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2021.03.06

【検証】バーミキュラのフライパンは本当に優秀なのか? 実際に使ってみました!

<バーミキュラ>フライパン

私、ライターKが使っているフライパンは、購入してから早4年。フッ素樹脂加工のコーティングが剥がれて焦げつくようになり、そろそろ買い替えどき……。今度は長く使える鉄製も含めてリサーチしていたところ、<バーミキュラ>から2020年にフライパンが発売されていたと知り興味津々。

<バーミキュラ>といえば鋳物ホーロー鍋(=鉄を型に流し込み、ガラスでコーティングした製法で作る鍋のこと)の技術に優れた人気のブランド。ホームページを見ると、そのフライパンは従来のフライパンにはない使用感で、いつもの料理が格段においしくなるそうで……。でも、それって本当!?

そこで、伊勢丹新宿店の5階キッチンダイニングのコーナーで、デモンストレーションを行っている<バーミキュラ>今井麗さんにお願いして、ほかのフライパンと材質の違いや使い方、その特徴を、実際に調理をしながら教えてもらいました。

中華鍋で一気に炒めたようにシャキシャキなもやし炒め、フタなしでもふわとろに焼ける極厚フレンチトーストなど、驚きの検証体験をレポートします!

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一般的なフライパンは「使い勝手」「耐久性」「蓄熱性」など、すべての願いをクリアできない!?

まずは<バーミキュラ>のフライパンの検証に入るまえに、自分にとってのフライパン選びについて考えてみました。

調理道具の中で、もっとも使用頻度が高いのがフライパン。とくに深さが5~6cmほどあるフライパンは、炒めるだけでなく、煮る、揚げるなどができるため、それだけに種類が多く、素材や価格もさまざまなので、どれを買うべきか本当に迷いますよね。

私の場合は、フライパンの材質の違いで選ぶことが多いです。例えば、パッと思い浮かぶのは、大きく分けてフッ素樹脂加工、ステンレス製、鉄製の3種類。

一般的に、使い勝手と耐久性などの優劣は、下記のようにいわれています。

◆一般的なフライパンの材質別の優劣

【使い勝手】(=軽さ、焦げつきにくい、手入れの簡単さ)

フッ素樹脂加工製>ステンレス製、鉄製

【耐久性】(=ゴシゴシ洗える、変形・破損しにくい)

鉄製>ステンレス製>フッ素樹脂加工製

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つまり、フッ素樹脂加工製は軽くて焦げつきにくく「使い勝手」はいいけど、表面が傷つきやすい。鉄製は使ったあとにゴシゴシ洗えて「耐久性」があるけど、錆びないよう、使ったあとに水気を飛ばしてから油をなじませる手入れが必要なうえ、なんとなく重たそう……。

また、鉄製のフライパンは熱しやすくた冷めにくい(蓄熱性がある)ですが、とにかく重い印象。ステンレス製とフッ素樹脂加工製のフライパンは、製品の構造(異素材との組み合わせ、層の多さなど)によって蓄熱性は変わる。そもそもフライパンの蓄熱性が料理にどう影響するのかよくわからず、なんとなく「優れていると料理がおいしく作れるのかな?」という程度で、あまり深く考えたことはありません。

手入れが楽で扱いやすく、耐久性に優れ、料理がおいしく仕上がる……。そのすべてが叶う理想のフライパンを手に入れたいと思うのは、ワガママなこと?

【見た目】アンティークのような存在感が美しい! <バーミキュラ>のフライパン

「いいえ! 鉄を型に流し込んで作る鋳物(いもの)を、ホーローでコーティングした<バーミキュラ>のフライパンなら、その願いが叶いますよ。実はこの材質、卓越した職人によって作られる<バーミキュラ>の鋳物ホーロー鍋と同じなんです」

そうにこやかに答えてくれたのは、<バーミキュラ>エキスパートの今井麗さん。お待たせしました! いよいよ<バーミキュラ>のフライパンとのご対面です。

「<バーミキュラ>の鋳物ホーロー鍋は、厚みが3mmあり、直径22cmのものだと重さは4.2㎏。一方、<バーミキュラ>のフライパンは最薄部の厚みを1.5mmと極限まで薄くして、重さ約1kgに仕上げています。ハンドルも一つひとつ職人の手によって高級木材を削り出していますから、とっても手になじむんです」

