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2015.12.06

生姜だけじゃない! からだを温めるれんこんのスープレシピ。ごぼう、かぶでも◎

れんこんと生姜のあったかスープ

冬もいよいよ本番! 日に日に気温が下がり、体の芯からゾクリと寒さを感じたり、手足の先が冷たいなと感じたりすることも…。「そんなときは、あったかスープで体の内側からじんわりと温まりませんか?」。そう教えてくれたのは、伊勢丹新宿店フレッシュマーケットの鈴木シェフ。冷えに負けない、意外な「温め食材」を使ったスープレシピを聞きました。

生姜だけじゃない! れんこん、ごぼうなどの根菜も「温め食材」のひとつ

れんこん

体を温める食材としてよく知られるのは、生姜(しょうが)や唐辛子ですが、実は根菜も「温め食材」のひとつ。土の中でエネルギーを蓄えるれんこん、ごぼうなどの根菜類は、東洋医学の考え方では、「陽」の食材に分類され、体を温めるものとして考えられています。そんな食材がもつパワーをさらに引き出すため、鈴木シェフが提案するのは、れんこんをベースに生姜、長ねぎ、唐辛子と4つの「温め食材」を組み合わせたスープです。そのポイントは食材を丸ごと使うこと!

「れんこんと生姜は、皮ごとすりおろして使って、素材のパワーをまるごといただきましょう」

体が芯から温まる、れんこんと生姜(しょうが)のすりおろしスープレシピ

材料(2人分)

生姜とれんこんのすりおろしスープ
  • れんこん…1節(120g)
  • 生姜…1かけ
  • 長ねぎ(小口切り)…1/2本分
  • 鶏ひき肉(市販の鶏団子用)…60〜80g
  • 牛乳…400〜500ml
  • 白だし(濃縮タイプ)…小さじ2
  • オリーブオイル…大さじ2
  • 塩、七味唐辛子…好みで
 

作り方

①れんこんをすりおろし、炒める

れんこんをすりおろし、炒める

鍋に長ねぎの小口切りを入れ、れんこんを皮付きのまますりおろします。このとき、鍋に直接すりおろすと簡単! オリーブオイルを回し入れ、長ねぎの香りが立つまで炒めていきます。

②牛乳を加えて煮る

鍋に牛乳を加える

「加える牛乳を少なめにして、お好みのチーズをプラスすれば、パスタソースやグラタンソースとしてもアレンジできますよ」

③ひと煮立ちしたら、鶏団子と白だしを加えて煮る

鶏肉を入れたスープ

「鶏団子は、きれいなボール状にしなくてもOKです。スプーンですくったものをそのまま鍋に投入すると時短にもなり、歯触りもおいしくなります。もしくは形を作らずに、あえてポロポロのそぼろ状にしてもいいですね」

④鶏団子に火が通ったら、生姜をすりおろしてひと煮立ちさせる

すりおろした生姜を入れたスープ

鶏団子に火が通ったら、牛乳を加えてスープのとろみを調整します。生姜を皮付きのまま鍋にすりおろし、ひと煮立ちさせたら完成です。味が物足りないなと感じたら塩をプラスしてください。

「七味唐辛子との相性も抜群なので、振りかけて食べるのもおすすめです」

 

ごぼうやかぶで作ってもおいしい!

鈴木理繪シェフ

「メイン食材は、れんこんと同じように体を温めてくれる、ごぼうやかぶといった根菜類でもいいですね。それから、たまねぎで作ってもおいしいですよ」

野菜と鶏肉のうまみが染み出し、生姜が味をまとめてくれるので、塩を使わなくてもしっかりとしたコクが感じられます。内側から体がポカポカになるあったかスープ、これからの季節に作ってみてはいかがでしょうか。

 

文: 梶原知恵

写真:八田政玄
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。

バイヤー・スタイリスト / 鈴木理繪
伊勢丹新宿店 本館地下1階フレッシュマーケットの青果専属シェフでありながら、フリーのフードコーディネーターとしてTVドラマや広告などでも活躍中。キャンプとカメラを趣味としながら、美味しいごはんを作ることが楽しみのひとつ。

商品の取扱いについて

記事で紹介している商品は、伊勢丹新宿店本館地下1階=フレッシュマーケットにてお取扱いがございます。

※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。

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