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2021.11.02

お酒

【伊勢丹】2021年は11月18日解禁。ボージョレ・ヌーヴォーの選び方をチャートで解説

ぶどう畑のイメージ

2021年のボージョレ・ヌーヴォー(ボジョレー・ヌーボー)解禁日は11月18日(木)。ワインの新酒を祝う、年に1度のお祭りが近づいてきました! 伊勢丹新宿店で洋酒を扱うグランドカーヴでは、2021年11月18日(木)〜23日(火・祝)の期間、選りすぐりのボージョレ・ヌーヴォーが登場します(※オンラインでの事前予約は2021年10月9日~11月11日午前10:00まで受付中)。

ひと口にボージョレ・ヌーヴォーといっても、いろんな種類があって迷ってしまいますよね。そこで、今回は何を基準に選んだらいいかよくわからない…という人に向けて、おすすめのワインを提案するフローチャート診断をご用意。ボージョレ・ヌーヴォー担当者西村凛さんに、詳しく教えてもらいました。

また、診断結果の3つのタイプ別に、おすすめのボージョレ・ヌーヴォー3本に加えて、同時期に開催されるフードコレクションのチーズフェア「偏愛チーズな七日間」で購入できる、チーズペアリングも合わせてご紹介します。ビギナーはもちろんのこと、ワイン上級者も、いつもと違った視点のワイン選びが楽しめるかも!?

11月18日解禁! ボージョレヌーヴォー特集

会場:伊勢丹新宿店 本館地下1階=グランドカーヴ プロモーションエリア(洋酒側)

開催期間:
●店頭受注期間:2021年11月18日(木)~11月23日(火・祝)
●オンライン事前予約期間:2021年10月9日(土)午前10:00~11月11日(木)午前10:00

オンライン特設サイトはこちら>>

※諸般の事情により、営業日・営業時間、予定しておりましたイベントなどが変更・中止になる場合がございます。 詳細はこちらをご確認ください。

ボージョレをもっと楽しむ、フランス風テーブルセッティングはこちら>>

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お得な秋のリカーセレクションはこちら>>

【担当者が解説】ブルゴーニュ地方の新酒「ボージョレ・ヌーヴォー」。2021年は果実味にあふれ、高品質な仕上がりに!

ぶどう畑のイメージ

ボージョレ・ヌーヴォーとは「フランスのボージョレ地区で、その年に採れたぶどうだけを使って造られる新酒」のこと。数年~何十年と熟成させる赤ワインが多い中で、ボージョレ・ヌーヴォーは9月にぶどうを収穫し、11月の第3木曜日の解禁日までわずか2か月半ででき上がります。

短期間で作ることができる秘密は、炭酸ガスで発酵を促す「マセラシオン・カルボニック法」という独特の製法にあり。この製法を採用することで渋みがなく、果実味の強いフレッシュなワインに仕上がるのです。

しかし近年では、この製法にとらわれずさまざまな製法のボージョレ・ヌーヴォーが登場していると話す、担当者の西村さん。

「伝統的な赤ワインの製法を採用したり、無農薬や酸化防止剤無添加にこだわったり、さらにはロゼやスパークリングといった、造り手の個性が際立つ多様性の時代になってきているのです」

ちなみに2021年のボージョレ・ヌーヴォーの仕上がりを西村さんにうかがうと…

「本年度はフランスのぶどう生産量の約30%が失われたと言われるほど歴史的な霜害、寒波に見舞われ、ボージョレ・ヌーヴォーの生産量も少なくなってしまいました。しかし、その後の雨の影響で例年よりもぶどうの味が濃くなり、より果実味あふれる高品質なワインに仕上がることが期待されています」

なるほど、自然災害を耐え抜いた「選ばれし」ぶどうで造られた2021年のボージョレ・ヌーヴォー。その味わいに期待できそうですね!

【フローチャート診断】自分に合った1本が見つかる! タイプ別ボージョレ・ヌーヴォーの選び方

続いては、ワイン初心者に向けて担当者が作成した、ボージョレー・ヌーヴォーの選び方がわかる診断チャートと、タイプ別のおすすめボージョレをご紹介します! まずは、以下のフローチャートにトライしてみてください。

ボージョレ・ヌーヴォー2021 フローチャート

診断はいかがでしたか? このフローチャートの結果から、「生産者重視タイプ」「飲み比べタイプ」「ジャケ買いタイプ」の3つのなかから、自分がどんな方法で選ぶといいのかが発見できます。

