【2026花びら餅】東京で買えるデパ地下14選。お年賀にもおすすめ！

年末になると和菓子ショップの店頭に並びはじめる花びら餅（はなびら餅）。白いお餅で味噌あんとごぼうを挟み「お雑煮」に見立てた新春を祝う伝統的な和菓子です。

花びら餅のはじまりは、長寿延命を願ってかたいものを食べる宮中の正月行事「歯固めの義」に端を発しているなどの説があり、明治時代以降はお茶席の初釜に欠かせないお菓子となりました。長らく京都を中心に食べられてきましたが、今では全国各地に広く知られています（詳しい解説記事はこちら）

この記事では2025年12月から2026年1月に、伊勢丹新宿店、日本橋三越本店、銀座三越で買える花びら餅を各店の担当バイヤーに教えてもらいました。伝統を大切にしながら、それぞれのブランドらしさが感じられる個性豊かなラインナップです。それでは早速チェックしていきましょう！

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【東京で買える花びら餅／伊勢丹新宿店】

＜仙太郎＞花びらに見立てた初春を祝う餅菓子

白味噌仕立ての京風雑煮を思わせる＜仙太郎＞の花びら餅。京都東山・五条の「山利」の糀みそと白小豆を合わせた白味噌あんに、ごぼうと人参の羊羹を合わせ、求肥の餅でたたんでいます。滋味豊かな味わいが初春の席にぴったりです。

※取扱い：伊勢丹新宿店 本館地下1階 甘の味（和菓子）

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＜鈴懸＞可愛らしい小ぶりな花びら餅

福岡・博多発の和菓子ブランド＜鈴懸＞の「葩餅（はなびらもち）」は、米味噌を甘めの味噌あんに仕立て、じっくり甘煮したごぼうと合わせた花びら餅。佐賀県産のもち米を使ったやわらかな求肥が全体をやさしくまとめます。小さめに作られているので、思わず2つ3つと手が伸びてしまいそう。

※取扱い：伊勢丹新宿店 本館地下1階 甘の味（和菓子）

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＜老松＞塩味と甘味のバランスが絶妙な伝統の味

厚めの餅生地でぽってりとした愛らしいフォルムに仕上げた＜老松＞の花びら餅。塩味のバランスにこだわった白味噌のあんと、少しずつ糖度をあげながら炊くことで香りや食感を残した国産ごぼうの風味が特徴的です。歯切れのよい羽二重製の餅生地とのバランスは絶妙で、洗練された味わいが楽しめます。

※取扱い：伊勢丹新宿店 本館地下1階 茶の道（日本茶・特選和菓子）

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＜とらや＞時代を超えて愛される味わい

1690年に、花びら餅の原形である宮中の正月の行事食「菱葩」を御所にお納めした記録が残る＜とらや＞。花びら餅は、餅の内側に小豆の渋を使った菱餅を重ね、まろやかな味噌餡と甘く煮たごぼうをあわせています。それぞれの素材の魅力をじっくりと味わって。

※取扱い：伊勢丹新宿店 本館地下1階 茶の道（日本茶・特選和菓子）

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＜銀座あけぼの＞メレンゲでふわふわに仕上げた真っ白なお餅が魅力

＜銀座あけぼの＞の花びら餅は、羽二重餅の生地に白あんとメレンゲを加えてふわふわの軽い食感に仕上げているのが特徴です。京都「石野味噌」の白味噌を使ったまろやかな味噌あん、ほっくりと炊き上げた甘さ控えめの蜜煮ごぼうとの三位一体のハーモニーをお楽しみあれ。

※取扱い：伊勢丹新宿店 本館地下1階 甘の味（和菓子）

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＜京菓匠 笹屋伊織＞ピンク色の白味噌あんが華やか！

滋賀県産の羽二重もち米に京都産の白味噌を使用したあんと京都産のごぼうを合わせた＜笹屋伊織＞。あんと同じかたさに仕上げたという餅は歯切れがよく、全体が見事に調和しています。やわらかく炊き上げた細めのごぼうも上品で、主張しすぎていないのに風味をしっかりと感じられる絶妙なバランス。歴史ある京都の和菓子店ならではの味わい深い一品です。

※取扱い：伊勢丹新宿店 本館地下1階 甘の味（和菓子）

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【東京で買える花びら餅／伊勢丹新宿店・日本橋三越本店】

＜小布施堂Shinjuku＞求肥の生地で栗あんを閉じ込めた個性派

＜小布施堂Shinjuku＞の花びら餅は自慢の栗あんを使った栗菓子専門店ならではの一品。甘く煮あげた細身のごぼうが、栗の風味豊かな自社製栗あんとよく合います。求肥を使ったふわふわの生地も相まって、とろけるような口あたりに思わずうっとりしてしまいそうです。

