あのボージョレ・ヌーヴォーの原料。ワイン通がこぞって再評価するぶどう「ガメイ」に注目！

今、世界のワイン通の間で「ガメイ」なるぶどうが注目されていることをご存知でしょうか？ 実は、フランス・ブルゴーニュ地方のボージョレ地区で栽培されるぶどう品種の大半がこのガメイ。もうすぐ解禁されるヌーヴォーで有名なボージョレワインの原料と言えば、ピンとくる方も多いかもしれません。

フレッシュでライトボディ、いちごのような香りを放つガメイ種ワインは、「飲み疲れしない」と近年人気が再燃。「重い赤よりも軽い赤」という世界的なトレンドも相まって、巷には「ガメラー」と呼ばれるファンも出現するほど！ ワイン好きの間では「下手なピノよりガメイを飲め」という格言さえあるのだとか！？　このムーブメントは、ヌーヴォー（新酒）だけがボージョレの魅力ではないことを知る良い機会にもなりそうです。

伊勢丹新宿店では、このガメイの本質を堪能できる銘柄をセレクト。2018年11月15日（木）に解禁されるボージョレ・ヌーヴォーはもちろん、近年人気が高まっている熟成を遂げたガメイや、ヌーヴォーよりも時間をかけてガメイの魅力を引き出した1本などをご紹介します。この秋、あなたもガメラーになってしまうかも!?

2018年　人気の木箱入り！ 古木のガメイを使用した、コクのあるヌーヴォー

元パティシエという異色の経歴を持つ生産者が造るボージョレ・ヌーヴォー。平均樹齢30年を超える古木のガメイを使用した、上質でコクのある味わいです。お歳暮や季節の贈り物にぴったりの“木箱入り”という点も人気。

※取扱い：伊勢丹オンラインストア、伊勢丹新宿店（11月15日(木)～）

2018年　「旬」を自然のまま楽しむ、酸化防止剤不使用のヌーヴォー

ガメイの魅力を引き出す、酸化防止剤不使用のボージョレ・ヌーヴォー。 酸化防止剤を使わない自然派ワインは、近年特に人気で、昨年は最速で完売してしまったほど！ まろやかな口当たりながら、しっかりとした味わいも愉しめます。

※取扱い：伊勢丹オンラインストア、伊勢丹新宿店（11月15日(木)～）

2016年　「愛の聖人」の名を持つ村で生まれた、熟成タイプの繊細なガメイ

ボージョレの中でも、特に秀逸なワインを産出する地「クリュ・ボージョレ」より。セミ・カルボニック・マセラシオン製法でゆっくりと時間をかけてガメイからフレッシュさを引き出した1本です。凝縮感のあるまろやかな味わいは、さすがの一言。

※取扱い：伊勢丹新宿店

1995年　日本人醸造家が厳選。なめらかでエレガントな長期熟成型ガメイ

ネゴシアン＝仲買人としても名を馳せるブルゴーニュ地方在住の日本人生産者・仲田晃司氏が、ガメイの魅力を伝えるためにセレクトした1本。長期熟成を経たからこそのなめらかさと、やさしい舌ざわり、やわらかな酸味が愉しめます。

※取扱い：伊勢丹新宿店

番外編　ガメイとのペアリングならこれ！惣菜&パン4選

（1）ガメイ× 繊細な和食

ガメイのやさしい果実味は和食とも好相性！ ペアリングに迷ったら、丸大豆醤油で炊いた「能登かき」と、やさしい甘みのくるみ煮のもなか「加賀の白峰」を試してみて。和の繊細な風味が、ガメイの魅力を引き立てます。

（2）ガメイ× 魚 ×トマトソース

魚というと白ワインのイメージがありますが、冷やしたガメイと、トマトソースベースの魚料理は相性抜群。<新潟 加島屋>の洋風惣菜のシリーズの人気商品、「サーモンの彩り野菜トマト煮」は、トマトの酸味と野菜の甘み、鮭の旨みのマリアージュが秀逸！

（3）ガメイ × パン × ドライフルーツ

「パン ド ブレ」の生地に数種のドライフルーツを練り込んでじっくり時間をかけて焼成。小麦の濃厚な風味と、ドライフルーツの酸味と甘みのバランス感が、フレッシュなガメイと絶妙にマッチ！

（4）ガメイ × パン × サラミ

水の代わりにボージョレワインを使ったという珍しいパン。練り込まれたサラミの旨みとスパイシーな味わいが、ガメイのやわらかさを引き立てます。このパンだけで、ガメイが進んでしまいそうなので要注意!?　

ボージョレ・ヌーヴォーのようにフレッシュな味わいから、「クリュ・ボージョレ」のように熟成を遂げたからこそのまろやかさまで、多彩な味わいが愉しめるガメイ種。この秋はガメイを通して、ヌーヴォー（新酒）だけにはとどまらないボージョレの魅力をじっくり堪能してみては？

※取扱い：伊勢丹新宿店
※販売期間：2018年11月15日（木）から　※商品によって異なります。

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