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2021.03.30

新生活に長く使える「キッチン用品」3つをプロが解説! フライパン、卵焼き器、あと1つは?

キッチングッズ

新生活のスタートを機に、キッチン用品を揃える人も多いのでは? でも、とりあえずあれこれセットになったお手頃なものを買うと、結局使いこなせなかったり、すぐに壊れてしまったりと後悔することも…。

「毎日使うものだから、最低限必要なものだけでも、少しお値段が張っても長く便利に使える、本当に良いキッチン用品を揃えたほうがおすすめ。料理もぐっとおいしくなるし、調理時間も短縮できるんですよ!」と話すのは、キッチン用品専門店<フライングソーサー>の代表取締役社長・清水三樹さん。

<フライングソーサー>は、料理研究家や食卓のスタイリストなど料理のプロのあいだで厚い信頼を得ている、知る人ぞ知る専門店。さまざまな優れたブランドを集めたセレクトショップでもあり、自社開発したオリジナルの商品も扱っているという、まさにキッチン道具のプロ!

そこで今回、清水さんに新生活を始める人のために、機能的で本当に使いやすい「キッチン用品3種の神器」を教えてもらいました。

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【プロが解説】新生活に揃えたい「キッチン道具3種の神器」はこれ!

キッチングッズ

①焼くから煮るまでマルチに活躍する「フライパン」

フライパンはいろいろなサイズを揃えたくなりますが、最初は「深型タイプのフライパン」がひとつあれば充分。鍋としても使いまわせるので便利に使えます。さらに買い足すなら、高温調理にも適しており、使うほどに味がでる「鉄製のフライパン」を選んで使い分けてみるのもいいでしょう。

②ふんわりとした仕上がりに! 調理しやすく洗いやすい「卵焼き器」

お弁当を作る人なら「卵焼き器」も必要。フライパンで代用しがちですが、卵焼き器を使うと失敗がなく、ふっくらとおいしい卵焼きが簡単に作れます。

③炒める、すくう、盛りつける何でもこなす「クッキングツール」

クッキングスプーンやスパチュラ(ヘラ)があれば、お玉やフライ返しなどは必要ありません。熱いスープを「すくう」ことから、カレーを「混ぜる」、野菜を「炒める」、サラダを「盛りつける」まで使用方法が多彩!

「キッチン用品3種の神器のなかでも、とくに必要なのはフライパンとクッキングスプーンです。この2つがあればほとんどの調理が可能。春からお弁当生活が始まる人は、卵焼き器も必需品です。あとは、自分のライフスタイルや食の好みに合ったものを徐々に買い足していきましょう」と清水さん。

なるほど! クッキングスプーンやスパチュラなどのスツールは盲点でした。新生活に心強いアイテムが分かったところで、これら3つのアイテムはどのように選べばいいのでしょうか? フライパン、卵焼き器、クッキングスツールについて、それぞれ選ぶときのポイントと、おすすめのアイテムも清水さんに紹介してもらいましょう。

【フライパンの選び方】料理がおいしくなる多層構造や鉄製、さらに扱いやすさで選ぶ

使用頻度の高いフライパンは種類も豊富。価格もさまざまでどれを買えばいいのか迷いがちです。「最初に買うのは次の4つのポイントをクリアするものがおすすめ」と清水さん。誰でも使いやすいフライパンを探すときの選び方を教えてもらいました。

<ポイント①熱源> 新しく買うなら、断然、IH対応のフライパン

近年はIHのコンロが増えているので、フライパンを新しく買うなら長く使用することも考え、IH対応のものを選びましょう。

「IHは上手く火が通らず調理がしにくい」と言われることもありますが、それは道具を上手く選べていないだけ! 「IH対応」のフライパンであっても、底だけしか熱くならないものが多いんです。IHはガスのように上昇気流は起きないので、側面まで熱が伝わる形状や材質のものを選ぶことが重要。IHの方がガスよりもパワーは強いので、道具次第でその火力を最大限に活かせます!

<ポイント②構造> 熱しやすくて冷めにくい構造を選ぶ

料理時間を短縮し、おいしく調理できるのは、「熱しやすくて冷めにくい」フライパン。全体が「多層構造」となっていると、側面にも熱が伝わり、どんな調理にも対応します。

<ポイント③加工> 表面が加工されたものが扱いやすい

使い込むうちに気になってくるのがフライパンの焦げ付き。地金をフッ素樹脂など別の素材でコーティングしてあると、焦げ付きを防止し、フライパンも長持ちします。鉄製のフライパンもエンボス加工のものを選ぶのが◎。最初はこびり付きが気になるかもしれませんが、ゴシゴシ洗えるので問題なし! 使うほどに油馴染みがよくなります。

