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2015.11.11

レシピ

トレンドは浅煎りフルーティ! 『TRUNK COFFEE』が教える北欧流コーヒーの淹れ方

コーヒーから始まる新しいライフスタイルを提案するロースターカフェ『TRUNK COFFEE』では、コーヒー先進国・デンマークで修行したバリスタが、浅煎りでフルーティなおいしい1杯を提供してくれます。

そんな極上の北欧流コーヒーを、自分の家で飲んでみたいと思いませんか?

 

北欧諸国でコーヒーが愛される理由とは

抽出された北欧流コーヒー

「北欧諸国のひとりあたりのコーヒー消費量は日本の3~5倍。日本のお茶のような感覚でたくさん飲むため、味が濃くて苦いものよりも、浅煎りですっきりとしたフルーティなものが好まれます」と教えてくれたのは、コーヒーの先進国・デンマークで修行された『TRUNK COFFEE』代表の鈴木康夫さん。コーヒーの豆は、浅煎りにすることでそれぞれの豆の個性が際立ち、さわやかな香りや酸味など、フレッシュな味わいが楽しめるのだそう。

「エチオピアなどアフリカの国々で採れる豆は、桃やプラムなどの甘みを感じるフルーティなものが多い。一方、ブラジルなど南米の豆は、カカオやナッツなどの風味が特徴的です。また、同じりんごでも青森産と長野産では味が違うように、ブラジル産の豆も、栽培された地域が変われば味わいが異なります」

北欧諸国の人々には、こんな風にコーヒーも豆の産地や農園、品種などそれぞれの個性を楽しむ文化が根付いているようです。コーヒーもワインのようにテロワール(土地の味)の違いを楽しむことが重要なんですね。そんな、コーヒーの最新トレンド「北欧流コーヒー」の淹れ方を、鈴木さんにレクチャーしていただきました。

 

分量が重要! 「北欧流コーヒー」の淹れ方

①15g分の豆を挽く

コーヒー豆の分量を量る

「目安はマグカップ1杯分を200ccとすると、15gのコーヒー豆で北欧流コーヒーのベストの濃度になります。豆の量は多すぎても少なすぎてもダメ。面倒がらずにきちんと計りましょう」

 

②ドリッパーにペーパーフィルターをセットし、お湯をまんべんなくかける

ドリッパーにお湯を注ぐ

「お湯をかけることでペーパーの臭いを取ると同時に、ドリッパーとサーバーを温めます」

③フィルターに豆を入れ、表面を平にならす

フィルターに入れた豆は平にする

「表面を平にしないと、お湯をかけたときに味の濃い部分と薄い部分ができます。そうなると一番おいしいところだけを抽出することができません」

④お湯を40ml注いで30秒間蒸らす

フィルターに入っている豆にお湯を注ぐ

「お湯の温度は88~90℃が目安。『注ぐ』というよりも豆の上に優しくお湯を『乗せる』というイメージなので、高いところから注ぐのは厳禁。蒸らす時間もしっかり計りましょう」

⑤30秒間経ったら3回に分けてお湯を注ぐ

3回に分けてお湯を注いで淹れた北欧流コーヒー

「お湯は全量で約210ml。すべて注いだらフィルターから落ちきるまで抽出。これで理想の1杯になります」

難しい工程はひとつもありません。これが「TRUNK COFFEE」が教える北欧流コーヒーの淹れ方です。

重視すべきは「豆選び」と「湯量」

北欧流コーヒーの淹れ方をレクチャーするTRUNK COFFEE代表の鈴木康夫さん

「1杯のコーヒーのなかに、抽出した成分が1.20~1.40%溶け込んでいる濃度がベスト」そう語る鈴木さんは、スケール、ストップウォッチ、温度計、さらに濃度計を活用してコーヒーを淹れています。

おいしいコーヒーを淹れるには、それほどのキメ細やかさが必要なんですね。

「でも、それはお店で出すコーヒーの話。ご家庭でコーヒーを淹れる場合は濃度計も温度計も必要ありません。コーヒー豆とお湯の量にだけ気をつけてください」と鈴木さん。確かに、それなら家でも実践できそうですね。

「どんな器具で淹れる場合も、大切なのは豆の選び方。単に産地が書かれているのではなく、どこの国のどんな地域、何という農園で育てられたのか、そして豆の品種やどんなプロセスを経て生成されたのか……など、より情報量の多い豆を選んでください」

情報量が多いということは、それだけ作り手が情熱を持ってコーヒーと関わっているということなんだとか。

コーヒー豆は飲む直前に挽く

「これだ! というものに出合ったら、必ず豆の状態で購入し、淹れる直前に挽いてください。豆は生鮮食品でもあるため、まとめ買いせずに少量ずつ購入するのも大切なポイントです。『たかがコーヒー、されどコーヒー』。豆の選び方や、淹れ方を工夫するだけで、今までよりもおいしいコーヒーが淹れられますよ」

あなたも北欧流の淹れ方で、色々な豆の味わいの違いを飲み比べてみませんか?

文: 河西みのり

写真:八田政玄、Thinkstock/Gettyimages(2枚目)
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。

催物のご案内

トランクコーヒー×北欧流コーヒー
開催期間:2015年11月11日(水)~2015年11月17日(火)
伊勢丹新宿店本館5階=キッチンダイニングデコール/ワイン用品・コーヒー用品にて、北欧スタイルのコーヒーを提案する名古屋の<TRUNK COFFEE>が期間限定出店。豆やグッズ販売のほか、コーヒー先進国デンマークで活躍した鈴木康夫氏をはじめとするバリスタがお客さまの目の前でコーヒーをお淹れいたします。
※都合によりバリスタが不在の場合がございます。予めご了承ください。

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