2016.12.15
【人気】フライパンで簡単、鶏もも肉のローストチキンのグリルレシピ。りんごの酵素で驚きのやわらかさ!
ちょっとした下味の工夫で、どんな肉でもとってもやわらかく焼き上がる「魔法のようなレシピ」があるんです!
その「魔法のレシピ」でぜひ試してほしい肉は、骨付き鶏もも肉、厚切りポーク、ラムチョップ。ボリューム感のある肉は食卓がわっと盛り上がるので、クリスマスなどみんなが集まるパーティーにもおすすめのレシピなのです。「分厚い肉はフライパンで上手に焼くのが難しい」と悩んでいる人もお見逃しなく!
▼関連記事もチェック!
【まとめ】年末年始におすすめのパーティーレシピ。テーブルコーデのアイディアも
レシピの秘密は「りんご」。酵素が肉をやわらか~に!
「分厚い肉がパサつかずやわらかになる、その秘密は、生のりんごが入ったマリネ液に漬けること」と教えてくれたのは、料理研究家のタカハシユキさん。
「りんごに含まれる酵素(タンパク質分解酵素)には、肉のタンパク質を分解してやわらかくする性質があるんです。しかも、りんごはすりおろさず、スライスでOK」
さっそく、骨付き鶏もも肉で作ってもらいました。オーブンがなくても、フライパンで皮はパリパリ、肉はジューシーに焼く方法も必見です。
「りんごマリネの鶏もも肉ソテー」のレシピ
材料(2人分)
- 鶏もも肉(骨付き)…2本
- 塩…小さじ1
- <りんごマリネ液>
・りんご(5㎜幅のいちょう切り)…1/4個分
・にんにく(半分に切る)…1片分
・あればローリエ…1枚
・オリーブ油…大さじ2
作り方
① 鶏肉をりんごのマリネ液で1日漬ける
鶏肉は骨に沿って切り込みを2本入れ(写真左)、塩をまぶして5分おきます。余分な水分をふき、<りんごマリネ液>の材料とともに密閉袋に入れて(写真右)、1日以上冷蔵庫へ(3日ほどおいてもいい)。
「骨つき肉は骨まわりに火が通りにくいので、切り込みを入れてください。肉はりんごでやわらかくなり、オリーブ油でしっとり感がアップします」
② 皮目をじっくり焼き、上下を返してさっと焼く
①の鶏肉は室温に戻しておきます。フライパンを弱火で熱し、鶏肉のマリネ液を軽くきって皮目を下にして、にんにく、りんごとともに並べて入れます。鶏肉の皮がこんがりときつね色になるまで、じっくりと焼いてください。上下を返しふたをして、家庭によって火力の違いがありますが、中火で2~3分を目安に肉に火が通るまで焼きます。
「鶏肉は両面を同じだけ焼くと思いがちですが、皮目の面をパリパリに焼いてほぼ火を通したら、反対側はさっと焼けばOK」
思わず唸る! 皮はパリッ、肉はしっとりやわらか~
マリネしただけなのに、唇にふれた肉の感触があきらかに違います! ほのかに感じる、フルーティーなりんごの風味と甘さに色気さえ感じてしまう……。
「もちろんオーブンや魚焼きグリルで焼いても美味しいですよ」
これは、みんなに拍手がもらえる「ほめられレシピ」になりそうです!
豚肉やラム肉もやわらかく美味しくなる!
とんかつ用の豚肉でローストする
厚切りの豚肉のなかでもおすすめなのが、赤身がパサつきがちな「とんかつ用肉」。表面を香ばしく焼いても、キメ細かい肉のやわらかさが感じられます。さわやかなバジルやセージなどのハーブをプラスすれば、肉の甘さが引き立つ!
骨付きのラム肉でローストする
ラム肉なら、骨付き肉(チョップ)でぜひ試して。噛みごたえのある分厚い肉もやわらかジューシーに。クミン、カルダモン、粒こしょうなどのスパイスをプラスすれば、ラム肉特有のクセも、エキゾチックな美味しさに変わります。
取材協力/タカハシユキさん
フードコーディネーター。書籍、雑誌などのメディア、企業広告・商品開発などに携わる。旬の食材の細やかな美味しさを活かしたシンプルな調理、季節の体がよろこぶメニューに定評がある。
▼関連記事もチェック!
【まとめ】年末年始におすすめのパーティーレシピ。テーブルコーデのアイディアも
商品の取扱いについて
記事で紹介している商品は、伊勢丹新宿店本館地下1階=フレッシュマーケット/I’S MEAT SELECTION、伊藤和四五郎商店 鶏三和にてお取扱いがございます。
確かな目で選び抜いた厳選素材を食卓へ。伊勢丹オンラインストアではI’S MEAT SELECTIONの一部商品をお取扱いしております。
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。
Ranking
人気記事ランキング