茂木一まる香本家の桃カステラ

一度見たら目がくぎづけになるこのお菓子、ご存知ですか? 実はこれ、長崎でひな祭りに食べられるという大変ポピュラーな縁起菓子「桃カステラ」。その名の通り、カステラの上に桃のお菓子がのった一品です。一体どんなものなんでしょうか。気になるその由来や製法、味を紹介します!

意外と大きい! 長崎に伝わる「桃カステラ」

茂木一まる香本家の桃カステラと切手

<茂木一まる香本家>「桃カステラ」(1個)648円(税込) ■日本橋三越本店 本館地下1階 菓遊庵

練り切りやおまんじゅう程度の大きさを想像していたら、驚くこと間違いなしです。ケーキ1カット分ほどの大きさで、最もスタンダードなサイズは10cm前後。ちなみに材料に桃の果汁は含まれていません。土台の長崎カステラにのっているのは、桃をかたどった砂糖菓子です。

「桃カステラは桃の形に合わせて焼かれた長崎カステラを、フォンダン(すり蜜)に数回くぐらせることで砂糖菓子の部分を成形するんです。食紅で色付けし、最後に練り切りやマジパンなどで葉や枝を飾り付けて出来上がります」と教えてくれたのは、日本橋三越本店和菓子担当の伊勢本さん。

一つひとつ職人さんの手作業によって作られるため、店ごとに桃部分の色や形、飾り葉や枝の素材が異なるのはもちろん、同じ店の製品でもそれらの形に少しずつ違いが出てくるのだと言います。

どうして桃がのってるの?

南蛮貿易でカステラが長崎に伝わったのは室町時代末期。そんな長い歴史を持つ長崎カステラと桃が融合したのは、「おそらく大正時代ではないか」と伊勢本さん。

「桃を不老不死の果実として尊び、長寿の象徴とする中国の風習が長崎に根付いていたカステラと融合したと言われています。かつては初節句を迎えた子どもへお祝いをくれた方に、長寿や健康を願ってお返しする『内祝い』として使われていましたが、いつしか女の子自身の長寿や健康を祝うものに変わり、桃の節句であるひな祭りに食べられるようになったとされています」

今ではひな祭りに限らず、結婚や出産といったおめでたいときの贈答品としても広く贈られるようになったのだとか。

「桃カステラ」実食! ふわふわのカステラは甘くない!?

茂木一まる香本家の桃カステラの断面

口へ運ぶとこれまた意外。カステラ部分がそれほど甘くないんです。フワフワのカステラの食感にフォンダンがスルスルと口の中で溶けて、絶妙な甘さに!

「桃カステラはフォンダンの甘さとのバランスを取るため、カステラ生地自体の甘さは抑えられているんです」

可愛らしい見た目と一風変わった歴史を併せ持つ「桃カステラ」。皆でワイワイ言いながら食べるのも楽しそうです。

食べ切りやすい「小桃」タイプも

茂木一まる香本家の小桃カステラと桃カステラ

<茂木一まる香本家>「小桃カステラ」」(2個)972円(税込)、「桃カステラ」(1個)648円(税込) ■菓遊庵

10cm前後が桃カステラの一般的なサイズですが(写真右)、最近は節句を迎えた子どもが食べられるようにとミニサイズの桃カステラ(写真左)も登場しています。

 

文: 鮫島優里

写真:菅井淳子
※ 本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。

  • スタイリスト/伊勢本拓也

    日本橋三越店本店の本館地下1階「全国の銘菓 菓遊庵」担当5年目。味・素材・地域・歴史・ストーリーなど多様な切り口がある和菓子の魅力を伝え、和菓子好きのお客さまとの会話を楽しむべく、日々勉強中。

商品の取扱いについて

この記事でご紹介している商品は、2017年2月1日(水)〜3月3日(金)(最終日はなくなり次第終了とさせていただきます)、日本橋三越本店本館地下1階=菓遊庵にてお取扱いがございます。
独自の味覚と感性で厳選した全国の銘菓をお届けするお菓子のセレクトショップ、三越オンラインストア「菓遊庵」はこちら。

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野菜って甘い! と感動する濃厚キャロットケーキ

ローズベーカリーのキャロットケーキ
ローズベーカリーのキャロットケーキ

<ローズベーカリー>キャロットケーキ 581円(税込)

伊勢丹新宿店の<ローズベーカリー>はファッションフロアにある穴場カフェ。ここで食べるならキャロットケーキと決めています。スポンジに練りこまれた刻みにんじんは野菜とは思えない甘さ!
クルミ、シナモンの風味もしっかりしていて、バニラビーンズたっぷりのクリームチーズと相性抜群。買って帰って食べるならぜひ常温で。クリームがいい具合にやわらかくなって濃厚さが増します。