それでは、フローチャートの結果でわかった3つのタイプについて、それぞれ西村さんに詳しく解説してもらいましょう。

①ボージョレ・ヌーヴォーの選び方「生産者重視タイプ」

普段ワインをよく飲む方や、気になる生産者がいるけれど通常のワインは高価でなかなか手が出せない……といった、ワインに詳しい方、こだわり派の方はこちら。

「100年以上の長い歴史をもつ造り手、ぶどう栽培から一切農薬を使わない、など特に生産者の特徴やこだわりが強いヌーヴォーが揃っています。偉大な生産者のワインが比較的安価で楽しめるのもボージョレの魅力のひとつなので、気になる生産者を試す絶好のチャンスですよ」

②ボージョレ・ヌーヴォーの選び方「飲み比べタイプ」

自分の好みがまだわからない…という人は、まずは飲み比べから造り手による違いやこだわりを感じてみてはいかがでしょうか。お手軽なハーフボトルなら、数種類のボージョレ・ヌーヴォーを飲み比べするのにもぴったりです。

「同じ地区、同じぶどうだからこそわかる、造り手による違いを飲み比べでぜひ体験してみてください。また、赤ワインはあまり好きじゃない、赤ワイン以外のボージョレ地区のワインを飲みたいという方向けに、白ワインの新酒やロゼワイン、スパークリングなどもご用意しています」

③ボージョレ・ヌーヴォーの選び方「ジャケ買いタイプ」

目で見て楽しむエチケットのデザインだって、ワインを選ぶ重要な要素のひとつ。かわいいものに目がないという人、大切な人にボージョレ・ヌーヴォーを贈りたい、という人はぜひこちらをチェック。

「“年に一度の新酒解禁祝い”ということもあり、通常のワインよりも華やかなデザインのエチケットが目立つのもボージョレ・ヌーヴォーの特徴です。色鮮やかでポップなエチケットから、木箱入りの豪華なものまで、用途に合わせて選びやすいラインナップが揃っています」

それでは、実際にタイプ別のおすすめワインをご紹介していきましょう。

【①生産者重視タイプ】自然派ワインの神様<フィリップ・パカレ>渾身のボージョレ

<フィリップ・パカレ>ボージョレ・ヴァン・ド・プリムール

<フィリップ・パカレ>ボージョレ・ヴァン・ド・プリムール(750ml・赤) 4,510円(税込) ※販売期間:2021年11月18日(木)~11月23日(火・祝)、店頭事前受付:2021年10月9日(土)~11月10日(水) ※限定48本

化学薬品不使用や、ぶどう本来の旨みとテロワールの表現にこだわり「自然派ワインの神様」と称される<フィリップ・パカレ>。ブルゴーニュで最も偉大な造り手の一人として、ブルゴーニュラバーを魅了し続けるパカレの渾身のボージョレは、果実と土壌、人を感じさせる奥行があり、西村さんいわく「まるで和食の出汁のような」深い味わいが特徴です。

「独特の味わいをいかすペアリングには、ブラジルで定番の<ビルミルク>ミナスチーズ(※取り扱い:フードコレクション)などのフレッシュチーズと旬の柿を使ったサラダ、焼きチーズなどがおすすめです。チーズと柿のまろやかな甘みに、和食の出汁のようなあと味がワインと抜群に合いますよ」(西村さん)

※取扱い:伊勢丹新宿店 本館地下1階

【②飲み比べタイプ】名門<メゾン・ジョゼフ・ドルーアン>のハーフボトルは飲み比べの1本にぴったり

<メゾン・ジョゼフ・ドルーアン>ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォー

<メゾン・ジョゼフ・ドルーアン>ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォー(375ml・赤) 1,980円(税込) ※販売期間:2021年11月18日(木)~11月23日(火・祝)、店頭事前受付:2021年10月9日(土)~11月10日(水) ※限定12本 ※オンライン特設サイトでは、750mlのフルボトルを販売

ボージョレに限らず、ワインファンからも高い支持を得ている<メゾン・ジョゼフ・ドルーアン>は、140年以上にわたって家族経営を続けるブルゴーニュの名門。100%自社農園のぶどうを使い伝統的な醸造方法で造り出したこちらは、ボージョレ・ヌーヴォーのなかでもしっかりとした飲み口が特徴的です。ほかのボージョレとも飲み比べしやすいようハーフボトルで登場。

「力強い味わいなので、ペアリングには<chodaya>松坂牛ミートパイ(※取り扱い:フードコレクション)などの肉料理がベストマッチ。フランス国内の三ツ星レストラン全てでオンリストされているという、『王道』ワイナリーとして飲み比べにぴったりです。今年はハーフボトルのボージョレを全6種類販売します。同じぶどう、同じ地域だからこそわかる造り手による違いをぜひ楽しんでみてください」(西村さん)

