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2016.04.19

贅沢だけど絶対一度は食べるべき! 舌がとろける「ウニクレソン」のレシピ

ウニクレソン

クレソンといえば肉料理の付け合わせのイメージ。でも旬のクレソンはフレッシュでやわらか、すがすがしい美味しさです。そんな旬の季節には、いつも脇役のクレソンを主役にしたい!

そこで編集部が注目したメニューが生うに(生ウニ、生雲丹)を使った「ウニクレソン」です! 実はこれ、広島で話題のメニュー。お好み焼きやさんで作られることが多いようですが、おうちで簡単に作れるレシピを伊勢丹新宿店・本館地下1階フレッシュマーケットの鈴木理繪シェフに教えてもらいました。

まずは、美味しいクレソンの選び方からご紹介します。

やわらかく、フレッシュなクレソンの選び方

新鮮なクレソン

通年出回っているクレソンですが、旬は5月末から6月。この時期のクレソンは味も香りも濃厚で、クレソンが苦手な人でも食べられることが多いのだとか。

「とくに美味しいのは天然物。驚くほど味が違うので騙されたと思って食べてみて」(鈴木シェフ)

選ぶときは葉が黒ずんだり黄ばんだりしていないフレッシュなものを。茎が曲がっているのは、やわらかい証拠なので気にする必要はありません。

まろやかな苦味がクセになる! ウニクレソンのレシピ

ウニクレソン

ウニを1箱丸ごと使う豪華なメニューですが、絶対に一度は食べて欲しい至福の美味しさです。炒めるだけの簡単レシピで、おもてなしや特別な日の一品にもぴったり!

ウニクレソンの材料

<材料>(作りやすい分量)

  • クレソン…2把
  • 生ウニ…1箱
  • バター…お好み
  • 醤油…小さじ1〜2弱
  • 塩…少々
 

<作り方>

① クレソンの根元を切り、手でちぎって茎と葉を分ける

ウニクレソンの作り方、クレソンの茎と葉を分ける

クレソンは包丁で切るよりも、手でちぎることで味が入りやすく、火通りも香りも良くなります。

② フライパンにバターを入れて加熱し、バターが溶けたら茎を入れ、茎がしんなりしたら葉を入れて塩をふる。

ウニクレソンの作り方、クレソンを炒める

③ 醤油を回し入れ、香りが立ったらウニを入れ、混ぜ合わせたら完成!

ウニクレソンの作り方、ウニを加えて炒める

クレソンに火が入ることで、独特の苦味がやさしい印象に。そこにまろかなウニが絡まって、最高のコンビネーション! 美味しいソースまでバゲットと一緒にいただくのがおすすめです。ビールや白ワインがどんどんすすむ贅沢な味わい。さわやかな香りもじっくりと堪能して!

もしもクレソンが余ったら…

さっと湯がいておひたしや味噌汁の具にしてみましょう。じゃこと一緒に混ぜご飯にするのもおすすめ。鮮度が命の野菜なので、少しでも早く食べきってくださいね。

日本全国の野山に自生しているクレソンは、自分で収穫して食べるのも一興。紹介した選び方をヒントに、茎がやわらかく葉がフレッシュな状態のクレソンを摘んでみてください。

自然の恵みに感謝して旬を味わうのは最高の贅沢。この時期こそクレソンを主役の座に据えて、大人の味を楽しんで!

文: 大川祥子

写真:八田政玄

バイヤー・スタイリスト / 鈴木理繪
伊勢丹新宿店 本館地下1階フレッシュマーケットの青果専属シェフでありながら、フリーのフードコーディネーターとしてTVドラマや広告などでも活躍中。キャンプとカメラを趣味としながら、美味しいごはんを作ることが楽しみのひとつ。

商品の取扱いについて

記事で紹介している商品は、伊勢丹新宿店本館地下1=フレッシュマーケットにてお取扱いがございます。

※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。

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