私の目の前に置かれたフライパンは、アンティークのオブジェのように洗練された佇まい。ハンドルは木目が美しく、本体との段差がなくスムーズで、握ってみるとしっとりと手に吸いつくようです。調理後にフライパンごとテーブルに置いても様になりそう。本体はザラッとしたマットな仕上がりで、他のフライパンにも、バーミキュラの鋳物ホーロー鍋にもない、初めて体験する質感です。

ただ、普段から鋳物のホーロー鍋を使っているので、そのどっしりとした重さは、よくよく分かっている私。重いフライパンは力が弱いから無理だな……と思いながら持ち上げてみると意外! 想像よりもずっと軽くて驚きました。

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※取扱い:伊勢丹新宿店 本館5階

【材質】<バーミキュラ>フライパンは鋳物ホーロー製。強火の高温にかけてもOKなのは意外!

ここで、私がとても気になったフライパンの材質について、今井さんに質問! そもそも、フライパンの材質に「鋳物ホーロー製」があるなんて、考えたことがありませんでした。鉄製のフライパンをホーローでコーティングした材質というのは、一体どんなメリットがあるのでしょう?

「ホーローで覆うことで鉄のように錆びる心配がなく、使用後は洗剤でさっと洗えばOKなので手入れが楽です。さらにフッ素樹脂加工とは違い、高温調理が可能。本体は鉄ですから、耐久性も申し分なし。鉄はすぐに高温になり、温度を均等に長く保てる(保温性・蓄熱性がある)ので、強火なら食材の水分が素早く蒸発し、弱火ならじっくり火が入って料理がおいしく仕上がります」

「さらに<バーミキュラ>のフライパンは、水がなじむ特殊な性質を持つ新開発のホーローと、蓄熱性が非常に高い鋳鉄を組み合わせることで、食材から出る余分な水分を瞬間的に蒸発させて、旨みを凝縮させる効果も。万が一ホーローが傷んできたら、リペアができるので、生涯お使いいただけます」

なるほど。つまり高温に熱することができる鉄の機能的な良さがありながら、ネックだった使い勝手は抜群ということですね! 熱しやすく冷めにくいことが、おいしさにどう影響するのかも分かりました。

でも、そのおいしさって、そこまで違うものでしょうか? 実際にお料理を作りながら、詳しく解説してもらいましょう!

【使い勝手】本当においしさに差が出るか検証! <バーミキュラ>のフライパンで3つの料理を作ってみた

<バーミキュラ>のフライパンは、直径26cmサイズと直径24cmサイズ。私は炒めたり、焼いたりするだけでなく、カレーなどの炒め煮もしたいのですが、どちらを買うべきでしょう?

「それでしたら深型の直径24cmがおすすめです。直径26cmのものより1cm深く、実はどちらも容量は同じ。24cmのものは深さがある分、油はねしにくく、少ない油なら揚げものもできます。保温性(蓄熱性) が高いので食材を途中で足しても温度が下がらず、揚げ焼きでもカラッとおいしく仕上がりますよ」

フッ素樹脂加工製のフライパンだと、高温で調理する揚げ物はコーティングを傷めるので避けてきましたが、<バーミキュラ>なら気にせずできるのは嬉しいです!

作っていただくお料理は、私が普段おいしく作れない「もやし炒め」と「ステーキ」。そして今井さんが「ぜひ食べていただきたい」とイチオシの「フレンチトースト」の計3品を、直径24cmサイズのフライパンで、IH調理器を使って作っていきます。IH調理器でも使えて、リペアしながら使えるとなると、住宅環境に左右されることなく長く大事にできますね。

今井さんによると、<バーミキュラ>のフライパンで、どの料理を作るときにも共通で守りたいポイントがあるそうです。

【基本】焦げつかない秘訣<バーミキュラ>フライパンを使うポイント

  • フライパンから煙が出るまで、しっかりと予熱をすること
  • 焦げやすい食材、厚みがある食材は、予熱の煙が落ち着いてから食材を入れ、弱火か極弱火でゆっくり加熱すること

「<バーミキュラ>の技術を使った鋳物ホーロー製のフライパンは、上記のポイントを押さえれば、どなたでも簡単に使いこなせます! 煙が出るまで熱することは、初心者の方は驚くかもしれませんが、鉄製のフライパンでは基本なのでご安心を」

【野菜を炒める】中国料理店のようなシャキシャキもやし炒め。高温状態をキープできるからフライパンは振らなくてOK!

