[酒粕レシピ]カレー風味のフライドチキン

新酒ができる1〜2月に、店頭に並びはじめる酒粕。酒粕を使ったレシピといえば、甘酒や粕汁がお馴染みですが、お家で使い切れず困っていませんか。そこで今回は、酒粕にスパイスを組み合わせたちょっと目新しいレシピをフードコーディネーターの村井りんごさんに教えてもらいました。

スパイスを合わせるだけで、酒粕の使い方が広がる

板粕と練り粕

(写真左から)板粕、練り粕

米と麹の発酵食品である酒粕は、組み合わせる食材の美味しさを引き立てる力を持っています。

「たとえば、お肉を漬け込めば、酒粕の発酵パワーで肉がやわらかくなるのがスゴイところ。さらに、酒粕特有の風味にスパイスの豊かな香りが合わさると、複雑なうまみが醸し出されます」

酒粕には、板粕(板状のもの)、ばら粕(板粕が細かく割れているもの)、練り粕(やわらかいペースト状のもの)など、いくつか種類があります。今回は、調理に使いやすい練り粕を使って作ります。

※固形の酒粕(板粕、ばら粕)を使う場合は、酒粕を細かくちぎってボウルに入れ、湯を酒粕の半量加えて1時間おいてから、泡立て器やマッシャーで混ぜながら、練り粕状にします。

【酒粕×カレー粉】
酒粕とカレー粉の香りがよく合う! 絶品フライドチキン

[酒粕レシピ]カレー風味のフライドチキン酒粕でジューシーさが増した鶏肉に、食欲そそるスパイシーなカレー粉が合わさった、フライドチキン。

「鶏肉にしっかりまぶした酒粕は洗い流さず、衣としてそのまま揚げます。カラッと揚がって、サクサクの食感に!」

<材料>
・鶏手羽元…8本
・練り粕…200~250g
 A
・にんにくのすりおろし…大さじ1/2 
・カレー粉…大さじ1
・砂糖、塩…各小さじ1
・塩、こしょう…各少々
・揚げ油…適量

<作り方>
①  [混ぜる]密封保存袋に練り粕、Aを入れて混ぜ、「スパイス粕床」を作る。塩、こしょうをした鶏手羽元を入れて手でもみ込む。

[酒粕レシピ]酒粕にカレー粉を混ぜる

②  [寝かせる]冷蔵庫で1日~3日寝かせる。

[酒粕レシピ]酒粕×スパイスに鶏手羽元を入れてもみ込む

③密封保存袋から鶏手羽元を取り出す。肉についた酒粕は洗い流さず手で軽く拭い、片栗粉をまんべんなくまぶす。

[酒粕レシピ]片栗粉をまんべんなくまぶす

④[火を通す]フライパンに揚げ油を熱し、低温から③を入れて揚げ始める。鶏手羽元の縁が黄金色に色づいてきたら、温度を高めて3〜4分火が通るまで揚げる。

[酒粕レシピ]鶏手羽元を揚げる

【酒粕×クミン】
やわらかジューシー! エスニック風ラムチョップ

[酒粕レシピ]やわらかジューシー、エスニック風ラムチョップ

酒粕の発酵パワーでラム肉がしっとりとやわらかい焼き上がりに。酒粕&クミンの香りでラム肉特有の臭みがほとんど気になりません。
「レモンを絞って食べると、さらに美味しくなります!」

<材料>
・ラムチョップ…6本
・練り粕…200~250g
 A
・しょうがのすりおろし…大さじ1
・塩…小さじ1
・クミンパウダー…大さじ1
・塩、こしょう、サラダ油…各少々

<作り方>
① [混ぜる]密封保存袋に練り粕、Aを入れて混ぜ、「スパイス粕床」を作る。塩、こしょうをふったラム肉を入れて手でもみこむ。
② [寝かせる]冷蔵庫で1日~3日寝かせる。
③ [火を通す]ラム肉を取り出して酒粕を洗い流し、水気を拭く。フライパンにサラダ油を熱し、ふたをして弱火で焼く。片面約3分ずつ焼いたら蓋を外し、強火にして、両面に焼き色をつける。途中、肉から脂がにじみ出てくるので、クッキングペーパーなどで拭き取る。

【酒粕×シナモン】

酒粕は果物との相性も抜群! 酒粕に漬けるだけで大人向けの極上スイーツになります。

①酒粕、バナナ、カラメルの甘みがマッチ「酒粕フルーツグラタン」

[酒粕レシピ]バナナの粕漬け焼き

「グラニュー糖をたっぷりかけて焼けば、表面がカラメル状になって、最高に美味しいデザートに!」

<材料>
・バナナ…1本
・練り粕…80g
・シナモン…小さじ1/4
・グラニュー糖…少々

<作り方>
ラップに練り粕を広げ、皮をむいてシナモンをまぶしたバナナをのせて包み、冷蔵庫で1日寝かせる。ラップを外して酒粕がついたまま耐熱容器に入れ、グラニュー糖をふる。オーブントースターでグラニュー糖がカラメル状に焦げるまで焼く。

