北欧菓子＜フィーカ＞全アイテム徹底紹介！ 伊勢丹新宿店でしか買えない人気の手土産です

2013年に誕生した北欧菓子の専門店＜Fika（フィーカ）＞は、伊勢丹新宿店のオリジナルブランドです。オープンしてから12年経った2025年現在でも、大人気の＜フィーカ＞に取材を決行！

全商品の紹介に加え、ブランド誕生秘話や、＜フィーカ＞の特徴でもある可愛いパッケージデザインについて、また季節限定商品の魅力など、商品だけでなく、その裏側までくまなく、＜フィーカ＞の福田さん、戸張さんに教えてもらいました。

この記事を読めば、新たな＜フィーカ＞の魅力を発見できるかも！

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北欧菓子が魅力のブランド＜フィーカ＞とは？

＜フィーカ＞というブランド名は、スウェーデン語で「おやつの時間」という意味。北欧のおやつ文化を日本でも楽しめるようにと、つくられた北欧菓子専門店です。また、北欧らしいカラフルで洗練されたデザインのパッケージも＜フィーカ＞の魅力のひとつ。お菓子を楽しむまえからワクワクした気持ちを高めてくれます。

ほとんどが1箱1,188円という価格で、箱のサイズは約縦12×横15×高さ5cmとコンパクト。自分用に買うのも楽しく、ちょっとした手土産や贈り物にもぴったりです。

そんなブランドの誕生時のエピソードやデザイナーについて教えてもらいました。

●＜フィーカ＞誕生裏話。伊勢丹新宿店バイヤーと現地調査に

伊勢丹新宿店のバイヤーの「お菓子で北欧を表現するブランドをつくれないか」という思いから生まれたのが＜フィーカ＞なのだそう。

北欧を代表するアパレルブランドの売り場のような、白いテーブルにカラフルな箱が並ぶ店内をイメージし、北欧文化のエッセンスをお菓子とデザインで再現することを目指しました。

立ち上げから携わっている福田さんは、市場調査でスウェーデンを訪れた際、行く先々で見かけたパン屋さんに立ち寄り、並んでいるクッキーなどの焼き菓子を購入しては、ホテルに戻り、バイヤーとともに試食を繰り返すという1週間を過ごしたとのこと。

＜フィーカ＞の北欧らしさは、このような熱心な調査に裏打ちされているのかもしれません。

●当初は、ふたりの若き北欧女性デザイナーがパッケージデザインを担当

＜フィーカ＞ブランドの立ち上げ当初に、パッケージをデザインしたのは、フィンランド出身でデザイン学校の学生だったレーナ・キソネンさんと、将来を期待される若手デザイナーのハンナ・コノラさんのおふたりでした。

北欧では、デザイナー同士の繋がりが深いため、ふたりが日本でお菓子のパッケージデザインに関わっていることが広まると、多くの北欧デザイナーから「私にもパッケージをデザインさせて！」という依頼が寄せられるように。

また、レーナさんとハンナさん自身も＜フィーカ＞のパッケージデザインを手掛けた後、日本での展示会やデザインプロジェクトの依頼が増加。お菓子のパッケージ以外の分野にも活躍の場を広げているそうです。

●ブランドの認知度が上がり、やがて北欧で名高いデザイナーも参加！

北欧のデザイナーの間で＜フィーカ＞への認知度が高まってきた頃、北欧を代表するアパレルブランドのデザインも手掛けているデザイナーのマイヤ・ロウエカリさんに、＜フィーカ＞のオリジナルデザインをオーダーすることが実現しました。

マイヤさんがパッケージをデザインした＜フィーカ＞のアイテムは、のちほどご紹介する、ブルーとブラックのコントラストが印象的な「ハッロングロットル（リンゴンベリー）」です。

それではお待たせしました。伊勢丹新宿店の店舗で買える、＜フィーカ＞で人気のクッキーをご紹介します。全部集めたくなるほど可愛らしい、北欧デザインのパッケージに、やさしい甘さの素朴な焼き菓子の数々。＜フィーカ＞の魅力に、たっぷりはまってください！

