2025.11.19
銀座三越 「本和菓衆 2025」新しい可能性を秘めた和菓子が勢ぞろい
「和菓子を使って、もっとおもしろいことを…」という想いから、老舗和菓子店の若旦那が集い、2013年に日本橋の地で誕生した「本和菓衆(ほんわかしゅう)」。
13回目となる今年のテーマは「再出発〜未来につなぐ、新しい可能性〜」。2025年11月26日(水)〜12月2日(火)、東京・銀座三越 本館地下2階 GINZAステージに、伝統と新しさを感じられる和菓子が集結。その中から、担当バイヤーにおすすめの和菓子を教えてもらいました。
「本和菓衆 13 再出発〜未来につなぐ、新しい可能性〜」
会場:銀座三越 本館地下2階 GINZAステージ
開催期間:2025年11月26日(水)〜12月2日(火)
<きよめ餅総本家>卵、砂糖、小豆…吟味を重ねた上質素材で仕上げた「極ぶっせ」

<きよめ餅総本家>極ぶっせ(1個) 324円(税込) ※販売期間:2025年11月26日(水)〜12月2日(火)
三種の神器のひとつである「草薙剣」を祀る神社として知られる愛知県名古屋市・熱田神宮の門前で1935年に創業した<きよめ餅総本家>。
今回登場するのは、生地にはコクのある名古屋コーチン卵と上品な甘さの和三盆糖、あんには風味豊かな丹波産大納言小豆を使い、素材にとことんこだわった「極ぶっせ」。日本茶はもちろん、紅茶、コーヒーとも相性がよくティータイムのお供にぴったりだそう。
〜バイヤーからひとこと〜
今回で第3弾となる「極」シリーズ。生地はしっとりと食べごたえがあり、中のあんこもたっぷり。今後の極シリーズにも期待が膨らむひと品です。
※取扱い:銀座三越 本館地下2階 GINZAステージ
<菓子舗 間瀬>ゲランドの塩がアクセント! お酒のおつまみにもぴったりな「和栗の塩シュクレ」

<菓子舗 間瀬>和栗の塩シュクレ(50g) 724円(税込) ※販売期間:2025年11月26日(水)〜12月2日(火)※期間中120点限り、1日の販売数量には限りがございます。詳しくは係員までお尋ねください。
今年創業から153年を迎えた、静岡県・熱海に本店を構える和菓子店。フランス語で「砂糖がけ」を意味する「シュクレ」と名付けられたこちらのお菓子は、蜜漬けした国産の栗に砂糖をまとわせたひと品です。
丁寧に煮あげることによって栗本来の甘さを引き出し、ほっくりした食感を楽しめるようコーティングには粒の細かいグラニュー糖を使用。栗のやさしい甘味を引き立てるためにフランス産ゲランドの塩をアクセントに加え、小さなひと粒に和菓子職人の繊細な心づかいが詰まっています。
ウイスキーやワインとも好相性とのこと。お茶請けだけでなくおつまみとしても楽しめそうですね。
〜バイヤーからひとこと〜
コクのあるフランス産の塩を使うことで洋のエッセンスが加わり、奥行きのある味わいを楽しめます。
※取扱い:銀座三越 本館地下2階 GINZAステージ
<御菓子司 彩雲堂>山口県産夏蜜柑のおいしさがぎゅっと詰まった「もちの果」

<御菓子司 彩雲堂>もちの果 夏蜜柑(1箱)540円(税込) ※販売期間:2025年11月26日(水)〜12月2日(火)
茶道文化が色濃く根付く島根県・松江市で明治7年に創業した和菓子店<御菓子司 彩雲堂>。看板商品は銘菓「若草」ですが、今回バイヤーがおすすめするのは「気軽に食べられるおやつ」をコンセプトに開発されたという「もちの果」。
お店が得意とする求肥に、山口県の名産品である夏蜜柑のピールを合わせたひとくちサイズの餅菓子は、食べた瞬間に爽やかな夏蜜柑の香りが広がり、ほのかな苦味がクセになるひと品。パッケージもサイズも可愛らしく、プチギフトにもぴったりです。
〜バイヤーからひとこと〜
<御菓子司 彩雲堂>の代名詞の和菓子「若草」のイメージを一新する「もちの果」。夏蜜柑の苦みや柑橘らしい爽やかさがしっかりと感じられます。
※取扱い:銀座三越 本館地下2階 GINZAステージ
<深川屋陸奥大掾>いちじくと銘菓「関の戸」を包んだ和風シュトーレン