文: FOODIE編集部

※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。

商品の取扱いについて

記事で紹介している商品は、伊勢丹新宿店本館3階=ローズベーカリーにてお取扱いがございます。

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ほのかな甘さがいい。鈴懸の「栗きんとん」

鈴懸の栗きんとん
鈴懸の栗きんとん

<鈴懸>「栗きんとん」(1個)389円(税込)

口に入れた途端に広がる濃厚な栗の香り、ほのかな甘さは「栗そのもの」。<鈴懸>の「栗きんとん」の特徴は、まさにその「素材感」。材料は、加熱調理しても香りが濃く残るという兵庫県三田産の栗と、控えめに加えた砂糖。風味が濃厚なので、ワインやブランデーにもよく合います。グラス片手に味わってみては。

文: 山本千尋

※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。

商品の取扱いについて

記事で紹介している商品は、伊勢丹新宿店本館地下1階=甘の味(和菓子)/鈴懸にてお取扱いがございます。

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リスの瞳にロックオン♡愛らしいくるみのクッキー

くるみのクッキー大箱「キラリ(ありがとうございました)」
くるみのクッキー大箱「キラリ(ありがとうございました)」

くるみのクッキー大箱「キラリ(ありがとうございました)」(1箱/12粒)1,296円(税込)

※写真2枚目:チョコくるみクッキー小箱「こうもり(ハロウィン)」(1箱/6粒)648円(税込)、2017年10月31日(火)まで販売。

この箱を贈られた瞬間、リスの瞳に心を奪われてしまいました……!こんなに愛らしい贈り物は初めて。「ありがとう」のメッセージには思わずほろり。箱を開けて見ると、真っ白い粉糖に包まれた丸いクッキーがお目見え。くるみがたっぷり入っていてさっくりとした心地良い食感に、また嬉しさが。今なら、期間限定のハロウィンパッケージも登場しているということで、今度は自分で買いにいこう、と心に決めました!

文: FOODIE編集部

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商品の取扱いについて

記事で紹介している一部の商品は、伊勢丹新宿店本館地下1階=甘の味/西光亭にてお取扱いがございます。また、<西光亭>の一部商品は伊勢丹オンラインストアでもお取扱いがございます。

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我が目を疑うインパクト!小布施堂の栗かのこケーキ

小布施堂の栗かのこケーキ ライオン
小布施堂の栗かのこケーキ ライオン

<小布施堂>栗かのこケーキ ライオン 1,296円(税込)

販売期間:2017年10月4日(水)〜2017年10月31日(火) ※写真のライオン像は2本使用しています。

これは……スフィンクス? いえ、正解はライオン。それも、日本橋三越本店の入口に鎮座している、あのライオンなんです! 一度目にしたら、忘れられなくなりそうな外箱を期間限定で採用したのは、栗好きなら知らない人はいない<小布施堂>。箱を開けると<小布施堂>を代表するお菓子「栗鹿ノ子」を丸ごと入れたパウンドケーキがお目見えします。三越オリジナルで、しかもインパクト大。話題性抜群の手土産をお探しの方は買いですよ!

文: FOODIE編集部

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商品の取扱いについて

記事で紹介している商品は、日本橋三越本店本館地下1階=小布施堂にてお取扱いがございます。

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全栗好きが泣いた「朱雀モンブラン」!

小布施堂Shinjukuの朱雀モンブラン
小布施堂Shinjukuの朱雀モンブラン

<小布施堂Shinjuku>朱雀モンブラン(1個) 1,620円(税込)

※販売期間:2017年10月4日(水)~2018年3月ごろまで

「栗の化身」の異名を持つ究極の栗菓子<小布施堂>の「栗の点心 朱雀」をご存知ですか? 長野県の小布施堂本店のみでしか食せない幻の逸品ですが、そのエッセンスを踏襲し、「持ち帰れる『朱雀』」として作られたのが、この「朱雀モンブラン」です。たっぷり絞られているのは、マロンクリームではなく、栗あん。モンブランでもあり、和菓子でもある……その無二の味わいは、ぜひ食べて確認を!

文: 斉藤彰子

※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。
※数に限りがございますので、品切れの際はご容赦ください。

商品の取扱いについて

記事で紹介している商品は、2017年10月4日(水)〜2018年3月ごろまで伊勢丹新宿店本館地下1階=小布施堂 Shinjyukuにてお取扱いがございます。 

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