【フィーカのクッキー①】北欧でも定番のお菓子。人気1位のほろほろクッキー「ハッロングロットル」

＜フィーカ＞でも人気の高い「ハッロングロットル」は、北欧の街のお菓子屋さんでよく見かける定番のお菓子。卵を使わず、粉砂糖を使用したホロッとした食感が特徴のクッキーです。

なかでも、いちばん人気の「ストロベリー」は、甘酸っぱいジャムとバター風味の生地の相性がぴったりです。ほかにも「アプリコット」「リンゴンベリー」の2種類のフレーバーが楽しめます。

戸張さんのいちばん好きなアイテムも、「ハッロングロットル（ストロベリー）」だそう。オープン当時から変わらない人気で、全販売員がおすすめする＜フィーカ＞のシンボル的クッキー。

「ハッロングロットル（アプリコット）」の爽やかな黄色のジャムは、酸味のなかにほのかに感じる甘さが特徴です。

また、各フレーバーのパッケージには、色とりどりのフルーツが描かれています。「ストロベリー」のデザインはショートケーキの断面をイメージしているのだとか。

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※取扱い：伊勢丹新宿店 本館地下1階 カフェ エ シュクレ

こちらは、2014年に期間限定で発売され、2019年より、レギュラー商品にラインアップされたリンゴンベリーのジャムが入ったクッキー。

日本では、あまり聞きなれない「リンゴンベリー」とは、ベリーの一種で「コケモモ」のこと。クランベリーに似た甘酸っぱさとほのかな苦みがある味わいです。

こちらのパッケージが、先にご紹介した北欧のアパレルブランドのデザイナー、マイヤ・ロウエカリさんが手掛けたもの。色合いのコントラストが北欧らしくて素敵なデザインです。

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【フィーカのクッキー②】ぷっくりとした見た目とやさしい味わいが魅力「ドロンマル」

スウェーデンを代表する伝統的なクッキー「ドロンマル」は、ぷっくり丸く、ひび割れた見た目が特徴で、ガリッとした食感が楽しめます。

材料や作り方はシンプルですが、「プレーン」はバターのミルキーな香りとやさしい甘さが魅力で、「ココア」はほろ苦さと砕いたアーモンドがポイントです。

パッケージは「プレーン」が「森」、「ココア」が「街」というテーマでデザインされ、見た目も楽しめます。

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【フィーカのクッキー③】アーモンドの華やかな香りと軽い食感「フィンスカピンナー」

「フィンスカピンナー」は、「フィンランドスティック」という意味を持つスウェーデンの伝統菓子。アーモンドプードルを練り込んだ生地は、サクサクと軽い食感で口どけがよく、アーモンドの香ばしい風味と杏仁のような華やかな香りが特徴です。

スティック型のクッキーには、砕いたアーモンドと粒砂糖がトッピングされており、シャリシャリとした食感がアクセントになっています。

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【フィーカのクッキー④】ココナッツの香りとやさしい甘さ「ココスカーコル」

「ココスカーコル」はココナッツミルクパウダーを練り込んだ生地に、細切りココナッツをまぶして焼き上げたスウェーデンの伝統菓子です。

ザクザクとした食感に加え、ココナッツのトロピカルな香りとやさしい甘さが口いっぱいに広がります。色とりどりのお菓子をイメージしたカラフルなパッケージも魅力的です。

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※取扱い：伊勢丹新宿店 本館地下1階 カフェ エ シュクレ

続いては、アソートボックスのご紹介です。

【フィーカのクッキー⑤】人気アイテムを一度に味わえるボックス「クッキーアソート」

先ほどご紹介した定番クッキー「ハッロングロットル」と「ドロンマル」のどちらも楽しめるのがこちらのクッキーアソートです。

「クッキーアソートM」は3種、「クッキーアソートL」は、6種の詰め合わせになっています。「クッキーアソートL」には、「ココスカーコル」も含まれます。

それぞれ、1個ずつ配ることができる個包装になっているので、ちょっとした贈り物におすすめです。

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※取扱い：伊勢丹新宿店 本館地下1階 カフェ エ シュクレ