<ポイント④サイズ> 1人暮らしなら20~25㎝、2人暮らしなら26~30㎝

フライパンは家族構成に合わせたサイズを選んで。1人暮らしなら20~25㎝くらい、2人暮らしなら26~30㎝がおすすめです。

加工やサイズは気にしても、IHに適した構造などは見落としがちかもしれません。料理のおいしさは思った以上に道具が大事だと分かってきました。

【プロおすすめのフライパン】良い道具を使えば調理時間も短縮できる! 愛用者続出の2つをご紹介

先ほどご紹介したフライパン選びのポイントを備えている<フライングソーサー>オリジナルのフライパンのなかでも、特におすすめしたい「深型」と「鉄製」の2つがあるそうです。どちらも熱が伝わりやすく、扱いやすさにとことんこだわって作られているとか。

「あらゆる調理に対応できる万能タイプの深型と、焼く・炒める調理で真価を発揮する鉄製、メニューに合わせて使い分ければ毎日の料理がより楽しくなりますよ」(清水さん)

では、おすすめの2つのフライパンについて、具体的にひとつずつ解説してもらいます。まずは「深型フライパン」から見ていきましょう。

IHでもパラパラのチャーハンが作れる!「オリジナル深型フライパン」

オリジナル深型フライパン

<フライングソーサー>オリジナル深型フライパン(IH対応 直径27㎝) 20,350円(税込) 販売期間:通年

IH対応のフライパンというと、熱源からフライパンを離せないので「中国料理店のようにフライパンが振れないから、料理に向いていないのでは?」と思い込んでいる人が多いようですが、それは間違い。実はフライパン選びで解決することが可能です!

調理中の写真

一般的なIH対応のフライパンは、熱を伝導しやすい素材が鍋底にしか使われていないのに対し、フライングソーサーの深型フライパンは、熱伝導のいいアルミをステンレスで挟んだ3層構造の素材をフライパンの形にプレスして作っています。つまり、側面にも熱が伝わりやすく、鍋全体が発熱するので、「熱しやすくて冷めにくい」のです。

熱伝導のよさを伝える写真

一般的なフライパン(写真左)に比べて、<フライングソーサー>オリジナル深型フライパン(写真右)は側面にも泡が発生

その違いがわかる実験を、清水さんが見せてくれました!

上の写真は、同量の水を入れて同時間、同じ強さで加熱したフライパンを比較したものです。

「一般的なフライパン(写真左)は、熱伝導のいい素材を使っている鍋底にしか気泡が発生していません。一方、<フライイングソーサー>のフライパン(写真右)は、側面も温まっているため対流が起こっているのがわかりますよね」

確かに、<フライングソーサー>のフライパンは側面を含めた全体が沸騰し、気泡が湯気となって水蒸気がもくもくと出てきています。しかも、沸騰するスピードも速い! だから、チャーハンも水分がきちんと蒸発しパラパラに仕上がるというわけです。

もちろん、ガスを使う場合もフライパン全体に火が伝わるので、おいしい料理が時短で作れます。

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続いて、もうひとつおすすめしていただいた「鉄製フライパン」について解説してもらいましょう!

使うほどに油がなじむ! 使いながら育てる「オリジナル 鉄エンボスフライパン」

オリジナル鉄エンボスフライパン

<フライングソーサー>フライングソーサー オリジナル 鉄エンボスフライパン(IH対応 直径20㎝) 3,960円(税込) 販売期間:通年

プロが使用しているイメージの強い鉄製のフライパン。使い始める前に空焼きするなど、手入れが面倒なイメージがありますが、このフライパンはエンボス加工が施されているので、さっと水洗いするだけですぐに使えます。

エンボス加工

さらに、この加工により食材との接触面積が少ないため、こびり付きにくいです。

「使うほどに油が馴染んで、使いやすくなるという鉄製のメリットはそのままなので、時が経つほどに愛着がわいてきます。鉄は蓄熱性が高く、食材に均一に熱が伝わるので、高温調理が重要なステーキ、餃子、野菜炒めなど、焼いたり、炒めたりする料理がワンランク上の味に仕上がりますよ」(清水さん)

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以上がフライパン選びのポイントとおすすめ商品でした。

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続いて「卵焼き器」について、選び方のポイントとおすすめ商品について紹介していきます!

【卵焼き器の選び方】プロ仕様の銅製よりも、初心者はエンボス加工の鉄製が扱いやすい!

プロが使っている卵焼き器といえば、銅製のもの。熱のまわりかたも早いのですが、お値段がそこそこするのと、お手入れのハードルが高いのが難点。

そこで春からお弁当生活がスタートする人にぜひ使ってもらいたいと、清水さんがおすすめするのが、「鉄製」の卵焼き器。卵焼きをふっくらとおいしそうに焼くのは意外に難しいですし、忙しい朝はできるだけ時短にしたいですよね。そんなときは専用の道具があると便利なんだとか。

「卵焼き器を選ぶポイントで重要なのは底と側面の厚さ。鉄製で2㎜程度の厚みがあるものは、熱伝導と蓄熱性が抜群で、きれいな卵焼きが作れます。さらにエンボス加工のものは、油まわりがよく焦げ付きにくいので、初心者にも扱いやすいですよ」

フライパン同様、良いものを選えば、長く使えて愛着も湧いてきそうです!

