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2016.09.17

【簡単】パリパリ鶏皮せんべいレシピ。お酒が止まらない最強つまみ!

パリパリの鶏皮せんべい

居酒屋で出てくる絶品おつまみ「鶏皮せんべい」。食べだすと止まらないクセになる味で、お酒もグイグイ進んでしまいます。こんなに美味しいなら、お家でも作りたい……!

そこで、今回はフードコーディネーターの村井りんごさんに何度も試作を重ねて生み出した、極上な鶏皮せんべいレシピを教えてもらいました。

作り方のコツは、弱火でジリジリ焼いて、脂を徹底的に出し切ること。脂っ気が全然なくて、軽い食感は抜群の美味しさ。材料は、なんと鶏皮のみ! 衣も油もいらない驚きのレシピです。

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パリッパリッの食感がクセになる! 鶏皮せんべいレシピ

 材料(作りやすい分量)

  • 鶏皮…200g
  • 塩…小さじ1/3

① 鶏皮についている余分な脂を取り除き、ひと口大に切り、塩をもみ込む

鶏皮の下準備をしているところ

鶏皮にねっとりとした黄色い脂肪がついていたら、指でしごいて取り除きます。この脂は、臭みがあって美味しくない部分。調理の際に脂が出すぎる原因にもなるので、しっかりと取り除きましょう。

② 火にかける前に鶏皮をフライパンに広げる

鶏皮をフライパンに広げる

鶏皮は重なるとくっつくため、フライパンに間隔をあけて、できるだけ平らになるよう広げます。フライパンと接する面が多いほど、脂がよく出てパリパリに仕上がりますよ。また、熱が入るとクルッと丸まるので、平らなせんべい状にしたいときは、火をつける前に落し蓋など重しをのせると上手くいきます。

※落し蓋がない場合は、アルミホイルを皮の上にしいて、フライパンの直径くらいの鍋やフライパンをのせても代用可能です。

③ 弱火で表裏をジリジリ焼いて、脂を出し切る

鶏皮を揚げ焼く

弱火でじっくり火を入れると、鶏皮から脂がジリジリとにじみ出てきます。鶏皮が自身の脂でゆっくり揚がっていく感じです。焼き色がついたらひっくり返し、表裏にこんがりとした焼き色がついて、バリッとなってきたら完成。だいだい9〜10分くらい。強火や中火だとすぐに焦げてしまうので、弱火で気長に焼きましょう。

鶏皮をジリジリ焼いて出てきた脂は、捨てないで!
この脂は、「鶏油(ちーゆ)」という鶏のうまみが凝縮された脂です。ラーメンやチャーハンに加えてコク出しに、餃子の種に加えるとジューシーに、いろいろな料理に使えて便利! 清潔な瓶に入れて冷蔵庫で保存すると、ラードのように白く固まるので、スプーンですくって使います。

パリパリ鶏皮せんべいアレンジ

鶏皮せんべいは、そのまま食べてももちろん美味しいですが、お好みでソースやたれを添えるとひと味違う楽しみ方ができます。

※ただしアレンジをして食べる場合は、基本の鶏皮レシピの塩の量を半分にしてください。

甜麺醤の甘辛だれと合わせて「北京ダック風」

鶏皮せんべいの北京ダック風アレンジ

鶏皮せんべいのパリパリと軽い食感は、北京ダックにもちょっと似ているんです。そこで、きゅうりと白髪ネギ、甜麺醤ソースを添えてみました。ごちそう感がググッと高まるので、おもてなしの前菜としてもおすすめ。

甘辛のソースがあとをひく「エスニックせんべい」

鶏皮せんべいのエスニックアレンジ

エスニック風に食べるなら、スイートチリソースを添えて。ピリッとした甘辛さが絶妙に合うんです。鶏皮をこまかく砕いて、パクチーとトマトに和えてサラダ風に食べても、食感がアクセントになって美味しいですよ。

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村井りんご

村井りんご
フードコーディネーターとしてレシピ開発・メニュー撮影などを手がけ、「美味しく食べて健康に」をモットーに料理本を多数出版、料理教室を主催。

文: 白鳥紀久子

写真:神林 環
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。

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