2016.10.16
自家製はやっぱり違う! フレッシュな唐辛子で作るビネガーソース
生の唐辛子で作るビネガーソース、食べたことありますか? その美味しさは格別! 自分で作ると、市販品に比べて、生の唐辛子ならではの繊細な風味が加わるんです。作り方は、細かく刻んで混ぜるだけ。手作り調味料研究家のオザワエイコさんにレシピを聞きました。
ちなみに、赤唐辛子は7〜10月頃、青唐辛子は6〜9月頃が旬。この時期を逃さないで!
唐辛子のビネガーソースレシピ
生の唐辛子は種類によって辛さもさまざま。数種類の唐辛子をブレンドして味に深みを出すのも手作りならではの楽しみです。今回は鷹の爪と韓国唐辛子を使用しました。(乾燥唐辛子でも作れます。)
「辛く仕上げたい場合は、タネやヘタ近くの白いワタを入れたり、辛い品種の唐辛子を使用してください」
材料(200ml瓶1本分)
- 生の唐辛子……ヘタと種つきで約80〜100g
※乾燥の場合はヘタと種を除いて約50g - にんにく……1片
- 塩……小さじ1/2〜1
- 米酢……約100ml
※白ワインビネガーやリンゴ酢など好みの酢を使ってもよい。
作り方
① 生の唐辛子はヘタと種を除き、ざく切りにする(乾燥の場合は1〜2日水につけて戻しておく)。にんにくは皮をむき、さっとゆでて薄くスライスする。
「唐辛子を扱うときは必ず手袋をして作業しましょう。素手で触ると、手が焼けるようにヒリヒリしてしまいます」
② 生の唐辛子とにんにくをフードプロセッサーにかけ、みじん切りにする
フードプロセッサーがない場合は、みじん切りにしたあと、すり鉢ですって仕上げればOK。
③ 塩と酢を②に加え、さらに細かくしたら完成
「味をみて、物足りないときは塩や酢を足して調整を。また、さらさらしたビネガーソースに仕上げたい場合は、熟成させたあとに裏ごししてください」
保存は、密閉できる清潔な瓶などで。冷蔵庫で1ヵ月以上発酵・熟成させるのがおすすめです。熟成させることで深みがさらにアップします。
早速完成したソースをピザトーストにたっぷりと……。きちんと辛さがありますが、すっと抜けるような爽やかな辛味なので、チーズも野菜の美味しさも引き立ちます! 生の唐辛子を見つけたら、ぜひお試しを。
オザワエイコ
手作り調味料研究家。自家製調味料の仕込み教室「かもしラボ」主宰。実用書籍の編集者として料理、家庭菜園、ガーデニングなどの本を制作。著書に『だからつくる調味料』(ブロンズ新社)がある。
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