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2025.02.11

【2025版】ひな祭りを祝う定番の食べ物、意味とは? ちらし寿司、はまぐり、甘酒、桜餅、草餅、ケーキ…

<なだ万厨房>ぼんぼり

お子さんの健やかな成長を願う桃の節句、ひな祭り(ひなまつり、雛祭り)、2025年は3月3月(月)です。目にも華やかな料理やお菓子でお祝いしたい、年に一度のイベントです。

そこで今回、ちらし寿司や甘酒といったひな祭り定番の食べ物にどんな意味があるのか、日本橋三越本店の担当バイヤーが解説! ひな祭りを盛りあげる、日本橋三越本店でしか買えない限定のお祝い料理から、和菓子やケーキなどのお菓子までご紹介します。

桃の節句を楽しむ「菓遊庵」の和菓子はこちら>>

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ひな祭りにちらし寿司を食べるのはなぜ?

「寿司」は「寿を司る」と書くことからおめでたい席で食されるようになり、なかでもちらし寿司は見た目が華やか。女の子の成長を願うひな祭りにピッタリということで、大正時代以降、食べられるようになったと言われています。

ちらし寿司の具材といえば、海老や蓮根など縁起の良い食材を使ったものが一般的ですが、バイヤーによると「最近では、お子さまが好きな海老フライや鶏つくねなどの具材を盛り込んだ、ちらし寿司も人気」というから注目です!

【日本橋三越本店で買えるちらし寿司①】

<なだ万厨房>ぼんぼり

<なだ万厨房>ぼんぼり 2,484円(税込) ※販売期間:2025年3月1日(土)〜3月3日(月)

毎年、楽しみにしているリピーターも多い、彩り鮮やかなちらし寿司。2025年は銀鮭の西京焼き、海老フライ、鶏つくね焼、ミニ茶碗蒸し、出汁の風味豊かな煮物など、子どもから大人までわくわくする料理が、ぎっしり詰められています。料亭ならではの上品な献立は、お祝いの席を盛り上げてくれます。

※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階 和総菜

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【日本橋三越本店で買えるちらし寿司②】

<古市庵>ひなまつり海鮮ちらし

<古市庵>ひなまつり海鮮ちらし 1,080円 1,188円(税込) ※販売期間:2025年3月1日(土)〜3月3日(月) ※価格に誤りがあり、訂正いたしました(2025年2月17日(月)午後1時30分)

昔ながらの手作りの味にこだわり、バラエティー豊かなお寿司を提案する<古市庵>から登場する、ひな祭りをお祝いする1品。子どもが大好きなまぐろやサーモン、帆立の貝柱など、たっぷりの海鮮を華やかに盛り込んだ、彩り豊かなちらし寿司です。

※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階 和総菜

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はまぐり(蛤)にはどんな意味がある?

はまぐりイメージ

※写真はイメージです。日本橋三越本店の取り扱い商品ではありません

ひな祭りをお祝いする時期に、ちょうど旬をむかえる二枚貝、はまぐり(蛤)。一対の貝がらが、ぴったりと合うことから、ひとりの伴侶と末長く暮らせるようにという願いが込められています。

ひな祭りのお祝いの料理として器に盛りつけるときは、一対の貝がらそれぞれに、ひとつずつ身を載せることで仲の良い夫婦に見立て、幸せを祈ります。定番のはまぐり料理はお吸い物。ほかに炊き込みご飯、焼きもの、蒸し煮、黄身酢がけなどが人気です。

ひな祭りに甘酒を飲む意味とは?

日本では古くから長寿への願いと厄払いの意味を込めて白酒を飲む習慣がありますが、白酒はアルコール分を含むため、お子さまでも飲めるように甘酒を用意したと言われています。

実は甘酒には2種類あり、酒粕と砂糖を湯で溶かしてつくるアルコール成分を含むものと、米麹(糀)を使って砂糖不使用でも自然の甘みが楽しめるノンアルコールのものがあり、お子さま向けに甘酒を選ぶときは注意が必要です。