【プロおすすめの卵焼き器】お弁当の定番おかずも、鉄製の卵焼き器でおいしく時短!

鉄エンボス玉子焼き器、オリジナル

<フライングソーサー>鉄エンボス玉子焼き器 4,180円(税込)。ほかにミニサイズのオリジナル ミニ玉子焼もあり 3,300円(税込) 販売期間:ともに通年

「選び方」で紹介した条件を兼ね備えているのが、<フライングソーサー>オリジナルアイテムの「鉄エンボス玉子焼き器」。1mm程度の厚みの卵焼き器が多い中で、こちらのアイテムは底と側面が2mmの本格仕様。重さも適度にあるので、IHのコンロでも滑りにくく、扱いやすいのが特徴です。さらに、凹凸のついたエンボス加工を施しているため、焦げ付きを防ぎます。

ほかにミニサイズで1人暮らしの人におすすめなのが「オリジナルミニ卵焼き」。卵1個でもふっくらとした卵焼きがきれいに作れます。

調理中の写真

鉄製のフライパンと同素材でエンボス加工が施された<フライングソーサー>オリジナルの卵焼き器は、焼いた卵がこびり付きにくいのが特長。奥側の側面に傾斜があるので、卵を返すときに箸を入れやすく(写真参照)、卵を巻くのも簡単です!

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以上が卵焼き器を選ぶポイントとおすすめ商品でした。

最後に「クッキングツール」について、選び方のポイントとおすすめ商品について紹介していきます!

【クッキングツールの選び方】フライパンや鍋を傷つけず、耐久性もあるシリコン性に注目!

クッキングスプーンやスパチュラ(ヘラ)など、炒めたり、混ぜたり、すくったり…料理には欠かせないクッキングツール。こちらも種類が多く、ついつい価格の安いものやセット商品に目が移りがちです。でも実は、何から何まで揃えようとする必要はありません。まずは、便利な多機能のアイテムをチェックしてみるのが良いそう。さらに、素材にも要注目です。

「ステレンレスのものも多くありますが、使ううちにフライパンや鍋の表面を傷つけ、劣化を早めてしまします。その点、シリコン素材は適度な硬さとしなやかで、傷つける心配がないのでおすすめです」と清水さん。

シリコン素材は熱に強くないイメージも持っていましたが、一般家庭の調理で使用するにはまったく問題なし! これから紹介するアイテムは、さらに便利なポイントが盛りだくさんです。

【プロおすすめのクッキングツール】1本で何役もこなす、万能アイテムを2つご紹介

1本でお玉、レードル、フライ返し、ターナーの代わりになる2つの万能アイテムを紹介します。どちらもフライングソーサーの人気アイテム。使いやすさはもちろん、洗い物を減らし、キッチンの省スペース化にも役立ちます。

一家に1本ほしい! 耐熱性抜群、シリコン製のオリジナルクッキングスプーン

熱に強いシリコン素材でできているので、「炒める」から「盛りつける」まで1本でこなしてくれる万能アイテム。お皿状になっている先端は、最大幅が7.5cmと、スープやシチューもすくいやすいサイズ感。スプーンの内側に丈夫なプラスティック芯が入っているため手に持ちやすく、縁がやわらかくしなやかなので、鍋肌を傷つける心配がありません。

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サイズとカラーバリエーションも豊富なオリジナルクッキングスパチュラ

スパチュラはお菓子作りでおなじみのアイテムですが、フライングソーサーオリジナルのスパチュラは耐熱温度300℃のシリコン製なので、クッキングスプーン同様に炒め物や煮込み料理など、毎日の食事作りでも役立ちます。

オールシリコンの一体成型で継ぎ目がないため汚れがたまりにくく、洗いやすいのでいつでも清潔。レギュラータイプ(写真右)のほか、材料の盛り付けにも便利なスプーンタイプ(写真左)、ジャムやマヨネーズをすくうのに便利なスリムサイズなど5タイプを用意。色は7色展開。好みに合わせて選べます。

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いかがでしたか? 調理のお悩みは、道具で解決できることが意外と多くあるんですね。新生活を迎える人だけでなく、キッチングッズの買い替えを検討している人も、ぜひ参考にしてみてください。優秀な道具を揃えて毎日の料理を楽しみましょう!

清水三樹さんフライングソーサー 清水三樹さん

優れた機能性とデザイン性を兼ね備えた国内外のキッチン用品を販売する「フライングソーサー」の代表取締役社長。プロの厨房設備や業務用食器の販売に50年以上関わってきた経験を生かし、2001年からはオリジナルの商品開発をスタート。東京中野区にある本店には、備え付けのキッチンがあり、キッチン用品の使いこなし方などを教えるデモンストレーションを不定期に行っています。詳しくは<フライングソーサー>のHP参照。

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撮影:矢野宗利
文:白鳥紀久子

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