【伊勢丹新宿店】ふんわりよもぎが香る「草餅」2023。ひなまつりやお彼岸におすすめ！

草餅（よもぎ餅）とは、よもぎ（蓬）の葉をお餅にたっぷりと練り込んだ春の和菓子です。よもぎの香りには魔除けの効能があるとされることから、古くより桜餅とともに3月3日の桃の節句のひなまつり（ひな祭り、雛祭り）に食べられてきました。また、春のお彼岸（2023年は3月21日）の食べ物としても愛されています。

2023年も伊勢丹新宿店の和菓子コーナーには、＜銀座あけぼの＞や＜鈴懸＞など人気ブランドから、春を告げる草餅が勢ぞろい！ そこで今回は、おすすめの5品を和菓子商品担当の佐伯さんに教えていただきました。春の香りをまとったこの時期だけの味を、ぜひ楽しんでみてください。

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＜鈴懸＞やわらかいお餅にやさしい甘さの粒あんがベストマッチの草餅

福岡・博多発の和菓子店＜鈴懸＞。その日の朝についたばかりの杵つき餅にたっぷりのよもぎを練り込んだ「蓬乃餡餅（よもぎのあんもち）」は、ため息の出るような美しい深い緑色ところんとしたフォルムを備えた見目麗しい一品です。

やわらかなお餅の中には、ほんのり甘い粒あんがたっぷり。オーブントースターで炙ると、よもぎのさわやかな香りがいっそう引き立ち、さらなる美味しさが味わえます。

※取扱い：伊勢丹新宿店 本館地下1階

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＜銀座あけぼの＞手摘みのよもぎを使った、香り豊かな草餅

銀座に本店を構える＜銀座あけぼの＞の草餅は、しなやかで香りのいい国産よもぎの新芽だけを贅沢に使用したひと品。よもぎは丁寧に手摘みすることで、さわやかな風味がしっかり残るのだとか。北海道産小豆を使った粒あんも風味豊かで、香りのいいよもぎと相性満点です。別添えの国産大豆のきな粉をかけると、香ばしさが加わって、また新しい美味しさが楽しめます。

※取扱い：伊勢丹新宿店 本館地下1階

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＜笹屋伊織＞“夫婦円満”を象徴するはまぐり形の草餅

＜笹屋伊織＞の草餅は、ころんとした小ぶりなはまぐり形。はまぐりは、2枚の殻が重なることから「夫婦円満」の象徴としても知られているので、桃の節句に食べれば良縁を招いてくれるとか。

もっちりと弾力があるお餅は、ひと口食べると深いよもぎの香りが鼻腔をくすぐります。粒あんは品のいい甘さであと味もよく、香ばしい深煎りきな粉がよもぎの風味をさらに引き立てています。

※取扱い：伊勢丹新宿店 本館地下1階

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＜叶 匠壽庵あもや＞羽二重餅を使ったやわらか食感の草餅はやみつきのおいしさ

滋賀県に本店を構える＜叶 匠壽庵あもや＞の草餅は、もっちりとふわふわのやわらかい近江羽二重餅を使用。よもぎをたっぷり練り込んでいるため香りが強く、深緑色の美しい色合いにも目を奪われます。中にたっぷり詰められた粒あんはやさしい甘さで、素朴な味わい。心安らぐ、昔懐かしい美味しさです。

※取扱い：伊勢丹新宿店 本館地下1階

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＜鶴屋吉信＞餅生地にういろうを使った独特の食感が楽しい！ 個性派の草餅

最後にご紹介するのは、江戸時代に京都で創業した＜鶴屋吉信＞の草餅。国産よもぎの香り豊かな餅生地には、なんとういろうを使っており、歯切れの良さとやわらかさを兼ね備えた独特の食感を楽しめます。甘さ控えめな粒あんにも、小判形のシンプルな見た目にも、京菓子の趣を感じられるひと品です。

※＜鶴屋吉信＞の「吉」の正しい文字は「土」の下に「口」です。

※取扱い：伊勢丹新宿店 本館地下1階

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春の定番和菓子、草餅もブランドごとに個性が光ります。春の季節しか楽しめない期間限定の味わいは、ぜひいくつか買い求めて、食べ比べしてみてはいかがでしょうか。

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