリッカリになる。濃いめのきつね色になったら、とり出して余分な油をきる。

【レシピ②】 「とうや」の薄切りフレンチフライは、歯ごたえの奥に甘みが!

とうやの薄切りフレンチフライ

でんぷん質が少なく、水分が多めでみずみずしい「とうや」は、薄くスライスして揚げるとカリッカリッの食感に。イモ自体に甘みがあるのですが、揚げるとそれがうまみに変化。満足感のある上品な美味しさが味わえます。

<作り方&揚げ方ポイント>

とうやの薄切りフレンチフライ プロセス

じゃがいもは皮をむき、ペラッペラの薄切りにする(スライサーを使ってもよい)。揚げ油を170度に熱して揚げる。上手に揚げるコツは、じゃがいもが重ならないように、一枚ずつ油に投入すること。じゃがいもから泡が出なくなり、きつね色になるまで揚げ、とり出して余分な油をきる。

【レシピ③】「きたあかり」でホックホクの皮つきフレンチフライ

きたあかりのフレンチフライ

ホクホク感が特徴のきたあかりは、素材の味をしっかりと堪能できる大きめのくし形切りのフレンチフライに。厚みのある部分でホクホク感、鋭角の部分でカリカリ感を同時に楽しめます! 皮ごと揚げるとホクホク感が際立ち、きたあかり独特のやさしい甘みを強く感じます。

<作り方&揚げ方ポイント>

きたあかりのフレンチフライ プロセス

じゃがいもは皮つきのまま半分に切り、さらに4~6等分のくし形に切る。揚げ油を170度に熱して揚げる。途中、菜箸でときどきじゃがいもを返しながら、こんがりと明るいきつね色になるまで揚げ、とり出して余分な油をきる。

【レシピ④】「男爵いも」で作る、フワッと軽いトルネードポテトフライ

男爵いものポテトスナック

ホックホクの食感の男爵いもは、ポテトサラダやマッシュポテトで本領を発揮する品種。その特性を生かした、マッシュしてから揚げる、ポテトスナック風のフレンチフライをご紹介。男爵いもはあらかじめゆでてつぶして、チーズや卵を混ぜます。それを油にぐるぐる絞り出して揚げるだけ。食べた途端に口の中でフワッとほぐれる不思議な食感にびっくり!

<作り方&揚げ方ポイント>

男爵いものトルネードポテト プロセス

じゃがいも4個は皮をむき、4~6等分に切って、やわらかくゆでてつぶす。ボウルにじゃがいも、卵1個、粉チーズ小さじ2、片栗粉大さじ1、塩・こしょう各少々を入れてよく混ぜ、ビニール袋に入れる。揚げ油を170度に熱し、ビニール袋の隅を切り、油の中にじゃがいもをうずまき状に絞り出す。じゃがいもから泡が出なくなり、きつね色になったら、とり出して余分な油をきる。

▼まだある、じゃがいものレシピもチェック!
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フライドポテトの油キリにおすすめの角ザル・角パットはこちら>>

今回使ったじゃがいもはこちら!

じゃがいも イメージ

<丸井今井>せたな町<なな実>スタンダードセット(送料込) じゃがいも4品種(とうや、メークイン、男爵いも、きたあかり)を2㎏ずつで1セット5,400円(税込・送料込)※ただいま予約受付中。お届けは2017年9月中旬からの予定です。

今回使用したのは、北海道産じゃがいも4品種が詰め合わせになったセット。各品種2㎏ずつをセットにしているので、食べ比べしやすい。4品種とも、北海道の西海岸にあるせたな町で、農薬をできるだけ減らし、有機肥料を使って栽培されたもの。

取材協力/タカハシユキさん

取材協力/タカハシユキさん

フードコーディネーター。書籍、雑誌などのメディア、企業広告・商品開発などに携わる。旬の食材の細やかな美味しさを活かしたシンプルな調理、季節の体がよろこぶメニューに定評がある。

 

文: 白鳥紀久子

写真:南雲保夫
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。

商品の取扱いについて

記事で紹介している商品は、丸井今井オンラインストアにて、2017年8月21日(月)〜10月24日(火)午後5時まで、予約販売にてお取扱いいたしております。

※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。

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