盛夏にぴったり。こだわりの「塩」を使った和菓子3選

汗をたくさんかくような日のお茶請けには、「塩」を使った和菓子を登場させてみてはいかがでしょうか。上品な甘さとやさしい塩気は、それぞれが味わいを引き立て合い、驚くほどマッチします。こだわりの塩を使い、独特の味わいにこだわったおすすめの和菓子を紹介します。

塩を加えたしぐれ菓子・東京＜清月堂本店＞旬のおとし文 塩しぐれ

やわらかなうまみが特徴の沖縄県産の塩「ぬちまーす」を使用したしぐれ菓子。塩を加えた餡で、白餡と小豆餡を合わせた半小豆餡を包み、蒸し上げてあります。冷やしてもしっかりとした甘さを堪能できるため、暑い日におすすめ。季節を映した夏仕立ての味です。

素朴ながらも深い味わい・兵庫＜今昔庵＞塩あめ

塩あめと聞いてあなどるべからず。昭和2年から続く老舗が職人の繊細な技で仕上げた塩あめは、播洲赤穂の焼塩のうまみをしっかりと味わえる一品。手がける塩あめは、シンプルだけれどまろやかな味わい。食べだしたら止まらなくなりそう！

もっちり生地にさっぱり塩味・石川＜落雁諸江屋＞塩どら焼き

創業170年近い歴史を持つ石川＜落雁諸江屋＞の塩どら焼きは、能登半島の珠洲（すず）で精製された「珠洲の塩」を使用しています。一般的などら焼きを半分に折りたたんだようなミニサイズ。甘さ控えめのさっぱりとした粒餡に、米粉を使ったもちもちの生地が絶妙なバランスでマッチしています。

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