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2017.07.07

人気サラダブランド<RF1>が教える、華やかフルーツサラダのレシピ

イチジクとブルーベリーのフルーツサラダ

デパ地下でひときわ華やかなお惣菜と言えば、フルーツサラダ。ホームパーティに出せば評判になること間違いなしのおしゃれなメニューですが、自宅でチャレンジするのは少し難しそう……。でも、ちょっとしたコツを守れば、簡単にフルーツサラダを作ることができるのです。

今回は伊勢丹新宿店で大人気のサラダブランド<RF1>の浅井牧子さんにフルーツサラダのレシピと味をまとめるコツを教えてもらいました。

これだけで味がまとまる! フルーツサラダの3つのコツ

  1. フルーツの甘み、酸味に合わせた味付けに
  2. フルーツは野菜となじむサイズにカット
  3. ドレッシングはバルサミコ酢+フルーツ果汁

「フルーツサラダのコツは野菜とフルーツの一体感を出すこと。メインとなるフルーツを決め、そこから組み合わせを考えていきます。甘みのあるフルーツなら野菜やドレッシングを甘くすることで、柑橘類やベリーなど酸味のあるフルーツなら酸味の味付けを意識することで一体感が生まれます」

味の一体感を出すためにおすすめなのが、フルーツと相性のいい「バルサミコ酢」を使ったドレッシング。このドレッシングをベースにサラダごとに味付けを工夫していきましょう。

ベースドレッシングの材料 

  • バルサミコ酢…大さじ2
  • レモン果汁…大さじ2
  • ハチミツ…大さじ2/3
  • 塩…小さじ1(好みで調節)
  • 粗挽きコショウ…適量
  • オリーブオイル…大さじ1

マンゴーをドレッシングにもプラス!「マンゴーとイチゴのサラダ」

マンゴーとイチゴのフルーツサラダ

材料(約4人前)

  • マンゴー(薄くスライス)…3/4個分
  • 葉野菜ミックス(ベビーリーフを中心にサニーレタスやトレビスを混ぜたもの)…60g
  • きつね色に炒めたオニオンスライス…1/2個分
  • イチゴ(くし切り)…2個分
    【ドレッシング】
  • ベースドレッシング+マンゴーペースト1/4個分

まずは夏にぴったりのマンゴーを使った華やかなサラダです。

「ポイントはマンゴーのしっかりした甘みを生かすため、タマネギを炒めて『甘み』を加えていること。これによってサラダ全体に一体感が生まれます」

さらにマンゴーは1個の3/4をカットし、残り1/4はペースト(粗くつぶす)にしてベースドレッシングに追加。マンゴードレッシングが野菜とマンゴーをつなぐ役割を果たすそうです。

「口に入れた瞬間マンゴーの甘みがしっかり伝わり、野菜のほどよい歯ごたえと絶妙にマッチします。マンゴーの風味をしっかり楽しめるので、パーティのメイン料理としても使えますよ」

薄くスライスしたメロンが主役! 「メロンとフレッシュオニオンのサラダ」

ハネジューメロンとフレッシュオニオンのフルーツサラダ

材料(約4人前)

  • ハネジューメロン(薄くスライス)…1/4個分
  • 葉野菜ミックス…60g
  • オニオンスライス…1/2個分
  • オレンジ(半月切り)…1/2個分
    【ドレッシング】
  • ベースドレッシング+メロンの果汁(種とワタを取るときにとれる分)

続いて「酸味のあるフルーツ」で浅井さんが選んだのは「ハネジューメロン」。

「メロンというと高級なイメージですが、ハネジューメロンは比較的安価。甘さ控えめで心地よい酸味を感じるフルーツです。ポイントはタマネギを生のままスライスすることで『酸味』と『フレッシュ感』を加えていることです」

ドレッシングにはハネジューメロンの種とワタを取り除くときにとれる果汁をプラス。さらに柑橘類のオレンジを飾りました。甘みではなく「酸味」で一体感を出しています。

「バルサミコ酢の風味と野菜のシャキシャキ感があり、その奥からメロンのジューシーでさわやかな甘みがじわ〜っと広がります」

メロンの量を増やせばもっと豪華な印象に。こちらも思わず写真を撮りたくなるひと皿です。

同じコツでまだまだ作れる、フルーツサラダのアイディア

ご紹介した2つのレシピでわかるように、3つのポイントさえ守ればバリエーションはいろいろ。さらに3つフルーツサラダのアイディアをご紹介します。

皮ごと食べられる! イチジクの甘みと苦味のサラダ

イチジクのフルーツサラダ

<RF1>でも人気の高い「イチジク」を使ったサラダ。材料はイチジクとタマネギ、葉野菜、彩りにブルーベリーです。マンゴーのフルーツサラダと同様に炒めタマネギを使い、ベースドレッシングにはイチジク1/2をペーストにして追加しました。

「皮を向いて食べることの多いイチジクですが、サラダにするときは皮ごとカット。皮にあるかすかな苦味が野菜の青々しい風味を一層引き立ててくれます。またイチジクはお肉との相性がいいので、メイン料理の付け合せとしてもおすすめです」

薄皮の食感がアクセント! 河内晩柑(かわちばんかん)のフレッシュサラダ

河内晩柑のフルーツサラダ

フルーツサラダの定番といえば「柑橘類」。なかでも酸味と苦味、甘みのバランスに優れた河内晩柑(ハーブ柑)をセレクト。たまねぎは生スライスを使い、ドレッシングには1/4分の果実を搾って追加。好みの葉野菜に加え、彩りに同じく酸味のあるキウイをトッピングしました。

「河内晩柑を単体で食べるときは薄皮をむくのが一般的ですが、サラダの場合はあえて薄皮を残すことで食感のアクセントを加えています」

お店でも大人気! 贅沢魚介とシトラスのサラダ

RF1の魚介マリネとアボカドのシトラスサラダプレート

<RF1>魚介マリネとアボカドのシトラスサラダプレート(1パック)1,296円(税込)

最後にもう1品、<RF1>で実際に販売されているアイテムをご紹介。グリルしたエビやホタテにシトラスのスライス、オレンジ、アボカド、葉野菜などを合わせたもの。

「柑橘系のフルーツはエビや貝といった魚介類と相性が抜群。<RF1>でも大人気のメニューなんですよ」

「フルーツサラダ」の組み合わせはアイディア次第。旬のフルーツを使って、おしゃれで華やかなフルーツサラダに挑戦してみましょう!

※写真はすべて3〜4人前のイメージです。

文: 大久保敬太

※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。

バイヤー・スタイリスト / 浅井牧子
<RF1>ブランドの商品開発者で、サラダ、主食、フライをメインに担当。年間約150品以上の商品を開発する。「野菜が持つポテンシャルを引き出してどんなサラダにするか考えることが楽しい」と日々奮闘中。

商品の取扱いについて

記事で紹介している一部商品は、伊勢丹新宿店本館地下1階=旨の膳/RF1にてお取扱いがございます。

※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。

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