もやしを炒めているところ

余分な水分が出てべチャっとしたり、火の通りが甘くて生臭くなったりと、意外と難しい「もやし炒め」。フッ素樹脂加工のフライパンで作るのと、どう違うか楽しみです。

「<バーミキュラ>のフライパンは食材を入れるまえに、充分に熱することが重要。中途半端に温めた状態だと、食材が焦げつく原因になります。まずフライパンを弱めの強火にかけ、30秒ほどしたら油を入れ、1分ほどさらに過熱してください。煙がしっかり立ったらもやしを入れましょう」

ぶ厚くて重たい鋳物ホーローの鍋だと温まるまでに3~5分、時間がかかりますが、<バーミキュラ>のフライパンは同じ材質でも薄いので、温まるのが早い! 油を入れて1分ほどで、白い煙がモクモクと立ってきました。フッ素樹脂加工のフライパンでは起きない現象なので、ちょっとビックリ。もやしを入れるとパチパチパチ! と水分が勢いよく一気に飛ぶ音がします。

「フライパンに使用しているホーローコーティングは、新開発された水になじみやすい素材です。250℃に熱したフライパンに5mlの水を垂らして蒸発するまでの時間を比べると、鉄の鋳物製が約90秒、アルミ製のフッ素樹脂加工が約310秒、ステンレス製が約400秒かかりますが、このフライパンはわずか3秒。瞬間的に水分が飛ぶので、さっと混ぜながら炒めるだけでOK。フライパンは側面まで均等に熱い状態が保たれているので、あおる必要がなく、中華鍋を使って強火で炒めたのと同じような仕上がりになるんです」

もやしに透明感が出てきたら、余分な水分が出ないよう、仕上げに塩を入れて完成です。空のフライパンを見ると、水分がまるで残っていません。

いざ実食。箸で持ち上げるともやしがピンとしていて、噛むとシャキシャキという音とともに、もやしから水分が弾けます。もやし特有の生臭みがなく、むしろ軽く焼き色がついて香ばしいくらい。冷めてから食べても食感は変わらず、今井さんが手でもやしを折ってみたら、パキッと音がしました。強火で焦げることもなく、重い中華鍋を振らなくても、こんなにおいしいもやし炒めが作れるなんて……。これは確かにフライパン革命といえそう!

【肉を焼く】絶対にマスターしたい完璧なステーキ。熱がゆっくり均等に伝わるから、肉汁を逃さず、やわらか!

ステーキにバターをかけるところ

「実際に店頭で接客していると、道具にこだわりを持つ男性が意外と<バーミキュラ>のフライパンに関心を持たれることが多いんです。みなさん、『ステーキをおいしく焼きたいから』と言って購入されます。このフライパンで焼くと、上等なステーキ肉でなくても、表面はカリッと、中はやわらかく焼き上がるんですよ」

シンプルな料理だからこそ焼き具合で味に差が出るステーキは、料理男子でなくても極めたい料理のひとつですよね。いつも使っているフッ素樹脂加工製のフライパンだと、香ばしく焼けなかったり、肉汁が出てしまったり、なかなか苦戦しがちです。

「ステーキの場合も、まず油を入れたフライパンを煙がしっかり立つまで熱しましょう。今度は一度火を止め、煙が完全に消えるまで30秒ほど待ったら、ステーキ肉を入れ、弱火にかけます」

一度火を止める理由は、もやしと違って肉が焦げつきやすい食材だから。厚みのある食材はじっくり火を通したいので、全体の温度を落ち着かせます。

お肉を入れるとジュッ!と音がしましたが、そこからは「本当に焼けているの?」と不安になるくらい、とても静かな時間が続きます。肉は強火で焼くのがセオリーだと思っていたので、弱火で焼くなんて意外です!

