フライパンで焼かれているステーキ

「肉を常温に戻す」「フライパンに入れたら強火で○秒」など、上手に焼くにはさまざまな「コツ」が必要とされているステーキ。でも、細かい決まりを気にすると調理中に慌ててしまいがち。結果、せっかくいいお肉を奮発しても、残念なステーキに仕上がってしまうことが……。

「目の前の素材と向き合おうとせず、常識にとらわれて『ステーキとはこういうものだ』という思い込みで作ろうとするから失敗してしまうんです」

そう語るのは、伊勢丹新宿店I’S MEAT SELECTIONの岩田晴美シェフ。肉のプロである岩田シェフ自身、少しでも美味しいステーキにアップデートできるよう、日々試行錯誤し続けているのだとか。

そんなシェフがたどり着いた、慌てることなく美味しく仕上がるステーキの焼き方の新常識を教えてもらいました。

2017伊勢丹のお歳暮

【新常識1】肉は常温に戻さない。あらかじめ塩・コショウしない

冷蔵庫から出したばかりの肉

一般的には肉を冷蔵庫から出し、常温に戻してから焼きはじめる……とされていますが、今回ご紹介する焼き方では冷蔵庫から出してそのまま焼いてしまっても問題ないと岩田シェフ。

「今回は熱したフライパンで一気に焼き上げるわけではないので、中が冷たくても熱を通すうちにきれいなピンク色に仕上がります。冷蔵庫から出したらそのまま焼いてしまってOKです」

また、あらかじめ肉に塩・コショウをふるのは常識と思っていましたが……。

「塩を最初にふりかけると浸透圧で肉汁が出てしまいます。食べた時に舌に塩気を感じるための味付け、ということを考えても塩は最後にふるのが合理的ですよね。また素材がよければ、臭みを消すための香辛料は不要です」

【新常識2】冷たいフライパンにマリネした肉を投入

冷たいフライパンに肉を入れたところ

マリネした肉

ステーキを焼く際の油は牛脂が推奨されることが多いですが、今回はオリーブオイルを使います。しかもフライパンに入れる前に肉全体をマリネしてしまうというのだから驚きです。

「オリーブオイルは肉の中に浸透せず、表面をコーティングしたままとどまる油。肉にまんべんなくまぶして焼くことで、ふっくらとした仕上がりになるんです」

そして、その肉をなんと冷たいままのフライパンへ!

「冷たいままの状態からじっくり火を入れていくので、慌てる必要がありません。すべてセッティングしてから火をつける工程に入るので、落ち着いて焼くことができますよね」

【新常識3】音と色を確認しながら焼く

フライパンで焼かれている肉

フライパンに肉を入れたら、強火で焼きはじめます。焦らず、ジュワジュワと焼ける音を聞きながら、フライパンの底面の色の変化を見逃さないよう目を凝らしましょう。

「何℃で何分、ではなく、美味しそうな焼き色に仕上げるのがゴールです。フライパンから肉を離さず、トングなどで押して回転させながら油を肉の下までゆきわたらせます。途中、余計な油をキッチンペーパーで吸い取るのも忘れずに。フライパンの表面に満点の星のようにぽつぽつとキツネ色のメーラード反応が現れたら、肉の焼き面も同じ色になっているという目安。ここで肉を返しましょう。片面だけ焼き色をしっかり付けたら、裏面は軽く焼き色を付ける程度でできあがりです」

【新常識4】味付けは、まずは塩のみで

ステーキに塩をふりかけているところ

焼いた肉をいったん寝かせるという過程も、「付け合わせなど食卓まわりを準備していると自然と時間が経ってしまうため」不要だそう。そしていよいよ食卓へ。味付けは、まずはシンプルな塩のみで楽しんでみてください。

小笠原フルーツガーデンの小笠原 島塩

<小笠原フルーツガーデン>小笠原「島塩」60g  292円

「質のいい和牛肉は、濃厚なソースよりも、シンプルに塩のみで肉そのものの味わいを楽しんでほしいです。塩は、ミネラル分が多いものがおすすめ。食べる直前に表面にふりかけ、塩の粒子が残っているうちに召しあがってください」

味に変化をつけたくなったら、とろける脂と相性抜群のわさび醤油もおすすめです。

常識にとらわれず、素材と向き合うこと

焼き上がったステーキの断面

見てください、このピンクに輝く肉の焼き色。フライパンに入れて何秒、ひっくり返して何秒……と、数字に追われずとも目の前の肉の状態と対峙するだけで、こんなに美味しそうなステーキに仕上がるんです。

「レストランとご家庭での違いはもちろん、ご家庭ごとにも調理環境はまったく異なりますよね。ですので、何℃で何分という数字を気にするのは無意味なんです。音と色、匂いなど五感を使って美味しそうに仕上げることを目指してください」

ステーキのコツは、ずばり肉そのものの状態をしっかり観察すること。プロのシェフがたどり着いた究極にシンプルなステーキの焼き方を、ぜひ真似してみてください。

文: 斉藤彰子

写真:masaco
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。

  • スタイリスト/岩田晴美

    アラブ首長国連邦 日本大使公邸付料理長をはじめ、六本木 イル・ド・フランスなど名だたる名店のシェフを歴任。その後、「お客さまが目で見て、確かな情報でいい食材を選んでいただけるようにアテンドしたい」という想いから、世界中から優れた食材が集まる伊勢丹 新宿店内「I’S MEAT SELECTION」専属シェフに。料理人ならではの目線で、世界の料理に最適な肉をプレゼンテーションし続けている。

