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2026.02.11

フルーツ

【生産者が解説】強い甘みで話題! 埼玉が誇るいちご「あまりん」の魅力。限定スイーツも登場

「あまりん・べにたまフェア」イメージ

埼玉県のいちご品種として、注目が高まってきている埼玉のブランド「あまりん」。しっかりとした甘みとほどよい酸味が特徴で、2025年2月には、日本野菜ソムリエ協会主催の「第3回全国いちご選手権」で最高金賞を受賞しています。

伊勢丹新宿店では、数年前から埼玉県フェアや「あまりん」を使ったスイーツフェアを開催し、その魅力をいち早く紹介してきました。そんな注目の高まりを受け、2026年2月18日(水)~2月22日(日)に「あまりん・べにたまフェア」の開催が決定! 「あまりん」の販売に加え、このフェアにあわせたオリジナルの限定スイーツも登場します。

今回は、まだ「あまりん」を食べたことがない方に向けて、ベテラン生産者の埼玉県<久米原農園>久米原美幸(よしゆき)さんに、その魅力を直接取材。あわせて、伊勢丹新宿店でしか買えないオリジナル限定スイーツのなかから、バイヤーおすすめの和菓子・洋菓子6品をご紹介します。どこで買えるのか、どんな味なのか食べてみたい…と感じていた方は必見です!

目次

「あまりん・べにたまフェア」期間限定いちごスイーツの記事はこちら>>

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ベテラン生産者が解説! 埼玉生まれのいちご品種「あまりん」とは?

<久米原農園>あまりん「極」

<久米原農園>あまりん「極」(1箱) 19,440円、(1粒) 1,944円(ともに税込) ※販売期間:2026年2月5日(木)〜なくなり次第終了

「あまりん」は、埼玉県が「やよいひめ」と「ふくはる香」を掛け合わせて開発した県のオリジナルブランドいちごです。糖度が高く、口に含むとしっかりとした甘みが広がるのが特徴で、“練乳いらず”と言われているほど、果実そのものの味わいが楽しめます。

※取扱い:伊勢丹新宿店 本館地下1階 フレッシュマーケット(生鮮)

ここからは、実際に「あまりん」を育てる生産者の声を通して、その魅力をさらに深掘りします。お話を伺ったのは、埼玉県<久米原農園>の8代目・久米原さん。「全国いちご選手権」や「クリスマスいちご選手権」での受賞歴を重ねながら、「あまりん」と真摯に向き合ってきた生産者です。

味や見た目の特徴はもちろん、栽培で大切にしていることや、作り続ける原動力についても語っていただきました。

●【味の特徴】あまりんは糖度と酸味のバランスが完璧!

<久米原農園>あまりん

<久米原農園>あまりん生産者の久米原美幸さんご夫妻

「あまりん」は、糖度の高さだけで語れるいちごではありません。平均糖度は15〜16度と高水準ながら、酸味とのバランスがよく、後味は驚くほどすっきり。

「甘いだけじゃダメなんです。旨味や香りなど、いろいろな要素が重なって、はじめて“おいしい”になると思っています。フルーツは特に、糖と酸のバランスが大切ですね。だから、糖度の数字にこだわるというより、数字以上に“味の完成度”を大事にしています」(久米原さん)

●【形・色(見た目)の特徴】丸くてかわいらしい見た目もポイント

<久米原農園>あまりん

「あまりん」は果実が円錐〜短円錐形で、サイズは比較的大きいのが特徴。見た目は鮮やかな紅色で、果肉は淡い赤色に染まります。久米原さんは、見た目の魅力をこう語ります。

「いちごといえば、丸みがあって、先に向かって緩やかに円錐になっていく形が印象的だと思います。『あまりん』はフォルムがコロンとまん丸で、いちごらしいかわいらしい形なんです」

さらに、採れたてはヘタが反るように上に立つのも「あまりん」ならでは。新鮮さがひと目で伝わるその姿も含めて、久米原さんは「これが『あまりん』らしさ」と感じているそうです。また<久米原農園>では、果実全体がしっかり赤く色づいた状態で収穫しているそう。

「店頭に並ぶいちごには、数日間の日持ちを前提に流通しているものも少なくありません。ただ私たちは“どれだけ棚持ちするか”よりも、“いちばん良い状態でその日に手に取り、その日のうちに味わってもらう”ことを大切にしたいと考えています」(久米原さん)

●【旬の時期】あまりんがおいしくなるのはいつ? 生産者が教える食べ頃

「あまりん」の収穫時期は、一般的に12月から5月頃までとされています。長く楽しめるいちごですが、せっかくなら状態の良い時期に味わいたいところ! そこで、「あまりん」の食べ頃について久米原さんに伺いました。

