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2017.06.27

プロ直伝「ジャンバラヤ」レシピ。ケイジャンスパイスと炊飯器で本格的な味が作れる!

ジャンバラヤのイメージ

さわやかなハーブや力強いスパイスの風味が効いた「ジャンバラヤ」。ファミレスでは定番の人気メニューですが、もともとはスペイン名物・魚介の炊き込みご飯「パエリア」が海を渡り、アメリカ南部で変化を遂げながら根づいたといわれるローカルフード。

手の込んだ味わいのため、お店でないと食べられないイメージですが、「ある食材」を使うことで、スパイシーで本格的なジャンバラヤが、家でもあっという間に作れてしまいます!

炊飯器で炊く「ジャンバラヤ」のコツは、市販のミートソースで手軽に深みを出す!

ジャンバラヤの味の決め手となる食材は、なんと市販のミートソース。

「ジャンバラヤ作りに必要な、玉ねぎなど香味野菜をじっくり炒め、ひき肉、トマトと一緒にしっかり煮込むという面倒なプロセスは、ミートソースで代用できます。あとはスパイシーな風味の素となる『ケイジャンスパイス』さえ用意すればOK!」

ジャンバラヤに使う材料のミートソース袋とミートソースの中身のスパイス、ブイヨン、米、鶏肉、ソーセージ

右上、<KISCO>ミートソースSR(240g) 366円。左下、<マスコット>オーネ チキンブイヨン(顆粒・6g×5本) 270円、<朝岡スパイス>ケイジャンスパイス(40g) 605円(すべて税込)

そう教えてくれたのは、伊勢丹新宿店キッチンステージの柬理(かんり)シェフ。食材も工程も少なく、しかも炊飯器で炊けるなんて最高です!

ミートソースで手軽に深みを出す「ジャンバラヤ」のレシピ

<材料>(2人分)

  • 米(洗って1時間ほど浸水させたもの)…1合
  • チキンスープ(顆粒のスープの素を濃いめに水で溶いたもの)…150ml
  • 鶏もも肉(小さめの一口大)…50g
  • ウインナーソーセージ(5㎜厚さのいちょう切り)…50g
  • ミートソース(市販品)…50g
  • ケイジャンスパイス(粉)※…5g
    ※赤唐辛子、にんにく、玉ねぎ、こしょう、オレガノ、タイムなどが入ったミックススパイス。ケイジャン料理と呼ばれる「ジャンバラヤ」「ガンボ」などに使われる。
  • ピーマン(細切り)…1/2個分
  • オリーブ油…小さじ1
  • 好みのトッピング(ズッキーニ、ヤングコーン、パプリカ、えび、あさり)…適量

<作り方>

1)鶏肉とソーセージを香ばしく焼く

鶏肉とソーセージを炒める様子

フライパンにオリーブ油を熱し、鶏肉とソーセージを入れる。鶏肉の表面に焼き色がつくまで強火で焼きつける。

「鶏肉はなるべく動かさないように。あとで米と一緒に炊くので、中まで火を通さなくてOKです」

2)炊飯器にミートソース、スパイス、1を入れて炊く

炊飯器の内釜にスパイスを加えて、混ぜ合わせる様子

炊飯器の内釜に水気をきった米を入れ、チキンスープ、ミートソース、ケイジャンスパイス、1の鶏肉とソーセージを油ごと加え、ざっと全体を混ぜ合わせる。味見をして薄かったらチキンスープ(顆粒)で味をととのえ、普通に炊く。

「鶏肉とソーセージから出た脂はうまみの素。ごはんと一緒に炊き込めばうまみが移り、脂がまわってパラッとした仕上がりに。また、ケイジャンスパイスを入れることで、ジャンバラヤならではのさわやかでスパイシーな香りが決まります」

3)ピーマンを加えて蒸らす

炊きあがったジャンバラヤにピーマンを加えた様子

炊き上がったらピーマンをのせ、10分ほど蒸らしてから混ぜ合わせる。

「ピーマンは余熱で熱を通せばOK。シャキッとした仕上がりになって美味しいです」

4)焼き野菜や蒸し焼きにした魚介を、好みでトッピングする 

トッピングの魚介をワイン蒸しにしている様子

フライパンにオリーブ油適量(分量外)を熱し、輪切りのズッキーニ、ヤングコーン、細切りのパプリカを中火で焼き目をつけて取り出す。

同じフライパンに、殻ごと背開きにしたえびの殻を下にして入れ、塩(分量外)をふって焼く。途中であさりを加え、白ワイン大さじ1(分量外)を注いでふたをし、あさりの口が開いたらケイジャンスパイス(分量外)をふって火を止める。

「具材を炒めるときに、にんにくのみじん切りを加えてもOK。トッピングには、いかやムール貝なども合います」

いろんな食材のうまみが一皿に詰まってる!

ジャンバラヤできあがり

器にジャンバラヤを盛って野菜と魚介を飾り、お好みでくし形に切ったレモンを添えれば、ごちそうの一皿に!

鼻をくすぐるハーブとスパイスの香り、炒めた香味野菜の甘みや肉のうまみ、トマトのまろやかな酸味。それらがごはん一粒一粒に浸透して、渾然一体の美味しさです。お店で食べるような豪華な味わいは「ミートソース」から引き出されているなんて、いわれても気がつきません。

これからはジャンバラヤ用にミートソースを買うことになりそうです!

伊勢丹新宿店<キッチンステージ>では、有名シェフ監修のメニューが月替りで楽しめます!

キッチンステージ

伊勢丹新宿店 本館地下1階にある<キッチンステージ>は、有名シェフが監修したメニューを味わえるレストラン。メニューは4〜5週間ごとに変わり、フレンチに和食、中華まで、名店の味をカジュアルに楽しめます。ご家庭で提供メニューの味を再現できるようにレシピも差し上げていますので、ぜひ立ち寄ってみてください。

<キッチンステージ>の詳細はこちら>>

shinjukuisetan_kitchenstage

文: 香取里枝

写真:矢野宗利
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。

バイヤー・スタイリスト / 柬理美宏
4~5週間ごとにさまざまなジャンルの人気料理人や料理研究家たちの創作メニューを提供している、伊勢丹新宿店本館地下1階「キッチンステージ」の料理長。「オープンキッチンスタイルを生かし、お客さまに五感で料理を楽しんでいただけるように心がけています」
柬理シェフのレシピ一覧はこちら>>

イベントのご案内/商品の取扱いについて

【イベントのご案内】 
今回、ご紹介した柬理シェフのジャンバラヤを、期間限定で伊勢丹新宿店にてご提供いたします。
開催期間:2017年6月28日(水)~8月21日(月)
開催場所:伊勢丹新宿店本館地下1階=シェフズセレクション/キッチンステージ
お問合せ先:03-3352-1111(大代表)

【商品の取扱いについて】
記事で紹介している一部の商品は、伊勢丹新宿店本館地下1階=シェフズセレクションにてお取扱いがございます。

※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。

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