「弱火でも熱が均等に伝わるので、肉に熱がしっかりと伝わり、肉汁を逃がさずに焼くことができます。これが炭火調理などと同じ遠赤外線効果で、本体が鉄(鋳鉄)だからこそなんです。お肉を入れたら触りたくなりますが、そこはじっと我慢しましょう!」

5分ほどたって裏返すと、見事に綺麗な焼き色がついています。反対側は3分ほど焼いたら焼き色がつきました。

「いまは中がレアくらいの焼き加減なので、火を止めて、そのまま5分ほど置きます。ここでも鉄の冷めにくさが大活躍。余熱で調理ができるんですよ」

お皿に盛ったステーキ

お皿に盛ったステーキを切ると、芯はきれいなロゼ色をしたミディアムレアに! やわらかく、噛むほどに旨みたっぷりの肉汁が口いっぱいにあふれます。「そんな上等なお肉ではないんです」と今井さんは言っていましたが、高級なステーキを食べているようです。

そして驚いたのは、弱火で調理したのでコンロにまったく油が飛び散っていないこと。油でベタベタのコンロ掃除からも解放されます。

【パンを焼く】まるでホテルの朝食! ふわとろ極厚フレンチトースト。フタなしで焼けるのが驚き

フレンチトースト

最後はフレンチトースト。私のいつもの作り方は、フッ素樹脂加工のフライパンでフタをしてじっくり蒸し焼きにしています。自分としてはそれなりに満足してきた一品です。ところが、卵液に浸かった4.5cmもある3枚切りの食パンを目にして度肝を抜かれました。しかもフタを使わずに焼くというから、もう半信半疑です!

「フレーチトーストを焼く際も、まずは、フライパンを弱めの強火にかけ、30秒ほどしたら油を入れ、1分ほどさらに温めてください。ステーキ肉を焼くときと同じように、卵やバターは焦げつきやすい食材ですし、じっくり火を通して焼きたいので、煙がしっかり立ったら一度火を止めます」

3品目なので煙にも慣れ、予熱と火を止める手順はしっかり覚えました!

「煙がおさまったら、バターを入れて溶かします。バターは焦げやすいので、最初からではなく、予熱のあとに入れてください。食パンを入れ、かなり厚みがありますから、極弱火で5分ほど焼いていきます」

ステーキ同様、静かな状態で、焼けるのをじっと待ちます。

「極弱火でじっくり焼いていくので、つきっきりで様子を見る必要もなく、小さなお子さまがいるご家庭にもおすすめです。焼いているあいだに、ほかの料理も作れますよ!」

なるほど、それは嬉しいポイントです。

裏返して5分ほどたち、両面に焼き色がつきました。側面もさっと火を通して焼き固め、お皿に盛ってシロップと粉糖をかけて仕上げます。

こんなにぶ厚い食パンが、フタを使わずに本当に中まで火が通っているのか…。切り分けたフレンチトーストをパクリ。その瞬間にシュワシュワ~と溶けてなくなりました! こんなにふわとろのフレンチトースト、今まで食べたことがありません。中までしっかり火が通っているけどプリンのようにやわらかく、端はカリッと香ばしく、そのコントラストが絶秒。もう以前のフレンチトーストには戻れません。

【まとめ】フッ素樹脂より使い勝手が◎! 高温で調理できるのが優秀<バーミキュラ>のフライパン

話題のフライパン、いかがでしたか? 一般的な鉄製のフライパンほど重くなく、錆びないので手入れが簡単でした。とくに気に入ったことは、フッ素樹脂加工のフライパンが苦手とする高温で炒め物や揚げ物ができること。耐久性があって万が一のリペアも可能なのも安心です。何より、新しい技術の鋳物ホーローのおかげで、食材から出た余分な水分が瞬間的に蒸発することを実感。今回検証してみて、素材本来の旨みがギュッと凝縮されて、シンプルな料理でも劇的においしく感じられました。

毎日のように使うフライパンだからこそ、納得できるものを使いたい。それが一生モノであれば、こんな素敵なことはないですよね。約10年間ものバーミキュラ製造で培った、職人の技術と、絶え間ない日々の試行錯誤の末に誕生したという、職人さんの技とこだわりが詰まった<バーミキュラ>のフライパンは、まさにそんな道具です。ぜひ一度お手に取ってみてください。

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【プロが解説】新生活に揃えたい「キッチン道具3種の神器」はこれ!