「作り始めた当初、『あまりん』は3月、4月になってもおいしくて驚きました。他の品種は春先になると、どうしても味が落ちやすい印象がありますが、『あまりん』は作り方次第で、シーズンを通して良い味を保てると感じました。

そのなかでも、甘さと味わいがしっかり乗ってくるのは1月下旬から2月いっぱい。シーズン全体を通して楽しめる品種ではありますが、やはりこの頃が特におすすめだと思います。この時期は、味のまとまりが良いだけでなく、収穫量や流通量も安定していて、良い状態で届きやすいんです」(久米原さん)

伊勢丹新宿店「あまりん・べにたまフェア」の開催時期とも重なり、まさに食べ頃を迎えるタイミング! 期待感も高まります。

<久米原農園>があまりんの栽培を始めたきっかけとは?

<久米原農園>で久米原さんがいちご栽培に関わり始めた当時は、栃木県で生まれた品種「とちおとめ」を栽培していたそうです。栃木の品種を埼玉で育てることに、どこか違和感のようなものも感じていたのだとか。

「実は60年ほど前は、いちごの栽培面積は栃木よりも埼玉のほうが多かった時代があったんです(※)。これは私も知って驚きました。その話を聞いて、埼玉ももう一度、いちごで存在感を示せたらいいなと思ったんですよね。

栃木は今もいちごの生産が盛んな地域。栽培面積や収穫量で栃木と競おう、ということではなく、別の形で埼玉らしさを打ち出したいと考えました。その答えのひとつが、“味”に重きを置いた『あまりん』です。その味わいを評価していただいて、『第3回全国いちご選手権』で日本一になりました」(久米原さん)

※出典:埼玉県農産物ポータルサイト

●あまりんを作り始めた当時の葛藤と驚き

<久米原農園>あまりんの苗

久米原さんが「あまりん」と出合ったきっかけは、埼玉県農業技術研究センターの育種担当者から、新品種の試験栽培として、各農家にいちごの苗が5本ずつ配布されたことでした。

「『あまりん』を作り始めた当初は、正直、疑問も多かったです。『え、これだけしか実がならないの?』と。私が『あまりん』を作り始めたのは2017年頃でした。でも、『とちおとめ』の半分以下しか花が咲かない。花の数はそのままいちごの数になりますから、“これしか花が付かないんだ…”というのが、率直な第一印象でした。ただ、味はすごく良くて驚きました」(久米原さん)

●あまりんの栽培で大切にしているのは、温度との向き合い方

ほかのいちごより実が少なく、生産量も多くない「あまりん」。その栽培において、久米原さんが特に意識していることを聞きました。同じ「あまりん」でも、作り方や考え方は農家ごとに異なるそうです。

「温度管理にも気をつけています。管理を誤ると、ヘタの部分が枯れてしまう。これはハウスの中でも起こります。最近は気候の変化も大きくて、なかなか難しいところです。

今年は暖冬と言われつつも、実際には冷え込む日が多く、温度管理には特に気を配っています。ここを誤ると、『あまりん』らしいきれいな育ち方が難しくなり、味に大きな差はなくても、見た目に影響が出ることがあります。

味を整えるために、私たちの地域では、暖房機を使わない『無加温』という栽培方法を取っています。とはいえ、気温によっては暖房を入れたほうがいい場面も出てきます。このくらいの寒さになったら入れる、という判断は本当に気を使いますね。

暖房を使わず、時間をかけて赤くしていくことで、味が整いやすくなり、品質も安定します。そうした点を意識しながら、『あまりん』の栽培に取り組んでいます」(久米原さん)

●“おいしい”の声が、あまりんを作り続ける原動力

<久米原農園>ビニールハウスであまりんの苗を植える様子

農業の大変さと向き合いながらも、久米原さんが「あまりん」を作り続けようと思える理由とはなんでしょうか。

「やっぱり『おいしい』って言ってもらえることですね。お客さまからそう言っていただけるのが、何よりうれしいです。伊勢丹さんに出かけた方が、『わざわざ行って買ったよ』と連絡をくださったり、『やっと買えた!』という声をいただいたりすると、今までの苦労が喜びに変わります。

ここ1〜2年は、メディアにも取り上げられ、取材を受ける機会も増えてきました。広く関心を持っていただけているんだなと実感しています」(久米原さん)