②フルーツの甘みで練り粕ごと食べられる!「ドライフルーツの酒粕ボール」

[酒粕レシピ]ドライフルーツ

「練り粕にドライフルーツの甘みが移るので、練り粕ごと食べられます。練り粕を洗い落して刻めば、ラムレーズンのようにお菓子作りの材料としても使えますよ」

<材料>
・プルーン…2個
・干し柿…2個
・シナモン…小さじ1/4
・練り粕…100g

<作り方>
ラップに練り粕を広げ、シナモンをまぶしたプルーン、干し柿をのせて包み、冷蔵庫で1日寝かせる。

村井りんご

村井りんご
フードコーディネーターとしてレシピ開発・メニュー撮影などを手がけ、「美味しく食べて健康に」をモットーに料理本を多数出版、料理教室を主催。

文: 白鳥紀久子

写真:岡崎健志
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口に入れるとふわっ! 新感覚のフリーズドライのチーズ

ロックフォールチーズ&レーズンとロックフォールチーズ&クルミ
ロックフォールチーズ&レーズンとロックフォールチーズ&クルミ

(写真左から)ロックフォールチーズ&レーズン、ロックフォールチーズ&クルミ 各70g/各1,620円(税込)

ワインのつまみにいいものを発見! 山羊のミルクから作ったチーズは風味にクセがあり、正直、ちょっと苦手でした。でも、「ロックフォールチーズ&レーズン」と「ロックフォールチーズ&クルミ」を食べてびっくり。フリーズドライにすると臭みがマイルドになると知ったのです。独特のふわっとした食感を、レーズンとクルミとを交互に食べて楽しむのがおすすめです。日持ちの良さも嬉しいところ。グルメな人へのギフトにしたらきっと喜ばれますよ。

文: FOODIE編集部

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記事で紹介している商品は、伊勢丹新宿店本館地下1階=プラ ド エピスリーにてお取扱いがございます。 また、伊勢丹オンラインストアでもお取扱いがございます。

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まさかデメルに!? おつまみ感覚で食べるサワースティック

デメルのサワースティック
デメルのサワースティック

<デメル>サワースティック(24本入り) 1,944円(税込)

<デメル>といえばザッハトルテ。……とショーケースを覗いていたら、シックなボックスを発見。なんと、甘くないクッキーとのこと。半信半疑で食べたら本当でした! ハマってしまったのは、エメンタールチーズがトッピングされたもの。これ、赤ワインのおつまみにぴったりなんです。ピンクペッパーやキャラウェイシードもクセになる味。甘党ではない方へのギフトにも重宝しています。

文: FOODIE編集部

写真:八田政玄
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記事で紹介している商品は、伊勢丹新宿店本館地下1=カフェ エ シュクレ/デメルにてお取扱いがございます。伊勢丹オンラインストアでもお買い求めいただけます。

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板チョコみたいに分厚く切って食べたい! デンマークバター

デンマークバター
デンマークバター

<アンデルセン>デンマークバター(有塩・食塩不使用)250g 1,001円(税込)

アンデルセンで毎年6月にご紹介しているデンマークバターをご存知ですか? 乳酸菌を加えて発酵させたもので、口あたりがふわっとなめらか! 日本で一般的なバター(発酵させていないもの)とは違うかすかな酸味とコクは穀物パンとあわせるとなお引き立ちます。また、バターをスライスし、板チョコと合わせてパンに挟んで食べるのもおすすめ。贅沢だけどやめられない、お気に入りの食べ方です。
※数に限りがございます

文: FOODIE編集部

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記事で紹介している商品は、2017年6月1日(木)〜30日(金)までのデンマークフェア期間中、伊勢丹新宿店本館地下1=デリ エ ブーランジュリー/アンデルセンにてお取扱いがございます。

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ビリリと辛い「薬膳ラー油」をリピート買いしてます!

小笠原フルーツガーデンの薬膳島辣油
小笠原フルーツガーデンの薬膳島辣油

<小笠原フルーツガーデン>薬膳島辣油(115g) 940円(税込)

「具入りタイプ」が台頭してからブームが続いているラー油。種類が数ある中でも「これ!」と感動したのが「薬膳島辣油」。実は、伊勢丹スタイリストが自分用にもギフト用にも選ぶ隠れた一品なんです。
島トウガラシの辛み、ウコン、アロエ、クコの実といった小笠原産の原材料が独特のハーモニーを奏でて、クセになる味。舌にビリビリとした辛さ、個性的な風味は、一度口にしたら忘れられません。

文: FOODIE編集部

写真:八田政玄
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商品の取扱いについて

記事で紹介している商品は、伊勢丹新宿店本館地下1階=シェフズセレクションにてお取扱いがございます。

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鮎の魚くささが全然ない! 飲んでも美味しい出汁醤油

まるはらの鮎魚醤
まるはらの鮎魚醤

<まるはら>鮎魚醤(200ml) 1,404円(税込)

堂々と書かれた「鮎」の文字に惹かれて手に取った、<まるはら>の鮎魚醤。鮎と塩だけで作られていると知って驚きました。というのも、いわゆるエスニックの魚醤(ナンプラー)のようなパンチの利いた味ではなく、香りもあっさり。塩で下味を付けるよりもう少しコクを出したいときに使っています。お湯で薄めて飲んでみても、鮎のうまみが品良く香り立って美味しいんですよ。

文: FOODIE編集部

写真:佐坂和也
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