日本橋三越本店で買える甘酒には、ノンアルコール、砂糖不使用の甘酒があるので以下にご紹介しましょう。

【日本橋三越本店で買える甘酒①】

<峰村醸造>糀の甘酒

<あぶまた味噌>峰村醸造/蔵仕込み あまざけ(900ml) 972円(税込) ※販売期間:通年

新潟市の沼垂で100年以上の歴史を持つ味噌蔵<峰村醸造>。味噌屋の糀は大豆(タンパク質)を分解する力が強く、タンパク質が分解されると旨み(アミノ酸)に変わります。酒造りの麹と味噌造の麹を独自の配合で飲みやすくしあげた、味わい深い甘酒です。

※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階 生鮮グローサリー

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【日本橋三越本店で買える甘酒②】

<宝来屋>甘酒

<あぶまた味噌>宝来屋本店/糀でつくったストレートあま酒(350ml) 411円(税込) ※販売期間:通年

米糀のすっきりした自然の甘さと粒の質感を大切に仕上げた甘酒。冷やしても、温めても、常温でもお楽しみいただけます。

※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階 生鮮グローサリー

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ひな祭りの定番、ひなあられにはどんな意味がある?

江戸時代に定着したひな祭りの文化ですが、当時はひな人形を外に連れ出して野山の風景を見せる「ひなの国見せ」という風習もあったのだそう。そのときのおやつとして、菱餅(ひしもち)を砕いて持ち出したことが、ひなあられの由来と言われています。

ひなあられの色も菱餅の色に由来しており、3色には「健やかな健康を祈る」という意味が。この3色にあやかり、ひな祭りに3色だんごを食べる習慣も残っています。

・ピンク…魔除け
・緑…健康
・白…清浄
※諸説あります

【日本橋三越本店で買えるひなあられ①】

<岡部製菓>ひなかりんとう

菓遊庵<岡部製菓>ひなかりんとう(80g) 1個 378円(税込) ※店頭販売期間:2025年2月3日(月)~3月3日(月)、 2個組(オンライン限定) 756円(税込) ※オンライン販売期間:2025年1月30日(木)~2月24日(月・振替休日) ※ともに、なくなり次第終了

大阪に創業して90余年、米油にこだわった大阪唯一のかりんとう専門メーカー。胡麻、あおさ、いちごチョコなど、さまざまな風味のかりんとうをミックス。ひな祭り用の彩り豊かなかりんとうです。

三越伊勢丹オンラインストアで<岡部製菓>ひなかりんとう2個組を見る>>

※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階 菓遊庵

ひなあられの詳しい解説記事はこちら>>

ひな祭りに桜餅を食べるのはなぜ? 草餅を食べる習慣も?

かわいらしいピンクが春の訪れを感じさせる桜餅(桜もち)。諸説ありますが、菱餅よりも食べやすく、端午の節句に「柏餅」を食べる習慣に対して、ひな祭りに桜餅を食べるようになったなどと言われています。

また、桜餅ではなく草餅(草もち)を食べる習慣も。桃の節句はもともと中国の「上巳節」と呼ばれる行事からきています。古代中国では上巳節に母子草を練り込んだ草餅を食べていました。これが日本に伝わり、邪気を祓うとされている「よもぎ」を使うようになったと言われています。

【日本橋三越本店で買える桜餅①】

<十勝あんこのサザエ>桜餅

<十勝あんこのサザエ>薄皮桜餅

上写真から、<十勝あんこのサザエ>桜餅(1個)、薄皮桜餅(1個) 各195円(税込) ※販売期間:2025年1月4日(火)~3月末 ※なくなり次第終了

十勝産小豆をふんだんに使った餡が自慢の<十勝あんこのサザエ>。関西風の道明寺と関東風の薄皮桜餅の食べくらべも楽しめます。

※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階 和菓子

【日本橋三越本店で買える桜餅②】

<和楽互尊>さくら餅

菓遊庵<和楽互尊>さくら餅(1個) 186円(税込) ※販売期間:2025年2月3日(月)~3月3日(月) ※なくなり次第終了

さらりとした口当たりのこし餡を道明寺風の生地で包みました。桜色の生地と口の中に広がる塩漬け桜葉の風味が、春の味わいを感じさせます。   

※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階 菓遊庵

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ほかにもある!日本橋三越本店で買える「桜餅」はこちら>>