●まだ知らない人にこそ、味わってほしいあまりん

最後に、「あまりん」をまだ味わったことがない方へのメッセージと、「あまりん」フェアへの期待について伺いました。

「伊勢丹さんやスーパーに並んでいるのを見ると、少し価格が高い印象を持たれるかもしれません。ただ、手間をかけて作った、生産量のとても少ない品種なので、その付加価値を感じていただければ。損はさせません。ぜひ一度手に取ってもらえたらうれしいです!」

また<久米原農園>は、多くのパティシエとも取引があるそう。

「『あまりん』の個性に合わせて、クリームやスイーツをいろいろ工夫して作ってくださっています。それが本当に見事で、それぞれの仕上がりを見ていると、すごいなと感じます。『あまりん』はそのまま食べてもおいしいですが、スイーツになることで、また違った良さが引き出される。そういう広がりを感じてもらえると思いますので、フェアをぜひ楽しみにしていてください」(久米原さん)

2026年伊勢丹新宿店でしか買えないオリジナル「あまりんスイーツ」6選

お話を聞くほどに、その魅力が伝わってくる「あまりん」♡ 今回の2026年2月18日(水)~2月22日(日)「あまりん・べにたまフェア」では、洋菓子・和菓子それぞれから、「あまりん」を使った期間限定のオリジナルスイーツが登場します。素材の良さを活かした一品ばかりで、思わず手に取りたくなるラインアップです。

【あまりんスイーツ①】口のなかで心地よくなじむ。あまりんと栗、季節が重なる苺大福<小布施堂Shinjuku>

<小布施堂Shinjuku>栗あん苺大福 あまりん

<小布施堂Shinjuku>栗あん苺大福 あまりん(1個) 756円(税込) ※販売期間:2026年2月18日(水)~2月24日(火)、会期中300個限り、なくなり次第終了 ※伊勢丹新宿店限定

栗の郷・長野県小布施町の栗菓子専門店<小布施堂Shinjuku>から、甘みの強い「あまりん」と濃厚な栗あんを合わせた、期間限定の苺大福が登場します。

こっくりとした栗あんのコクに、「あまりん」のほどよい酸味が重なり、ふわふわでやや厚みのある求肥が全体をやさしく包み込みます。いちごの爽やかさと栗の風味がバランスよく重なり、口のなかで心地よくなじみます。この時期だけの季節感あふれるスイーツを、ぜひ楽しんでみてください。

※取扱い:伊勢丹新宿店 本館地下1階 甘の味(和菓子)

三越伊勢丹オンラインストアで<小布施堂Shinjuku>の商品を見る>>

【あまりんスイーツ②】あまりんの魅力がさらに深まる! 香ばしいタルトとの贅沢な一体感<ペイサージュ>

<ペイサージュ>プレミアムタルト“あまりん”

<ペイサージュ>プレミアムタルト“あまりん”(1個) 1,026円(税込) ※販売期間:2026年2月18日(水)~2月22日(日)、各日平日10個、土日15個限り予定 ※伊勢丹新宿店限定

東京・代官山に本店を構える<ペイサージュ>は、デセールパティシエ江藤英樹氏によるスイーツブランド。

「プレミアムタルト“あまりん”」は、<ペイサージュ>のシェフも魅了されたという「あまりん」を主役にしたタルト。香ばしいタルト生地とやさしい甘さのカスタードクリームに、甘みと酸味のバランスが良い「あまりん」を合わせました。ひと口ごとに「あまりん」の風味が広がり、果物そのものの魅力をじっくり味わえます。

※取扱い:伊勢丹新宿店 本館地下1階 カフェ エ シュクレ(洋菓子)

三越伊勢丹オンラインストアで<ペイサージュ>の商品を見る>>

【あまりんスイーツ③】わさびとあまりん!? 意外な組み合わせを楽しむショートケーキ<ルポ バイ パティスリー イーズ>

<ルポ バイ パティスリー イーズ>あまりんとわさびのショートケーキ

<ルポ バイ パティスリー イーズ>あまりんとわさびのショートケーキ(1個) 1,451円(税込) ※販売期間:2026年2月18日(水)~2月22日(日) ※伊勢丹新宿店限定

東京・日本橋兜町のパティスリー<ease(イーズ)>が、伊勢丹新宿店にオープンしたブランド<repos by Pâtisserie ease(ルポ バイ パティスリー イーズ)>。

「あまりんとわさびのショートケーキ」は、練乳を思わせるような甘みを持つ「あまりん」の個性を生かした一品です。口に入れた瞬間はミルキーでやさしい味わいながら、後からわさびの清涼感がふわりと広がり、クリームの甘さをすっと引き締めます。

和の素材使いを得意とするブランドならではの意外な組み合わせ。驚きと納得を同時に楽しめるショートケーキです。

※別添えのソースには、「あまりん」ではなく「あまおう」を使用しております。

※取扱い:伊勢丹新宿店 本館地下1階 カフェ エ シュクレ(洋菓子)

