2016.01.12
寒い季節こそ! 体を温める「ホットスムージー」レシピを伊勢丹シェフが伝授
女性の間で人気のスムージーですが、冬は体が冷えるので飲みづらく感じることも……。そんな今の時期にオススメなのが、体を内側から温めてくれるホットスムージー。温かいのにスープやポタージュとは食材の組み合わせや食感がまた違い、やっぱりちゃんとスムージーだから不思議です。今回は、旬の野菜やフルーツをたっぷり使った2種類のホットスムージーのレシピを、伊勢丹新宿店青果専属シェフの鈴木理繪さんに教えてもらいました。
食べるデザート! 苺のホットスムージー
冬から春にかけて出回る苺。食べきれないときや、生で食べると酸っぱかった……というときには、ぜひスムージーに。苺×クリームチーズの黄金コンビで、「まるでデザート!!」のような華やかな味わいに仕上がります。さらに、アボカド、玉ねぎが入っているので、野菜も一緒に摂れるのがうれしいですね。
「テーマは、食べる温かスイーツ。苺の代わりにリンゴ、クリームチーズの代わりにヨーグルトでもおいしいです」(鈴木シェフ)
材料(1人分)
- 苺……6~7粒
- アボカド……1/4個
- 玉ねぎ(生食用、もしくは水にさらしたもの)……1/4個
- クリームチーズ(室温に戻しておく)……約20g
- 砂糖……大さじ1
- オリーブオイル、黒こしょう……各適宜
作り方
- 苺、アボカド、玉ねぎはひと口サイズにカットする。
- クリームチーズと1.をミキサーに入れて撹拌する(クリームチーズは刃に触れると混ざりにくいため、ほかの材料で挟むように入れるとよい)。味見し、苺の酸味によって、適宜砂糖を加えて甘さを調整する。
- 耐熱カップに移し、電子レンジ(700W)で30秒ほど加熱する(熱々すぎないほうがおいしい)。
- 仕上げにオリーブオイルを回しかけ、黒こしょうをふる。
野菜がたっぷり摂れる食事系スムージー
しょうが入りなので、飲むと体がポカポカに! 牛乳が少なめだともったりとした食べ応えのある食感に、逆に牛乳を分量いっぱい入れるとポタージュのようになるので、牛乳の量はお好みで調節しましょう。
「野菜は、焼くことでうまみと香りが引き出されます。フライパンで焼くのが面倒なときは、魚焼きグリルやトースターを使っても。2.のタイミングでマヨネーズか水切りした豆腐を加えて撹拌すると、ディップにもなりますよ」(鈴木シェフ)
材料(1人分)
- かぶ(ひと口サイズにカット)……2玉分
- 長ねぎ(白い部分の5cm長さにカット)……2個
- しょうが(皮付きでスライス)……5枚
- 牛乳(好みの温度に温めておく)……100ml
- 白だし(濃縮タイプ)……小さじ1
- オリーブオイル……適宜
作り方
- カットしたかぶと長ねぎをフライパンに入れ、オリーブオイルをひいて、焼き色が付くまで焼く。
- しょうがと1.をミキサーに入れ、軽く撹拌する。
- 温めた牛乳(熱々すぎないほうがおいしい)、白だしも2.に加え、ミキサーで撹拌する。
- 耐熱カップに移し、仕上げにオリーブオイルを回しかけ、刻んだかぶの葉をのせる。
普段サラダで食べている野菜の組み合わせは、スムージーにも◎
スムージーというと、りんご×小松菜など定番の組み合わせもありますが、鈴木シェフいわく「サラダにしておいしい組み合わせは、スムージーでも相性がいい」とのこと。
「だから、ケールやほうれん草、小松菜がないとスムージーが作れない! と思わなくていいんです。いつもの料理に飽きたとき、変化球としてホットスムージーにしてみるのも手。工夫次第でいろいろなバリエーションが楽しめます」
「クリームチーズを入れていいの?」「焼き野菜をスムージーにするなんて!」など、目からウロコのアイディアがいっぱいのホットスムージーのレシピ。栄養も摂れて、体にやさしいスムージーは、「年末年始に食べ過ぎた!」「体が疲れている」というときにも活躍してくれそうですね。
商品の取扱いについて
記事で紹介している商品は、伊勢丹新宿店本館地下1階=フレッシュマーケットにてお取扱いがございます。
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。
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