つづいては、アソート限定アイテムが入ったボックスのご紹介です。

【フィーカのクッキー⑥】幸運を呼ぶ馬のクッキーとミニケーキ入り「北欧スイーツアソート」

＜フィーカ＞の「北欧スイーツアソート 大」は、アソート限定アイテム「マンデルカーカ」と「ダーラヘストクッキー」、定番の「ハッロングロットル」の「ストロベリー」と「アプリコット」が入った特別な詰め合わせです。

アーモンドパウダーを練り込んだ「マンデルカーカ」は、しっとりとした食感と控えめな甘さが魅力のミニケーキで、表面に散らしたアーモンドがアクセント。

スウェーデンのダーラナ地方だけで作られている木彫りの伝統工芸品、幸運のシンボル「ダーラナホース（ダーラヘスト）」をモチーフにした馬の形の「ダーラヘストクッキー」は、卵と蜂蜜を使ったやわらかな甘さと、ザクザク食感が特徴です。馬の形は幸運を運ぶともいわれており、贈り物に喜ばれそう。

ほかに内容量が異なる「北欧スイーツアソート」1箱 1,944円、1箱 5,400円（ともに税込）もあるので、用途に合わせて選ぶのがおすすめ！

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※取扱い：伊勢丹新宿店 本館地下1階 カフェ エ シュクレ

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続いては、可愛いキャニスター缶のご紹介です。

【フィーカのクッキー⑦】食べたあとも使いたいキャニスター缶「アソートボックス」

こちらも、＜フィーカ＞でも人気の高い「ハッロングロットル」の「ストロベリー」と「アプリコット」、「ドロンマル（プレーン）」を詰め合わせたアソートです。通常のボックスタイプとは異なり、限定デザインのキャニスター缶に入っています。

このキャニスター缶は、フォークアーティストのディナーラ・ミルタリポヴァさんによるデザインです。鮮やかな色の鳥や花が美しくデザインされていて、食べ終えたあとも、小物入れやお部屋のワンポイントとして活用できるのがうれしいですね。

＜フィーカ＞ではキャニスター缶だけでなく、いろいろな形状、デザインの限定缶が定期的に登場するため、コレクションして楽しんでみて！

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※取扱い：伊勢丹新宿店 本館地下1階 カフェ エ シュクレ

最後に、季節限定商品のご紹介です。

【フィーカのクッキー⑧】季節ごとのデザインが可愛い限定アイテム

＜フィーカ＞では、定番アイテム以外に、季節に合わせたパッケージデザインが魅力の限定アイテムも販売されています。春はイースター、夏は夏至祭、秋はハロウイン、冬はクリスマスというように、季節に合わせた限定アソートボックスが店頭に並びます。

ちなみに「夏至祭」とは、6月下旬に盛大にお祝いする北欧ならではの伝統的なお祭りです。日本ではあまり知られていませんが、冬が長く夏が短い北欧では、1年でもっとも昼間の時間が長い夏至の日を祝福するそうです。

イースターの時期に発売される「イースターパッケージ」は、「ハッロングロットル」の「アプリコット」と「ドロンマル（プレーン）」の2種類の詰め合わせ。こちらは店頭のみの販売です。

※取扱い：伊勢丹新宿店 本館地下1階 カフェ エ シュクレ

2025年の春限定アイテム「クッキーアソート（スプリング）」では、「ハッロングロットル」の「ストロベリー」「リンゴンベリー」の2種と、アソート限定フレーバーである、レモンジャムの「ハッロングロットル」が楽しめます。

これら限定アイテムのパッケージは、さまざまなデザイナーが手掛けているので、季節により異なるデザインを楽しむことができます。

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※取扱い：伊勢丹新宿店 本館地下1階 カフェ エ シュクレ

＜フィーカ＞の全商品ご紹介はいかがでしたでしょうか？ どれもやさしい味わいで、ほっとするような北欧菓子の数々。また、美味しいのはもちろんこと、可愛くて楽しいパッケージも魅力です。ぜひ店頭に足を運んで、お気に入りの一箱を見つけてみてください。

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※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。