2016.09.07
不揃いだから美味しい、本物の梅干し「龍神梅」。三越伊勢丹の<THE FOOD>試食会
食を知り尽くした三越伊勢丹グループの敏腕バイヤーたちが全国各地で発掘した「本当に使い続けたい」食品を提案する新ブランド<ISETAN MITSUKOSHI THE FOOD>が誕生しました。それを記念して、料理研究家や有名ブロガーなど美食家の皆さまに集まっていただき、試食会を開催!
三越伊勢丹の自信の一品を楽しむ美食の会、スタートです。
<THE FOOD 美食の会メンバー>
(写真左から)松前博恵さん(ジェネリーノ代表)/izuminさん(ブロガー)/木村伸子さん(料理研究家)/瀬川あずささん(食レコ代表、ワイン研究家)/道明寺さくらさん(美食コンシェルジュ)
※詳細プロフィールは記事末尾に記載
試食するアイテム:龍神梅
バイヤーが和歌山県の龍神村で見つけたというこちら。農薬や化学肥料を使わず、昔ながらの製法で手間と時間をかけて作る「普通」の梅干しです。実のサイズや形はバラバラ。なかには黒い斑点が見えるものもありますが、それは農薬を使わずに育ったからこそ。つまり美味しい梅の証と言えます。「龍神梅 梅干し」をはじめ、破れた梅をペースト状にした「絹梅 チューブ入」と、梅を漬けたときにでるエキスを集めた「白梅酢」も商品化されました。
松前さん:私はもともと梅干しが大好きなんです! だから今日はすごく楽しみでした。
道明寺さん:梅干しって大入りパックが多いのですが、それだと大きいし重いんですよね。家の冷蔵庫をずっと占領するし、だからこのサイズはちょうどいいかも。
木村先生:この梅干しは添加物を使っていない「昔ながらの梅干し」。だから冷蔵庫に入れなくても長期保存できるんですよ。さっそくいただいてみましょう。
まずはひと口、本物のすっぱさに驚き!
松前さん:(!!)すっぱい! 普段はスーパーで売っているハチミツ漬けの梅ばかり食べているので、すっぱさを強く感じますね。本物はこんなにしっかりしてるんだ。
瀬川さん:確かに酸は強いですね。でも、さまざまな味付けが多い最近の梅干しのなかで、これはとてもニュートラルな味だと思いますよ。いろんな食材との相性もよさそう。
道明寺さん:果肉が滑らかというか、すっぱいのにフレッシュさもありますね。贈答用の梅干しは見た目の美しさが重視されますが、自宅で毎日食べるものにそれは不要。農薬不使用で安心して食べられるものの方が、日々の食卓を上質にしてくれると思いますね。
すっきり爽やかな「梅ご飯」は暑い日にもぴったり
梅干しといえば、やっぱりご飯。木村先生が混ぜご飯を作ってくれました。
道明寺さん:爽やかでさっぱりした梅の味が夏にぴったり。食欲をそそりますねー。
izuminさん:うん、おいしい〜。温かくてもいいけど、冷めても食べやすそう。
木村先生:冬だとおかゆに入れてもいいでしょう? 梅干しやちりめんじゃこを使う分、余計な味付けは不要。塩分はいい梅干しで摂りたいですよね。梅パワーで「持ち」がよくなるので、お弁当にもおすすめです。
シンプルな「冷奴」「茶碗蒸し」が一手間で大変身!
次は「龍神 絹梅 チューブ入」を使った2品。冷奴と茶碗蒸しというシンプルなメニューです。
木村先生:まずは冷奴。これは本当に梅ダレをのせただけの簡単レシピです。
izuminさん:すごくさわやか。すっきりしていて美味しいです!
瀬川さん:実は私、チューブ入りの梅を愛用しているんです。和風パスタに入れたり、料理のアレンジに活用しています。だからこの商品は「使える!」って注目しています。
松前さん:確かに、ドレッシングに加えてもおもしろいかもしれませんね!
