2015.04.09
食品フロアスタッフが本気で勧める、あの店の「コレおいしい!」#1
第1回:日本茶テロワール・名城麻里子さん
日頃、三越伊勢丹の食品フロアで、実際に店頭に立っているスタッフたち。美食の戦場、美味の密林とでもいうべき空間で、お互いに最上の味をお客さまに届けるべく、切磋琢磨を続けています。
そんな彼らが、「あえて」他店の商品からオススメしたい「コレおいしい!」を紹介する本連載。強者は強者を知るように、本当においしいものがここにあります。
第1回となる今回は、日本各地のお茶を、その土地(テロワール)に立脚して紹介するこだわりの日本茶ショップ<日本茶テロワール>から、名城麻里子さんにご登場いただきます。
名城さんのおすすめ①:
かぶせ茶といただきたい、小布施堂Shinjuku「生栗らくがん くりは奈」
「もともと栗が好き」という名城さん。開口一番に推薦してくれたのが、<小布施堂Shinjuku>の「くりは奈」でした。栗の町、長野県小布施市の銘菓で、栗を使った生タイプのらくがんです。
「干菓子というとぼそぼそしている印象がありますが、これは生タイプなのでしっとりしているのが特徴。栗本来の味がして、まるで栗きんとんを食べているみたいなんです。いつもひとつずつ、大切に味わいながらいただいています」
栗のやさしい甘さには、お茶席などで使われる上生菓子にも向いている玉露風のまろやかな「かぶせ茶」がよく合うとのこと。上質な和のティータイムが楽しめそうです。
<小布施堂Shinjuku>生栗らくがん くりは奈 864円 ■甘の味
名城さんのおすすめ②:
お茶漬けにも合いそうな、祇園やよい「ちりめん山椒 おじゃこ」
もう一品、オススメしてくれたのは、ちりめんじゃこを山椒と醤油で炊き上げた「おじゃこ」。京都の祇園に店舗を構える老舗の逸品です。
「もともと何かで紹介されていたのを見て食べてみたのですが、一般的なちりめんじゃこのイメージとは違っていて、とにかくふっくら! ご飯のお友にぴったりです。自宅用にはもちろんですが、ちょっとした手みやげ用にもよく購入します」
その時期に獲れる良質なイワシの稚魚を使っているので、その味わいは格別。これに炊きたてのご飯があれば、それだけで幸せな食卓になりそうですね。
<祇園やよい>ちりめん山椒 おじゃこ 1,080円 ■粋の座
日本茶をメインに扱う<日本茶テロワール>の名城さんが選んだのは、やはり日本の伝統を感じさせるアイテム。<日本茶テロワール>のお茶と、どのようなコラボレーションを奏でるのか、ぜひともトライみたいですね。
商品の取扱いについて
記事で紹介している商品は、伊勢丹新宿店本館地下1階=甘の味/小布施堂Shinjuku、粋の座/祇園やよいにてお取扱いがございます。また、お電話注文(伊勢丹新宿店 電話03-3352-1111大代表)でもお買い求めいただけます。
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。
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