完成したインドカレーのイメージ

伊勢丹新宿店・鈴木理繪シェフに教えてもらった、本格的なインドカレーのレシピが簡単で驚きました!

日本のカレーは炒めた野菜を煮込み、市販のルウでとろみをつけて仕上げます。一方、今回紹介するインドカレーは野菜をすりおろして水分を飛ばし、うまみをギューッと凝縮してからカレー粉で仕上げる作り方。何種類ものスパイスの調合、ルウや小麦粉は不要、なんと水は一滴も使いません。

しかも食べて驚く、奥深くて濃厚な味わい! 鶏肉はホロホロと煮崩れるようにやわらかくなります。

基本の「インドカレー」レシピ。野菜のうまみが凝縮!

インドカレーの材料

材料(2~3人分)

  • 香味野菜
    ・玉ねぎ…1個
    ・りんご(芯を除く)…1個
    ・にんじん…1本
    ・しょうが…1かけ
    ・にんにく…1かけ
  • 鶏もも肉…1枚
  • クミン(粒)…大さじ1
  • サラダ油(オリーブオイルでも可)…大さじ2
  • トマト…小5個、大なら1個 
    ※トマト水煮缶ならダイスカット1/2缶
  • ローリエ…1枚
  • カレー粉(=カレーパウダー)…大さじ2
  • 顆粒コンソメ…大さじ1 ※粉末スティックなら1本
  • ソース…大さじ3 
    ※お好み焼きソース、ウスターソース、とんかつソースなど、好みのソースでOK
  • トマトケチャップ…大さじ3
  • あればガラムマサラ…適量(大さじ1くらい)

作り方

① 香味野菜をすりおろす

香味野菜をすりおろす

にんじんとりんご、しょうがは皮つきのままでOK。玉ねぎ、にんにくは皮をむいてから、すりおろします。

「前後にではなく『の』の字を書くように野菜を回しながらすりおろします。みじん切りの苦手な人もこれなら簡単です。フードプロセッサーや、ハンドブレンダーを持っていれば、あっという間に下ごしらえが完了します」

② すりおろした香味野菜に、鶏肉を漬け込む

すりおろした香味野菜に、鶏肉を漬け込む

鶏肉は煮ると縮むので大きめの6等分に切って、香味野菜に30分くらい漬け込みます。

「野菜の酵素の力で、鶏肉がホロホロと崩れるようにやわらかく煮えます。漬け込む時間は長くなるほどやわらかくなります。一晩おいてもOK。鶏肉の皮はカロリーが気になるなら外してもいいのですが、一緒に使うとうまみが強くなります」

③ クミンを炒めて香りを出し、トマトを加える

クミンを炒めて香りを出し、トマトを加える

鍋にクミンとサラダ油を入れてから、中火で炒めます。クミンの香りが強く出てきたら、刻んだトマト(皮つきのままでよい)を加えて、しんなりするまで炒めてください。

④ 鶏肉を香味野菜ごと加える

鶏肉を香味野菜ごと加える。ローリエは葉脈をちぎってから鍋に入れる

②の鶏肉を香味野菜ごと③の鍋に加え、軽く混ぜながら中火で10分ほど加熱します。鶏肉の表面が白く色が変わるくらいまで火が入ったら、ローリエとコンソメを加えます。

「ローリエの葉は、葉脈を切るように数か所ちぎってから加えると、香りがしっかりと引き出せます」

⑤ 半量になるまで煮詰めたら、カレー粉(=カレーパウダー)を加える

半量になるまで煮詰めたら、カレー粉(=カレーパウダー)を加える

中火にかけて、全体の量が半分くらいに煮詰まるまで絶えずヘラで混ぜ、鍋底が焦げつかないようにします。煮詰まってきたら、カレー粉を加えます。全体がなじんでカレー粉のダマがなくなるまで混ぜます。

「子供用に辛さを調整したい場合は、このタイミングで別鍋に取り分けて、カレー粉の量を調整するといいでしょう。牛乳を加えるとまろやかになりますよ」

⑥ トマトケチャップとソースを加えて、味をととのえる

トマトケチャップとソースを加える

「カレーにトマトケチャップとソースというと、驚く人がいますが、これは簡単に味わい深くするポイントです。トマトケチャップには酸味と甘みがあり、カレーに深みを与えてくれます。ソースにはさまざまなスパイスが凝縮されているので、スパイシーで複雑な味に仕上がるんです」

火を止めてから、好みでガラムマサラとこしょうをふって完成です。

野菜のうまみとりんごの甘酸っぱさが効いた、奥深い美味しさ!

完成したインドカレー

カレー、フランスパン、サラダの盛りつけ例

カレーにチーズのスライスを添え、フランスパン、サラダと一緒に盛りつけてもいい

たっぷりの野菜をしっかりと煮詰めれば、うまみの濃い「これぞ本格的なインドカレー」といった仕上がりになります。スパイシーな辛さの中にりんごの甘みがほのかに感じられ、その奥深い味に驚きます!

 

文: 奈良巧

写真:八田政玄

  • スタイリスト/鈴木理繪

    伊勢丹新宿店本館地下1階フレッシュマーケット、青果専属シェフ。休日にはキャンプに出かけ、野外でのごはんを楽しんでいます。満天の星と美味しいごはんが至福の時。キャンプ先の地元の食材は、作る楽しみが増えてわくわくします。

商品の取扱いについて

記事で紹介している商品は、伊勢丹新宿店本館地下1階=フレッシュマーケット、シェフズセレクションにてお取扱いがございます。

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