<深川屋陸奥大掾>関の戸メイプルいちじくシュトーレン(2個入) 1,620円(税込) ※販売期間:2025年11月26日(水)〜12月2日(火)
創業380余年の長い歴史を誇る<深川屋陸奥大掾(ふかわやむつだいじょう)>は、今年もシュトーレン専門店<ららん>とコラボ。いちじくを主役にしたシュトーレンが登場します。
試作を繰り返してできあがったというシュトーレンは、つぶつぶの食感を活かしたセミドライいちじくと、こしあんを求肥で包んだ<深川屋陸奥大掾>の名物菓子「関の戸」が包まれ、カットした瞬間に思わず笑顔がこぼれそう。
日ごとに熟成され味わいが変化するのも魅力のひとつ。新感覚の和風シュトーレンをぜひこの機会にどうぞ。
〜バイヤーからひとこと〜
断面のインパクトはもちろん、食べるといちじくや「関の戸」の存在感も! あんのやさしい風味やアーモンドの香ばしさも広がります。
※取扱い:銀座三越 本館地下2階 GINZAステージ、本館地下2階 菓遊庵(なくなり次第終了とさせていただきます)
<乃し梅本舗 佐藤屋>完熟梅羹で山形の山々を表現した、アートな和菓子

<乃し梅本舗 佐藤屋>嘯風(しょうふう)(1本) 1,620円(税込) ※販売期間:2025年11月26日(水)〜12月2日(火)
山形県で創業200余年の<乃し梅本舗 佐藤屋>。現在老舗の看板を守る八代目は、「和菓子をちょっと自由に」をモットーに現代で親しまれる和菓子を提案しています。
今年はお店自慢の完熟梅羹に、もっちりとした食感の上南羹(じょうなんかん)を流し合わせ、山形の連なる山々を表現した風情あふれる和菓子がお目見え。完熟梅は山形県村山地方で採れるもののみを使い、爽やかな酸味と梅の濃い味わいが特徴です。秋の夜長にあたたかい紅茶と合わせるのが八代目のおすすすめだとか。
〜バイヤーからひとこと〜
いつもクリエイティブな和菓子を発信している<乃し梅本舗 佐藤屋>。看板商品の完熟梅羹を組み合わせながら山に見立てた遊び心あるひと品に仕上がっています。
※取扱い:銀座三越 本館地下2階 GINZAステージ
<平治煎餅本店>せんべい生地にあんやクリームを合わせた新感覚の和スイーツ

<平治煎餅本店>せんべいロール(1個) 401円(税込) ※販売期間:2025年11月26日(水)〜12月2日(火)
三重県津市にある日本三観音のひとつとされる「津観音」の門前町で1913年に創業した<平治煎餅本店>からは2品をピックアップ。
クレープのような目にも可愛らしいこちらのお菓子は、青森県産もち小麦をブレンドしたもっちり食感のせんべい生地をくるっと丸め、あんやクリーム、アーモンドを詰めた「せんべいロール」。見た目、味わいともに、和と洋が融合した新感覚のおいしさです。

<平治煎餅本店>生どら焼(1個) 351円(税込) ※販売期間:2025年11月26日(水)〜12月2日(火)
生どら焼は、餅粉と酒を加えてしっとり焼きあげたどら皮で北海道産小豆のつぶあんとホイップクリームをたっぷりサンド。抹茶、チョコ、カスタード、あんバターの全5種類の味わいが店頭に並ぶとのこと。また味によって、焼き印が異なるので、お気に入りの味・焼き印を見つけたいですね!
〜バイヤーからひとこと〜
<平治煎餅本店>の新しい試みを感じられるラインナップ。フレーバーの種類もたくさんご用意いただくので、ぜひさまざま味わいをお楽しみください。
※取扱い:銀座三越 本館地下2階 GINZAステージ
<龜屋>川越産さつまいもの素朴な甘さを堪能する芋きんとん

<龜屋>三芳野里(みよしののさと)(1個) 324円(税込) ※販売期間:2025年11月26日(水)〜12月2日(火)
「小江戸」として親しまれる埼玉県・川越に創業して240年の<龜屋>は、川越特産のさつまいもを使ったさまざまなお菓子を提案しています。今回登場する新作の芋菓子は、「武蔵野の落ち葉堆肥農法」で作られた川越産のさつまいもだけで仕上げた芋きんとん。
商品名の「三芳野里」は、伊勢物語の主人公、在原業平が川越を「三芳野の里」と詠んだこと、旧川越藩領の「三芳町」が伝統的なさつまいもの産地であることにちなんでいるそう。さつまいも本来のほくほくした食感と素朴な甘みを楽しめるひと品は、ほっとひと息つきたいティータイムのお供におすすめです。
〜バイヤーからひとこと〜
川越産のさつまいもにこだわり、そのおいしさをシンプルに表現した、地元とのつながりを大切にしている<龜屋>ならではのひと品です。
※取扱い:銀座三越 本館地下2階 GINZAステージ
老舗和菓子店の若旦那たちの想いやアイディアが詰まった和菓子の数々…気になるお菓子は見つかりましたか? 話題性もあり、手土産にもおすすめです。ぜひ会場に足を運んでみてくださいね!
商品の取扱いについて
記事で紹介している商品は、銀座三越 本館地下2階にてお取扱いがございます。
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。
※オンラインストアでは商品によりギフト包装が出来ない場合がございます。詳しくは各商品ページの「ギフト包装」をご確認ください。
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