イタリアのクリスマス菓子パネットーネを解説！ 食べ方、日持ち、なぜ高い？【お取り寄せあり】

ドイツのシュトーレン（シュトレン）、オーストリアのクグロフと並ぶクリスマスの伝統菓子、イタリアのパネットーネ（パネトーネ）。近年日本でもよく目にするようになりましたが「大きくて食べきれなそう」「パンにしてはちょっと高いかな…」と躊躇してしまう方も多いのでは？

そんなパネットーネ未体験の方に向けて、おすすめの楽しみ方（食べ方）やちょっと高級な理由、パンドーロとの違いをお教えします！ 教えてくれるのは、日本橋三越本店 新館地下1階にショップを構えるイタリアンマーケット＆レストランの＜イータリー＞。2023年の＜イータリー＞で買える多彩な味わいのラインナップや、店頭で味わえるイートイン情報もお見逃しなく！

なお、アイテムの一部は三越伊勢丹オンラインストア（通販）で買うことができます。

※オンライン販売期間：12月1日(金)午前10時～12月15日(金)午前10時。
12月1日(金)のみ、エムアイカード会員さま限定の先行販売。お届けは12月11日（月）～12月23日（土）となります。

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パネットーネ（パネトーネ）とはどんなお菓子？ その食べ方は？

パネットーネとは、イタリアのクリスマスには欠かすことのできない伝統的な発酵菓子。中世に北イタリアロンバルディア州ミラノで生まれたと言われています。

その名を直訳すると「大きなパン」の意味。1キロサイズの大きなドーム型をしたものが主流で、クリスマスの季節になるとイタリアの菓子店やスーパーの店頭には色とりどりの包み紙で包装されたパネットーネが並べられます。

大きすぎて食べ切れるか心配…という方もいるかもしれませんが、日本のクリスマスケーキのように1日で食べるというのではなく、12月から1月上旬まで約1カ月続くクリスマス期間中、少しずつ切り分けて食べるのが通例。

朝食に甘いものとカップッチーノを合わせるのが定番のイタリアでは、この期間カットしたパネットーネを朝食として食べる人も多いです。もちろん、12月25日のクリスマスの昼食会の締めとして、家族や親しい友人と切り分けて食べることも。

パネットーネってどうして高いの？ 賞味期限は？

パネットーネとは「パネットーネ種」と呼ばれる天然酵母を使った生地を、ゆっくり時間をかけて（長いところだと発酵だけで48時間以上という生産者も！）発酵させることで、長期保存が可能な生地に仕上げています。

メーカーによって差があるものの、未開封の状態で約2カ月～半年日持ちするので、通常のパンよりはるかに賞味期限が長いのが特徴。

捏ねと発酵に長い時間をかけるだけでなく、多くの生産者が小麦粉や卵、ドライフルーツなどの上質な材料を厳選して使用しているため、どうしても高価格になってしまいますが、パネットーネ種特有の芳醇な香りとしっとりとやわらかな食感は、一口食べればその価値を体感できるはず。

パネットーネにはどんな種類がある？

伝統的なスタイルから定番のアレンジ、最近トレンドのフレーバーまで。三越伊勢丹オンラインストアでも購入できるアイテムからご紹介。

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【ベーシックを楽しむならクラッシコ・ミラネーゼ】

最も典型的なパネットーネは「クラッシコ・ミラネーゼ」。メーカーによっては「ミラネーゼ」または「クラッシコ」と記載されています。

クラッシコ・ミラネーゼは、発酵生地にオレンジピール、シトロンピール、サルタナレーズンを加えたもの。芳醇な生地の香りに、柑橘系ドライフルーツのさわやかな香りがプラスされ、パネットーネ特有の豊かな香りと味が感じられるのが特徴です。

イタリアらしいクラシックなラインナップで人気が高い＜ボニファンティ＞。日本でも毎年＜ボニファンティ＞のパネットーネを心待ちにしているファンが多数。

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※取扱い：日本橋三越本店 新館地下1階 イータリー

【定番フレーバーの洋梨＆チョコレート】

典型的なパネットーネの代表、クラッシコ・ミラネーゼのほかにも、バリエーション豊かな商品ラインナップを充実させているブランドが増えてきました。

例えば、チョコレートチップをふんだんに加えたものや、洋梨＆チョコレート、リモンチェッロクリームやオレンジクリームなどを焼きこんだもの、ピスタチオを使ったものなど。

