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2023.06.09

6月16日和菓子の日(嘉祥の祝)の限定おすすめ縁起菓子。厄除け招福を願おう!

<榮太樓總本鋪>嘉祥まんじゅう

毎年6月16日は「和菓子の日」であることをご存じですか? この日は、平安時代から「嘉祥(かじょう)」と呼ばれる厄除け招福を願う行事が執り行われていました。その伝統の名残が「和菓子の日」となり、現代まで受け継がれています。

そんな和菓子の日に合わせ、日本橋三越本店には、人気和菓子舗がこの日のために腕によりをかけて作る縁起物のお菓子が多数登場。特別な和菓子をせっかく楽しむなら、和菓子の日の由来についても知っておきたいもの。

そこで今回は、「嘉祥」についての基礎知識と、縁起菓子3品を担当バイヤーに教えてもらいました。さらにこの時期の手土産やお中元、ご挨拶にぴったりな、季節限定の和菓子もご紹介。どれも期間限定なうえ、たった1日しか販売されないレアな和菓子もあるのでお見逃しなく!

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【嘉祥の祝とは?】厄除け招福を祈願した伝統的な記念日。現代の「和菓子の日」に

「嘉祥」とは「めでたいしるし」という意味です。西暦848年(嘉祥元年)の6月16日、仁明天皇が16の数にちなんだお菓子を神前に供え、「嘉祥」と改元した歴史がはじまりだと言われています。それから毎年、厄除け招福を祈願した「嘉祥」の行事は、明治時代まで大々的に行われていました。この名残を、現代に受け継ぐために制定されたのが「和菓子の日」です。

日本橋三越本店では、そんな「和菓子の日」を通じてさまざまな人に和菓子に興味を持ってもらうために、かねてよりこの日に合わせた縁起菓子の展開に力を入れています。

そんな「和菓子の日」のために期間限定で販売される、日本橋三越本店の縁起菓子をさっそくチェックしてみましょう。

【和菓子の日の縁起菓子①】黒砂糖の深いコクを堪能できる伝統的な蒸羊羹<とらや>

<とらや>嘉祥蒸羊羹

<とらや>嘉祥蒸羊羹(310g/1本) 2,160円(税込) ※販売期間:2023年6月10日(土)~6月16日(金)

最初に紹介する嘉祥の和菓子は、室町時代創業の<とらや>の蒸羊羹。江戸時代の嘉祥の儀式では、大広間に2万個を超えるお菓子が並べられ、大名や旗本に配られたそうです。広間に並べられたお菓子のひとつを再現したとされるこの蒸羊羹は、黒砂糖を加えて作られています。

もっちりとした食感と、黒砂糖の深いコクがなんともたまりません! さっぱりとした緑茶とあわせて、心安らぐひとときをお楽しみください。

※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階

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【和菓子の日の縁起菓子②】福を呼び込むひと口サイズの3色饅頭<とらや>

<とらや>嘉祥饅頭

<とらや>嘉祥饅頭(薯蕷饅頭、新饅、利休饅/3個入) 1,512円(税込) ※販売期間:2023年6月10日(土)~6月16日(金)

同じく<とらや>から、和菓子の日にちなんで作られる3色饅頭がお目見え。すりおろしたつくね芋の生地でこし餡を包んだ黄色の「薯蕷饅頭(じょうよまんじゅう)」、小麦粉ベースの生地に小倉餡を合わせた紅色の「新饅」、白下糖入りの生地でこし餡を包んだ茶色の「利休饅」と、それぞれの味わいを食べ比べできます。

縁起物らしく、通貨や打出の小槌のマークがかわいらしく刻まれています。食感と風味の異なる生地に餡の上品な甘さが光るひと品で、ご進物にも最適です。

※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階

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【和菓子の日の縁起菓子③】店頭に並ぶのは1日だけ! 和菓子の日限定紅白まんじゅう<榮太樓總本鋪>