※取扱い：伊勢丹新宿店 本館地下1階 甘の味（和菓子）
※取扱い：日本橋三越本店 本館地下1階 和菓子

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＜叶 匠寿庵 あもや＞シンプルな白い餅に人参の赤が映える

＜叶 匠寿庵＞の新ブランド＜叶 匠寿庵 あもや＞の花びら餅は、ごぼうとともに人参を挟んだ変わり種。やわらかい羽二重餅から覗く紅白の彩りが、新春のお祝いの席を盛り上げてくれそうです。白味噌あんとの相性も良く、一体感のある味わいに仕上がっています。

※取扱い：伊勢丹新宿店 本館地下1階 甘の味（和菓子）
※取扱い：日本橋三越本店 本館地下1階 和菓子

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＜たねや＞地元産もち米を使った、コシのある羽二重餅が魅力

明治創業の近江の和菓子ブランド＜たねや＞。粒が大きく、ねばりや伸びも力強い、コシのあるやわらかさが特徴の地元近江で収穫された滋賀羽二重糯を使った祝菓子。白く円な羽二重餅に、古代米の赤米を使った菱餅を重ね、みそ餡と押し鮎に見立てたごぼうを包んだ「菱はなびら」は素材が織りなす豊かな風味と食感を丁寧にまとめた一品です。

※取扱い：伊勢丹新宿店 本館地下1階 甘の味（和菓子）
※取扱い：日本橋三越本店 本館地下1階 和菓子

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＜京菓匠 鶴屋吉信＞ほんのり透けた紅色が可愛い羊羹入り

＜京菓匠 鶴屋吉信＞の「御所鏡」は、もっちりやわらかい求肥の餅生地で白味噌あんと紅色の羊羹、蜜漬けのごぼうを包んだ食べ応えのある一品です。蜜漬けのごぼうは芯にまでじんわりと甘さが浸透して、やさしい甘さのあんや紅羊羹、餅生地と見事に調和。上品な味わいはおもてなしにも最適です。

※取扱い：伊勢丹新宿店 本館地下1階 甘の味（和菓子）
※取扱い：日本橋三越本店 本館地下1階 和菓子

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＜両口屋是清＞紅色の羊羹で梅の花びらを表現

羽二重餅と白小豆味噌あんのあいだに紅色の羊羹を挟み、薄い桃色が透けて見える様子を梅の花びらに見立てた＜両口屋是清＞の花びら餅。ごぼうはえぐみが出ないよう丁寧に下処理を行ってからふっくらと炊き上げており、さっぱりしたあんの甘さによく合います。やわらかな餅が全体をまとめる品のある味わいです。2日間だけの限定販売のため、お見逃しなく。

※取扱い：伊勢丹新宿店 本館地下1階 甘の味（和菓子）
※取扱い：日本橋三越本店 本館地下1階 和菓子

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【東京で買える花びら餅／日本橋三越本店】

＜越乃雪本舗大和屋＞新潟県産米を使った、柔らかくコシのある餅

1778年に新潟県長岡市に創業し、茶道文化の息づく城下町で茶席菓子や新感覚のお干菓子を提案している＜越乃雪本舗大和屋＞。白味噌あんにごぼうの蜜漬けを合わせた王道の組み合わせながら、米どころ新潟ならではの柔らかでありながらコシもあるお餅で仕上げています。

※取扱い：日本橋三越本店 本館地下1階 菓遊庵プロモーション

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【東京で買える花びら餅／日本橋三越本店・銀座三越】

＜彩雲堂＞薄紅色の白味噌あんを挟んだ、愛らしい佇まい

城下町ならではの和菓子文化が色濃く残る島根県・松江で150年以上の歴史を誇る＜彩雲堂＞。薄紅色に染めた白味噌あんと蜜漬けごぼうを求肥で包んだ華やかな花びら餅です。初春の慶びを映した伝統の美しさと上品な味わいをお楽しみください。

※取扱い：日本橋三越本店 本館地下1階 菓遊庵
※取扱い：銀座三越 本館地下2階 菓遊庵

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＜菓匠花見＞甘じょっぱい白味噌あんとごぼうの風味がクセになる

埼玉県浦和に1912年に創業。代表銘菓の白鷺宝をはじめ、季節の和菓子で多くの人に愛されている＜菓匠花見＞。ほんのりやわらかな餅生地で、甘じょっぱい白味噌あんと風味豊かなごぼうを包んだ王道の味わいです。

※取扱い：日本橋三越本店 本館地下1階 和菓子
※取扱い：銀座三越 本館地下2階 和菓子

見た目は似ているけれど、ブランドそれぞれのこだわりが詰まった花びら餅。気になるひと品は見つかりましたか？ 2〜3日持ちがするものが多いので、年末年始の手土産やお年賀にも喜ばれること請け合いです。

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