やわらかく香り高い生地に、洋梨の甘さとチョコレートチップのアクセント。

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※取扱い：日本橋三越本店 新館地下1階 イータリー

【軽やかな味わいのアマレーナ】

近年イタリアでは、クリスマスだけではなく夏にもパネットーネが食べたいという要望から、夏らしいライトでジューシーなフレーバーのアマレーナ（チェリー）など新しいフレーバーを生み出すメーカーも。

小麦粉、天然酵母、バター、卵黄で作った伝統的な生地に、甘酸っぱい砂糖漬けのアマレーナを。さわやかで調和のとれた味わい。

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※取扱い：日本橋三越本店 新館地下1階 イータリー

【注目フレーバーのアプリコット＆ソルティキャラメル】

最近のフレーバーとして人気が高いのは、＜オリヴィエーリ＞で販売されている「アプリコット＆ソルティキャラメル」。ジューシーなアプリコットとキャラメルサーレを加えることで、よりデザート感のある味わいに仕上がっています。

ジューシーなアプリコットと塩キャラメルの芳醇な味わい。＜イータリー＞に今季新登場する＜オリヴィエーリ＞は、イタリアのグルメ雑誌『ガンベロロッソ』をはじめさまざまな賞を受賞しているブランドです。

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※取扱い：日本橋三越本店 新館地下1階 イータリー

パネットーネとパンドーロってどう違うの？

パンドーロもパネットーネと並んで欠かせないクリスマス菓子。北イタリアの街ヴェローナが発祥とされ、原型は「ナダリン」と呼ばれる星形の焼菓子と言われています。

背高の星形で焼かれたパンドーロは、卵とバターをたっぷり使ったやわらかく甘い生地が特徴。食べる前に粉砂糖をたっぷりとふりかけ、粉雪をかけたようなデコレーションをしてからいただきます。

パネットーネはさまざまなドライフルーツやフレーバーを加えることが多いのに対し、シンプルに生地の美味しさ、食感を味わうのがパンドーロの特徴です。

厳選された原材料を使い、酵母によってゆっくり発酵した生地から作られるパンドーロ。付属の粉砂糖をかけて、雪山のようにデコレーションしていただきます。

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※取扱い：日本橋三越本店 新館地下1階 イータリー

いろいろなパネットーネを味わうなら＜イータリー＞のイートインがおすすめ！

定番から進化系までさまざまな味わいを楽しめるパネットーネ。まずは一切れから試したい、たくさんの味を食べくらべたいという方には、日本橋三越本店＜イータリー＞のバールやレストランで楽しめるイートインがおすすめ。ぜひ、お好みの味を探してみてください！

【バール】お好きなドリンクと合わせて1カットから楽しめます

日本橋三越本店＜イータリー＞のバールでは、クラシックなミラネーゼ、 新しい味わいのフレーバーパネットーネ、 生地そのものの味をお楽しみいただけるパンドーロの3種をドリンクと一緒にご提供します。

• パネットーネ（下記より選択）
  ・伝統の味 ミラネーゼ：＜ボニファンティ＞パネットーネ・ミラネーゼ
  ・フレーバーパネットーネ：本日のフレーバーパネットーネ
  ・パンドーロ：＜トンマーゾ・ムッツィ＞パンドーロ

• ドリンク（下記より選択）
  ・フォンタナフレッダ アスティ・パレット・ブルー（ワイン）
  ・クリスマス・スパイスティー（ハーブティー）
  ・カップッチーノ（コーヒー）
  ・エスプレッソ（コーヒー）
  ・アメリカーノ（コーヒー）

【レストラン】お食事の最後にパネットーネはいかが？

日本橋三越本店＜イータリー＞のレストランでは、数量限定で＜ボニファンティ＞のパネットーネ・ミラネーゼをご提供します。

クリスマスに向けてワクワクを加速させてくれるパネットーネ。コーヒーはもちろん、甘口のスパークリングワインとの相性も抜群です。今年はぜひ楽しんでみてくださいね！

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