<榮太樓總本鋪>嘉祥まんじゅう

<榮太樓總本鋪>嘉祥まんじゅう(2個入) 324円(税込) ※販売期間:2023年6月16日(金)、限定60個

創業200年を超える老舗<榮太樓總本鋪>の「嘉祥まんじゅう」は、なんと「和菓子の日」である6月16日しかお目にかかれない貴重な一品。おめでたい色の象徴である紅白のまんじゅう生地に、北海道産の香り高い襟裳小豆の餡をたっぷりと包んでいます。

餡の素朴でやさしい甘さが、ふんわりとした生地によくなじみます。まさに、厄をはらって健康招福を願いながらいただくのにふさわしい、特別感ある縁起菓子です。

※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階 和菓子

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ここからは、この時期にしか出合えない季節限定の和菓子をご紹介します。レアな和菓子や旬のフルーツを使った贅沢なゼリーは、手土産やご進物としても特別感たっぷりです!

【季節限定①】栗の風味豊か! 青竹と笹の葉が香る水栗羊羹<小布施堂>

<小布施堂>青竹水栗羊羹

<小布施堂>青竹水栗羊羹(1本) 648円(税込) ※販売期間:2023年6月1日(木)、6月10日(土)〜16日(金)

長野県小布施町の栗菓子専門店<小布施堂>が、2023年6月10日(土)にわずか限定20個のみ販売する「青竹水栗羊羹」。風味豊かな栗あんに寒天を合わせた、口どけなめらかな水栗羊羹です。

美しい緑色の青竹と笹に包まれた水栗羊羹からは、清々しい爽やかな香りが漂います。さらりとした喉越しで夏の暑い時期に食べやすい水栗羊羹は、手土産としても喜ばれること間違いなし!

※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階 和菓子

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【季節限定②】烏骨鶏卵をたっぷり使ったかすていら。限定パッケージにも注目<烏鶏庵>

<烏鶏庵>烏骨鶏かすていら 金魚焼印

<烏鶏庵>烏骨鶏かすていら 金魚焼印(約200g/1本) 1,556円(税込) ※販売期間:2023年6月16日(金)〜8月末

烏骨鶏卵の専門ブランド<鳥鶏庵>のロングセラー商品「烏骨鶏かすていら」の、季節限定バージョンが登場。泳ぎまわる金魚をデザインした焼印が、夏らしい涼しげな印象を与えます。

生地には、石川県金沢市の直営農場で育った烏骨鶏卵をたっぷりと使用。きめ細かくしっとりとした口当たりが、卵本来の濃厚な味わいを引き立てます。よく冷やしたミルクと合わせて、ほっと一息つきたい時のお供にどうぞ。

※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階 和菓子

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【季節限定③】みずみずしさ満点の白桃をまるごとゼリー仕立てに<宗家 源吉兆庵>

<宗家 源吉兆庵>プレミアム 桃泉果

<宗家 源吉兆庵>プレミアム 桃泉果(1個) 2,700円(税込) ※販売期間:2023年5月1日(月)~2023年7月31日(月)

最後に紹介するのは、果物を使った和菓子に定評のある<宗家 源吉兆庵>のゼリー「プレミアム 桃泉果」。上品な香りと甘さ際立つ愛媛県宇和島産の「清水白桃」をまるごとひとつ使い、ゼリーで閉じ込めた贅沢なひと品です。

白桃のみずみずしい果汁と、とろけるようになめらかな果肉が、ゼリーのぷるんとした食感とベストマッチ! お中元や夏のご挨拶にも喜ばれること請け合いです。

※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階 源吉兆庵

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この時期だけしかお目にかかれないアイテムがずらり。ぜひ日本橋三越本店に足を運んで、人気ブランドのこだわりが光る和菓子を手にとってみてください!

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写真:矢野宗利(<榮太樓總本鋪>)
文:近藤ゆうこ

商品の取扱いについて

記事で紹介している商品は、日本橋三越本店 本館地下1階 和菓子にてお取扱いがございます。 

※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。

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