商品の取扱いについて

記事で紹介している商品は、伊勢丹新宿店本館地下1階=フレッシュマーケット/I’S MEAT SELECTIONにてお取扱いがございます。 

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野菜って甘い! と感動する濃厚キャロットケーキ

ローズベーカリーのキャロットケーキ
ローズベーカリーのキャロットケーキ

<ローズベーカリー>キャロットケーキ 581円(税込)

伊勢丹新宿店の<ローズベーカリー>はファッションフロアにある穴場カフェ。ここで食べるならキャロットケーキと決めています。スポンジに練りこまれた刻みにんじんは野菜とは思えない甘さ!
クルミ、シナモンの風味もしっかりしていて、バニラビーンズたっぷりのクリームチーズと相性抜群。買って帰って食べるならぜひ常温で。クリームがいい具合にやわらかくなって濃厚さが増します。

文: FOODIE編集部

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商品の取扱いについて

記事で紹介している商品は、伊勢丹新宿店本館3階=ローズベーカリーにてお取扱いがございます。

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ほのかな甘さがいい。鈴懸の「栗きんとん」

鈴懸の栗きんとん
鈴懸の栗きんとん

<鈴懸>「栗きんとん」(1個)389円(税込)

口に入れた途端に広がる濃厚な栗の香り、ほのかな甘さは「栗そのもの」。<鈴懸>の「栗きんとん」の特徴は、まさにその「素材感」。材料は、加熱調理しても香りが濃く残るという兵庫県三田産の栗と、控えめに加えた砂糖。風味が濃厚なので、ワインやブランデーにもよく合います。グラス片手に味わってみては。

文: 山本千尋

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商品の取扱いについて

記事で紹介している商品は、伊勢丹新宿店本館地下1階=甘の味(和菓子)/鈴懸にてお取扱いがございます。

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リスの瞳にロックオン♡愛らしいくるみのクッキー

くるみのクッキー大箱「キラリ(ありがとうございました)」
くるみのクッキー大箱「キラリ(ありがとうございました)」

くるみのクッキー大箱「キラリ(ありがとうございました)」(1箱/12粒)1,296円(税込)

※写真2枚目:チョコくるみクッキー小箱「こうもり(ハロウィン)」(1箱/6粒)648円(税込)、2017年10月31日(火)まで販売。

この箱を贈られた瞬間、リスの瞳に心を奪われてしまいました……!こんなに愛らしい贈り物は初めて。「ありがとう」のメッセージには思わずほろり。箱を開けて見ると、真っ白い粉糖に包まれた丸いクッキーがお目見え。くるみがたっぷり入っていてさっくりとした心地良い食感に、また嬉しさが。今なら、期間限定のハロウィンパッケージも登場しているということで、今度は自分で買いにいこう、と心に決めました!

文: FOODIE編集部

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記事で紹介している一部の商品は、伊勢丹新宿店本館地下1階=甘の味/西光亭にてお取扱いがございます。また、<西光亭>の一部商品は伊勢丹オンラインストアでもお取扱いがございます。

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我が目を疑うインパクト!小布施堂の栗かのこケーキ

小布施堂の栗かのこケーキ ライオン
小布施堂の栗かのこケーキ ライオン

<小布施堂>栗かのこケーキ ライオン 1,296円(税込)

販売期間:2017年10月4日(水)〜2017年10月31日(火) ※写真のライオン像は2本使用しています。

これは……スフィンクス? いえ、正解はライオン。それも、日本橋三越本店の入口に鎮座している、あのライオンなんです! 一度目にしたら、忘れられなくなりそうな外箱を期間限定で採用したのは、栗好きなら知らない人はいない<小布施堂>。箱を開けると<小布施堂>を代表するお菓子「栗鹿ノ子」を丸ごと入れたパウンドケーキがお目見えします。三越オリジナルで、しかもインパクト大。話題性抜群の手土産をお探しの方は買いですよ!

文: FOODIE編集部

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商品の取扱いについて

記事で紹介している商品は、日本橋三越本店本館地下1階=小布施堂にてお取扱いがございます。

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全栗好きが泣いた「朱雀モンブラン」!

小布施堂Shinjukuの朱雀モンブラン
小布施堂Shinjukuの朱雀モンブラン

<小布施堂Shinjuku>朱雀モンブラン(1個) 1,620円(税込)

※販売期間:2017年10月4日(水)~2018年3月ごろまで

「栗の化身」の異名を持つ究極の栗菓子<小布施堂>の「栗の点心 朱雀」をご存知ですか? 長野県の小布施堂本店のみでしか食せない幻の逸品ですが、そのエッセンスを踏襲し、「持ち帰れる『朱雀』」として作られたのが、この「朱雀モンブラン」です。たっぷり絞られているのは、マロンクリームではなく、栗あん。モンブランでもあり、和菓子でもある……その無二の味わいは、ぜひ食べて確認を!

文: 斉藤彰子

※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。
※数に限りがございますので、品切れの際はご容赦ください。

商品の取扱いについて

記事で紹介している商品は、2017年10月4日(水)〜2018年3月ごろまで伊勢丹新宿店本館地下1階=小布施堂 Shinjyukuにてお取扱いがございます。 

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