※取扱い:伊勢丹新宿店 本館地下1階

三越伊勢丹オンラインストアで商品を見る>>

【③ジャケ買いタイプ】大人気の猫ラベルが今年も登場!<ドメーヌ・ド・ラ・プレーニュ>

<ドメーヌ・ド・ラ・プレーニュ>ボージョレ・ヴィラージュ・プリムール

<ドメーヌ・ド・ラ・プレーニュ>ボージョレ・ヴィラージュ・プリムール(750ml・赤) 3,300円(税込) ※販売期間:2021年11月18日(木)~11月23日(火・祝)、店頭事前受付:2021年10月9日(土)~11月10日(水) ※限定24本

ユーモラスな猫たちのイラストを描いたエチケットが印象的な<ドメーヌ・ド・ラ・プレーニュ>のボージョレは、自分で楽しむだけでなく誰かと共有したい1本。同氏はボージョレ地区レニエ村で4代、100年の歴史をもつ家族経営の生産者で、伝統的な方法で栽培されたぶどうで造られ、若々しい鮮やかな色合いが特徴です。

「ラベル通りのチャーミングな味わいが楽しめるボージョレ。かわいらしい猫が描かれたエチケットは珍しく、昨年度もギフトとして大人気でした。ベリーの果実感があふれるフレッシュさと、適度にコクのある味わいは、<GOLDWELL kisekino sweets>キセキノチーズケーキ(※取り扱い:フードコレクション)などのスイーツとの相性も◎」(西村さん)

※取扱い:伊勢丹新宿店 本館地下1階

いかがでしたか? フローチャート診断は、改めて自分の好みの傾向を知ったり、新境地に出会うきっかけになりそうですね。年に1度のワインのお祭り。ワイン好きの方はもちろん、普段はワインをあまり飲まれないという方も、ぜひボージョレ・ヌーヴォーの魅力にハマってみてください!

【伊勢丹新宿店 ワインにまつわる催物のご案内】

◆「11月18日解禁! ボージョレヌーヴォー特集」

「Beaujolais Nouveau 2021」

会場:伊勢丹新宿店 本館地下1階=グランドカーヴ プロモーションエリア

開催期間:
●店頭受注期間:2021年11月18日(木)~11月23日(火・祝)
●オンライン事前予約期間:2021年10月9日(土)午前10:00~11月11日(木)午前10:00

オンライン特設サイトはこちら>>

「大橋さん監修 ボージョレヌーヴォー×ペアリングBAR」

開催期間:2021年11月18日(木)~11月21日(日)
会場:グランドカーヴ 洋酒Barカウンター

伊勢丹新宿店のグランドカーヴで、2021年11月18日(木)~11月23日(火・祝)の6日間にわたって「Beaujolais Nouveau 2021」を開催します。11月21日(日)まで「大橋さん監修 ボージョレヌーヴォー×ペアリングBAR」も実施。ワイン料理研究家の大橋みちこさん監修のもと、ボージョレ・ヌーヴォー2種と料理2種のペアリングをその場でお楽しみいただけます。

◆「芳醇チーズに偏愛が止まらない! 偏愛チーズな七日間」

会場:伊勢丹新宿店 本館地下1階=フードコレクション

開催期間: 2021年11月17日(水)~11月23日(火・祝)

今回の記事で紹介したチーズを購入できるのがこちらの催事。チーズグルメの人気店が自慢のチーズや加工品、チーズに合うパンや惣菜など多数のアイテムを販売します。ワインエリアでは、スタイリストが選んだボージョレ・ヌーヴォーとチーズのペアリングセットが登場するので注目です!

▼今回の記事で紹介したチーズの価格はこちら
<ビルミルク>ミナスチーズ(240g/1個) 1,080円(税込)
<chodaya> 松坂牛ミートパイ(チーズ入り)(1個)648円(税込)
<GOLDWELL kisekino sweets> キセキノチーズケーキ(1カット)681円(税込)

ボージョレをもっと楽しむ、フランス風テーブルセッティングはこちら>>

三越伊勢丹のワインはこちら>>

お得な秋のリカーセレクションはこちら>>

文:齋藤倫子

※20歳未満の方の飲酒は法律で禁止されています。

商品の取扱いについて

記事で紹介している商品は、伊勢丹新宿店 本館地下1階=グランドカーヴ プロモーションエリア、フードコレクションにてお取扱いがございます。三越伊勢丹オンラインストアはこちら。

※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。

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