<バーミキュラ>フライパンは、三越伊勢丹オンラインストアで購入できます!

深さが5cmあり、満水容量は約2リットル。炒める・煮る・揚げるといった幅広い調理が可能。ウッドハンドルは、明るく木目がくっきりとした「オーク材」と、赤みがかった深い色をした「ウォールナット材」の2タイプから選べる(同料金)。

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口径が広いので、野菜炒めやチャーハンなど、一度にたくさん作りたい料理に最適。餃子なら約15個、ステーキなら2~3枚同時に焼ける。ウッドハンドルは、明るく木目がくっきりとした「オーク材」と、赤みがかった深い色をした「ウォールナット材」の2タイプから選べる(同料金)。

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※取扱い:伊勢丹新宿店 本館5階

今井さんに<バーミキュラ>のフライパンについて、さらなる気になった質問にも答えてもらいました。購入しようか悩んでいる人は、下記のQ&Aもぜひ参考にしてください!

さらに気になること聞きました! <バーミキュラ>フライパンQ&A

Q1:お手入れは大変ですか?

フライパンを洗っているところ

A:スポンジを使い、食器用中性洗剤で洗えます。空焼きする必要はなく、さっと布で拭いて乾かせばOKなので、鉄製のフライパンに比べるとお手入れはとっても簡単。ただし、ホーロコーティングが傷むので、金属製のヘラやトングの使用はNGです。洗う際にタワシ(金属タワシを含む)やメラミンスポンジを使用するのも、避けた方がいいでしょう。基本のお手入れは、フッ素樹脂加工のフライパンと同じだと思っておいてください。

Q2:油をたくさん使いますか?

A:フッ素樹脂加工のフライパンと同程度で十分です。もし<バーミキュラ>のフライパンに食材がくっついてしまった場合は、油が少ないのではなく、予熱が十分でなかったことが原因だと考えられます。

Q3:煮込み料理は作れますか?

A:カレーやビーフストロガノフなど、薄切りの肉や野菜を炒めてから煮るような料理にとても向いています。素材本来の味が引き出され、調味料をあれこれ入れなくても十分おいしくなります。

Q4:オーブン調理はできますか?

A:ハンドルが木製のため、できません。

Q5:フタが必要なのはどんなときですか?

餃子やハンバーグなど蒸し焼きにする料理はあると便利です。煮込み料理を作る場合も、沸騰するまでの時間を短縮したいときは必要です。フタ本体は強化ガラス製なので、フライパンの中の様子が分かりやすい造りになっています。取っ手は熱くなりにくい鋳物ホーロー製で、自立する構造になっているので、外したときの置き場に困らないので、本体と一緒に購入しておくと何かと活躍しますよ。

Q6:どんなときに修理に出せばいいですか?

A:長年の使用によりホーローのコーティングが剥げてきたり、ウッドハンドルが傷んだりしたら、リペアサービスの利用がおすすめ。再ホーローコーティングで、新品同様にしてお返しします。その際、ウッドハンドルも新品に交換します(有料)。

※価格などの詳細については、バーミキュラ オーナーズデスク(メール infomail@vermicular.jp または電話番号0120-766-787)までお問い合わせください。

今井麗さん取材協力/<バーミキュラ>今井麗さん

長い海外生活や、オリーブオイル専門店での勤務を経て、<バーミキュラ>に入社。<バーミキュラ>製品を使った約100レシピを作り、コンシェルジュ試験を経て認められる、全国でも10名程度の<バーミキュラ>製品のエキスパートとして、デパートなどでデモンストレーションによる商品紹介を行う。

三越伊勢丹オンラインストアで<バーミキュラ>商品一覧をみる>>

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写真:菅井淳子 (ステーキ、フレンチトースト以外)
文:香取里枝

商品の取扱いについて

記事で紹介している商品は、伊勢丹新宿店本館5階三越伊勢丹オンラインストアにてお取扱いがございます。 

※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。

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