三越伊勢丹オンラインストアで<ルポ バイ パティスリー イーズ>の商品を見る>>

【あまりんスイーツ④】フルーツを知り尽くした専門店が贈る、ご褒美パフェ<日本橋 千疋屋総本店>

<日本橋 千疋屋総本店>あまりんのショートケーキパフェ

<日本橋 千疋屋総本店>あまりんのショートケーキパフェ(1個) 1,350円(税込) ※販売期間:2026年2月18日(水)~2月22日(日)、会期中195個限り予定 ※伊勢丹新宿店限定

1834年創業、東京・日本橋の果物専門店<日本橋 千疋屋総本店>。「あまりんのショートケーキパフェ」は、旬のいちご「あまりん」をたっぷり使い、<日本橋 千疋屋総本店>ならではのホイップクリームと重ねた、ショートケーキ仕立てのパフェです。

「あまりん」特有のしっかりした甘みとほのかな酸味が、クリームのまろやかさと見事に調和。見た目にも華やかで、ちょっと気分を上げたい日のおやつや、ご褒美スイーツとしても選びたくなる一品です。

※取扱い:伊勢丹新宿店 本館地下1階 カフェ エ シュクレ(洋菓子)

三越伊勢丹オンラインストアで<日本橋 千疋屋総本店>の商品を見る>>

【あまりんスイーツ⑤】ラム酒香る、ちょっぴり大人ないちごのタルト<ル・デタイユ・デュ・グルニエ・ア・パン>

<ル・デタイユ・デュ・グルニエ・ア・パン>あまりんのタルトフレーズ

<ル・デタイユ・デュ・グルニエ・ア・パン>あまりんのタルトフレーズ(1個) 864円(税込) ※販売期間:2026年2月18日(水)~2月22日(日)、各日20個限り予定 ※伊勢丹新宿店限定

<ル・デタイユ・デュ・グルニエ・ア・パン>は、パリを中心に展開するブーランジェリー<ル・グルニエ・ア・パン>が手がけるスイーツブランド。

「あまりんのタルトフレーズ」は、ラム酒がほのかに香るアーモンドクリームを焼き込んだタルトに、香り豊かな「あまりん」を重ねています。使用している北海道産生クリームは甘さ控えめで、いちごの風味をやさしく引き立てる存在。素材の組み合わせが心地よく、ゆっくりと楽しみたくなるタルトです。

※取扱い:伊勢丹新宿店 本館地下1階 カフェ エ シュクレ(洋菓子)

三越伊勢丹オンラインストアで<ル・デタイユ・デュ・グルニエ・ア・パン>の商品を見る>>

【あまりんスイーツ⑥】シンプルだからこそ際立つあまりんの輪郭<パレスホテル東京スイーツブティック>

<パレスホテル東京スイーツブティック>あまりん苺のタルト

<パレスホテル東京スイーツブティック>あまりん苺のタルト(1個) 1,201円(税込) ※販売期間:2026年2月18日(水)~2月22日(日)、各日15個限り予定 ※伊勢丹新宿店限定

ケーキや焼菓子など、上質なホテルメイドスイーツを揃える<パレスホテル東京スイーツブティック>から登場するのは、「あまりん苺のタルト」。

「あまりん」そのもののおいしさを感じてもらうため、構成はあえてシンプルに。甘みの強い果実に合わせるタルト生地の分量には細かな配慮がなされていて、いちごの風味がすっと立ち上がる、軽やかな後味に仕上がっています。素材の良さをまっすぐに伝える、ホテルスイーツならではの品格を感じさせるタルトです。

※取扱い:伊勢丹新宿店 本館地下1階 カフェ エ シュクレ(洋菓子)

三越伊勢丹オンラインストアで<パレスホテル東京スイーツブティック>の商品を見る>>

「あまりん」の魅力、感じていただけましたでしょうか? そのまま味わっても、スイーツでも、しっかりと存在感を放つ「あまりん」。ブランドごとに工夫を凝らした個性豊かなスイーツが揃うのも、今回のフェアならではの楽しみです。期間限定のラインアップとなるため、気になる一品はぜひお早めにチェックしてみてください。

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文:オフィスK2M

※いちごの生育状況等により商品の仕様、販売数などが予告なく変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。

商品の取扱いについて

記事で紹介している商品は伊勢丹新宿店 本館地下1階にてお取り扱いがございます。

※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。

※オンラインストアでは商品によりギフト包装が出来ない場合がございます。詳しくは各商品ページの「ギフト包装」をご確認ください。

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