2018.03.18
伊勢丹ワイン担当が厳選!3,000円以下で外さない「ロゼ」6選
お花見の季節が近づいてくると、ロゼワインの人気がぐっと高まりますが、その理由は「ピンク色がかわいいから」だけではないんです。
「ひと昔前はロゼワイン=甘口と思われていましたが、最近では辛口のものが増えています。どんな食事にも合わせやすく、赤や白より軽やかに飲めるので、昼間から始めるお花見やピクニックにぴったりです」と話すのは、ワイン選びのプロ・伊勢丹新宿店ワイン担当の八木香さん。
そこで、八木さん本人が「この美味しさで3,000円以下!?」と驚いた、世界各国のロゼワインの中から上質なスパークリングを中心にご紹介。個性的なボトルデザインや、濃淡が異なる多彩なピンク色にも注目です!
キュートな箱入り。シャンパーニュ級の丁寧な製法
1)<ロータリ> ブリュット ロゼ(サクラギフトボックス)
原産国:イタリア 品種:ピノノワール75%、シャルドネ25% 【限定60本】
※2018年3月21日(水)より販売
「白スパークリングが人気のブランド<ロータリ>から登場した、春限定の桜ボックスに入った泡ロゼです。優秀なワインの産地として知られる北イタリア・アルプス地帯で、本格的なシャンパーニュ方式により丁寧に醸造。チェリーやりんごのような豊かな香りと酸味が口に広がります。キメ細かな泡が持続し、乾杯から食中まで楽しめる上質な1本です」
ツウも認める、南アフリカのクオリティ
2)<グラハム・ベック> ブリュット ミレジム ロゼ
原産国:南アフリカ 品種:ピノノワール80%、シャルドネ20%
「『南アフリカのシャンパーニュ』と称えられ、昨年、日経新聞『NIKKEIプラス1』の泡ランキングで第1位に輝いた<グラハム・ベック>からロゼをご紹介します。フレッシュかつ繊細な泡の秘密は、収穫したぶどうを30分以内にプレスして酸化を防いだ、シャンパーニュ方式による製造にあり。ベリーのアロマを感じさせながらもキリッとした辛口なので、バーベキューなどの肉料理からお寿司まで合わせやすい1本です」
フランス産カベルネ100%、赤い果実の味わい
3)<ジャン ルイ バララン>クレマン ド ボルドー ロゼ
産地:フランス 品種:カベルネ・ソーヴィニヨン100%
「重厚な赤ワインを生むボルドーの主要品種カベルネ・ソーヴィニヨン100%を使った<ジャン ルイ バララン>の泡ロゼです。木いちごを思わせる果実感たっぷりの味わい! はつらつとした泡とフルーティな余韻が長く持続し、キレのあるバランスの良い辛口です。2,000円台とは思えない高級感あるボトルデザインと、ワインの鮮やかな色合いは手土産にもおすすめです」
後味すっきり!こってり料理とも好相性の国産ロゼ
4)<都農ワイン>キャンベル・アーリー プレミアム
産地:日本 品種:キャンベル・アーリー100%
「宮崎のワイナリー<都農ワイン>の国産ロゼ。自社農園で育てたぶどう品種、キャンベル・アーリーは、いちごやキャンディのようなアロマと鮮やかなバラ色が特長です。最初はやや甘口かなと感じるのに、意外に後味がスッキリとしているので、チキン南蛮などのこってり料理や焼き鳥などの和食にも合うのが魅力。栓はオープナーが不要なタイプなので、お花見にもぴったりです」
ヨーロッパの名門が手がけるチリワイン
5)<ミゲル トーレス チリ>サンタ ディグナ エステラード ブリュット ロゼ
産地:チリ 品種:パイス 100%
「ミゲル・トーレス氏はスペインを代表するワイン生産者。ヨーロッパで培った技術を活かし、チリの風土や周辺環境を活かしたワイン生産に努めてきました。そのノウハウと、チリで500年以上も栽培される伝統品種・パイスが融合してできたのがこちらのロゼ。弾ける泡にパイス種特有のイキイキとした酸が感じられます。バラのような色合いで、フランボワーズやクランベリーなどのリッチな果実味も魅力です」
イタリア地中海が産んだ美しいピンクのロゼ
6)<サン・マルツァーノ>トラマーリ 2017
産地:イタリア 品種:プリミティーヴォ100% 【限定48本】
※2018年3月21日(水)より販売
「<サン・マルツァーノ>は、イタリアのかかとの部分にあたるプーリア州のワイナリー。この地域で造られるワインは、アドリア海とイオニア海に囲まれた地中海気候が影響し、しっかりとした果実味をもつワインになる傾向があります。『トラマーリ』は『海と海の間』という意味。この土地ならではの味わいがしっかり表現され、チェリーやラズベリーのアロマを感じる心地よいロゼに仕上がっています」
親しみやすいロゼはデイリーに楽しめる優秀ワイン
日本ではロゼワインの消費はまだまだですが、「フランスの避暑地・プロヴァンスでは、ロゼは夏の風物詩なんです。価格も手頃でさっぱりとした味わいのため『ヴァカンスのワイン』なんて呼ぶ人も」と八木さん。
どうやらロゼワインは、もっと気軽に楽しむのが正解のようです。「今後も各国から優秀なロゼが誕生しそう」というから、ますます目が離せません!
ロゼワインとは?おすすめのロゼワイン5選【2022年】はこちら>>
商品の取扱いについて
記事で紹介している商品は、伊勢丹新宿店本館地下1階=グランドカーヴにてお取扱いがございます。
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。
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