木村先生:今回はのせただけですが、お客さまにお出しする場合は、豆腐を少しくり抜いて、そこに梅ダレを張るようにすると立派なおもてなし料理になりますよ。
瀬川さん:先生、私はこの茶碗蒸しが好きです! ただの茶碗蒸しに梅をのせるだけでこんなに美味しい一品になるなんて驚きです。
木村先生:この茶碗蒸しも具無しのとてもシンプルなメニューですよ。味は薄くしてあるので、梅を和えながら召し上がってください。
izuminさん:私、茶碗蒸しは「冬の料理」と思っていたのですが、冷やしなら暑い時季でもありですね。ガラスの器と梅の色が涼しげですし。
道明寺さん:梅がいいアクセントになっていて、最後まで飽きずに食べ進められるのもいいですね。
リピート決定! お気に入りの食べ方は?
izuminさん:どれも捨てがたいけど……やっぱり冷奴かな。梅肉をお醤油で溶くことも勉強になりましたし、これなら疲れてるときでもすぐにできるかなって。
瀬川さん:私は茶碗蒸しですね。梅も茶碗蒸しもどちらも好きですが、それを合わせるとこんなに美味しくなるんだって発見しました。
道明寺さん:梅干しを生かした楽しみ方って、他にもいっぱいありそうですね。
木村先生:お醤油はもちろんですが、梅干しはマヨネーズや大根おろしとの相性もいいんですよ。あとおすすめは「梅わさび」。おろしわさびに、叩いた梅干しか絹梅チューブ入りを同量合わせるだけです。キュウリにつけたり、焼きおにぎりに塗ったり、お茶漬けにも。梅干しの便利な使い方、もっと知ってほしいです。
瀬川さん:それ、すごく美味しそう。
木村先生:今から作ってあげましょうか?
一同:やったー!!
<美食会メンバープロフィール>
木村伸子
1987年より「一人でととのえるおもてなし料理」をコンセプトに自宅にて木村伸子料理教室を開講。 2008年4月にINO CINQクッキングスタジオを開設。料理教室のほかに講演、テレビドラマの料理指導、イベント企画、MCなど「食」にまつわるさまざまな活動を行っている。2012年から伊勢丹新宿店のキッチンステージの運営に携わる。
道明寺さくら
食べ歩き歴25年以上の美食コンシェルジュ&フードアナリスト。特にフレンチ、イタリアンが好み。大人の女性の嗅覚で日々素敵なレストランを発掘し、情報を発信している。茶道専任講師資格(茶名)を持ち、稽古後に伊勢丹を利用。和菓子にも精通し、和菓子コーナーにて手土産や自分用のアイテムをよく購入している。
瀬川あずさ
「食」にまつわる感動を食べ歩きブロガーが伝えるポータルサイト「ブロぐるめ!」を運営する株式会社食レコ代表。レコール・デュ・ヴァン新宿校の主幹講師として活躍中。伊勢丹新宿店にはワインスクールのあとに立ち寄り、手土産を探すことが多い。
izumin
ブロガー歴13年以上。独自の視点で写真を編集し、ビジュアル重視の「魅せるブログ」記事を多く展開。現在はライターとして大手出版社の各媒体への寄稿も多数。日本各地、世界各国を巡って美味しいものを探し、発信している。伊勢丹立川店で製菓用の素材を買い求めることが多い。
松前博恵
1,000名の専門性を持つスペシャリスト主婦が所属する「ジェネリーノ」代表。企業との商品開発など、主婦ならではの視点を生かした活動を続けている。自称調味料オタクで、伊勢丹新宿店では<シェフズセレクション>によく出没している。
商品の取扱いについて
記事で紹介している商品は、伊勢丹新宿店本館地下1階=シェフズセレクションにてお取扱いがございます。
また、伊勢丹オンラインストアでもお取り扱いいたしております。
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。
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