2016.01.18
【決定版】魚のプロが解説! ムール貝の白ワイン蒸しレシピ。旬や選び方も教えます
ムール貝といえば、パエリアやアクアパッツァなどに使われ、お店で食べるイメージがあるもの。でも実は、ベルギーなどのヨーロッパではバケツいっぱいに食べるほど、カジュアルで日常的な食材です。
日本でも各地で養殖されていて、価格は意外にお手頃。砂抜きがいらず、シンプルな調理で濃厚なうまみが味わえるので、ワインのつまみやパーティメニューとしても便利なんです。
そこで、基本的な選び方や下ごしらえの方法、お手軽なメニューを紹介します。
【選び方・見分け方】ムール貝は「小ぶりでぷっくり」が正解!
そのほぼすべてが養殖されているムール貝。広島や青森でも養殖されています。輸入に比べ国産のほうがリーズナブルで、日本人の口に合いやすいと言われています。広島産は6月〜8月、青森産は10月〜12月に穫れたものがもっとも美味しいそう。
選ぶ際のポイントはサイズ。大きなものは内臓部分が多く、生臭い可能性が高いので、小ぶりでぷっくりと厚みのあるものを選びましょう。
【基本の下処理】ムール貝は砂抜きいらず! 下処理も簡単です
ムール貝は、砂地ではなく壁や岩に張り付いて生息している貝なので、事前に砂抜きをする必要はありません。調理の前に、2つの下ごしらえをしましょう。
1)たわしで貝表面を洗う
たわしでこすり、流水で貝表面についた汚れをとります。
2)足糸(そくし)を取り除く
ムール貝の表面には、岩などに張り付くために糸状の「足糸」がついているので、引き抜きます。中の身を壊さないよう、貝で身を押さえながら引っ張ってください。
【レシピ】濃厚なうまみがすごい! 「ムール貝の白ワイン蒸し」
プリップリの身と深いうまみを手軽に味わうなら、3ステップで作れる「ムール貝の白ワイン蒸し」がおすすめ。アスパラやトマトなどお好みの野菜を追加したり、パスタをいれてボンゴレにもできます。今回は、あさりを入れて、一層深い味わいに。もちろんムール貝だけでも美味しいです。
<材料>(1〜2人分)
- ムール貝…10〜15個程度
- あさり…15粒
- にんにく…適量
- オリーブオイル…適量
- 白ワイン…80cc程度
- イタリアンパセリ…適量
<作り方>
1)にんにくの香りを出す
フライパンにオリーブオイルとみじん切りにしたにんにくを入れ、弱火にかける。
2)ムール貝とあさり、白ワインを投入!
ニンニクの香りが立ったら、ムール貝とあさり、白ワインを入れる。
3)ふたをして10分待つだけ!
強火にし、ふたをして5分〜10分くらい蒸し焼きに。貝の口が開いたら完成。仕上げにイタリアンパセリをのせる。
ムール貝の白ワイン蒸しの完成!
ふたを開けた瞬間、海の香りがフワッと広がります。身のぷりっぷりの食感に海のうまみがギュッと凝縮され、塩気と甘みがほどよい味わい。ワインを呼ぶ深い美味しさで、食べ始めると止まらなくなること間違いなし!
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商品の取扱いについて
記事で紹介している商品は、伊勢丹新宿店本館地下1階=フレッシュマーケット/東信水産にてお取扱いいたしております。
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