【日本橋三越本店で買える桜餅&草餅】

<たねや>春の餅

<たねや>春の餅6個(さくら餅3個、草餅3個) 1,458円(税込) ※販売期間:2025年2月15日(土)〜4月上旬 ※なくなり次第終了

滋賀県近江八幡市に本店を持つ<たねや>から、2つの味が楽しめる詰め合わせ。さくら餅は、関西風の道明寺粉の生地に薄紅色に染めた白小豆餡を包み、桜の葉でくるんで八重桜の花びらを飾っています。草餅は粒餡を包んで焼き目をつけ、別添えのきな粉をかけていただきます。

※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階 和菓子

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【日本橋三越本店で買える草餅①】

<菓匠花見>草餅

<菓匠花見>草餅(1個) 249円(税込) ※販売期間:2025年3月上旬~4月上旬 ※なくなり次第終了

埼玉・浦和に大正元年創業<菓匠花見>の草餅。上新粉とよもぎを使った厚めの生地は、コシがありながらも、さっくりとした歯切れよさ。粒あんは甘めでおだやかな風味。小ぶりのサイズなので2個、3個と食べてしまうおいしさです。

※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階 和菓子

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【日本橋三越本店で買える草餅②】

小布施堂の草餅

<小布施堂>栗あん蓬餅(1個) 432円(税込) ※販売期間:2025年3月5日(水)〜3月11日(火)

栗の郷・長野県小布施の栗菓子店<小布施堂>の栗あんを包んだ珍しい草餅。栗あんは濃厚でなめらかな口溶けで、しっかりとよもぎの風味が香るふわっとやわらかな餅生地とよく合います。

※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階 和菓子

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そのほか、ひな祭りにちなんだ和菓子やケーキも!

和菓子から洋菓子まで、日本橋三越本店で買えるひな祭りにおすすめの和菓子とケーキをご紹介します。

【日本橋三越本店で買える、ひな祭りのお菓子①】

<とらや>雛衣

<とらや>雛衣(1本) 2,160円(税込) ※販売期間:2025年2月4日(火)~3月3日(月) ※なくなり次第終了

おひなさまの美しく艶やかな衣を、黄・緑・紅・白・紫の5色で表した羊羹『雛衣』。衣の色合わせの華麗さを競い楽しんだ、平安時代の貴族の女性に思いを馳せて。

※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階 和菓子

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【日本橋三越本店で買える、ひな祭りのお菓子②】

<京菓匠鶴屋吉信>雛祝い

<京菓匠鶴屋吉信>雛祝い(1箱) 2,160円(税込) ※販売期間:2025年2月15日(土)〜2月下旬 ※なくなり次第終了

小さなひな飾りのような、かわいい小箱に入ったお干菓子詰め合わせ。桜や橘、3色だんごなど、ひな祭りにちなんださまざまなお干菓子が楽しめます。

※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階 和菓子

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【日本橋三越本店で買える、ひな祭りのお菓子③】

<茂木一〇香本家>桃かすてら

菓遊庵<茂木一〇香本家>桃かすてら(1個) 972円(税込) ※販売期間:2025年1月30日(木)~2月24日(月・振替休日) ※なくなり次第終了

長崎で出産祝いや初節句の贈り物として古くから愛される祝い菓子。ふんわりした丸カステラに、上品な甘みの砂糖細工でおめでたい桃をかたどっています。

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※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階 菓遊庵

 

【日本橋三越本店で買える、ひな祭りのお菓子④】

<アンテノール>ひなまつりプティフール・フレ

<アンテノール>ひなまつりプティフール・フレ(8個入) 2,808円 ※販売期間:2025年3月1日(土)〜3月3日(月) ※限定40点

おだいりさまとおひなさまの愛らしい姿に思わずニッコリ。苺や桃のムース、レアチーズ、モンブラン、小倉抹茶など、8つの味わいが楽しめる小さなケーキの詰め合せです。

※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階 洋菓子

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いかがでしたか? さまざまな願いが込められたひな祭りの食べ物。気になったものがあれば、ぜひご家族みなさんで囲むお祝いの席に加えて、お楽しみください!

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文:WEB FOODIE編集部
写真:菅井淳子(草餅の写真)
※2025年2月11日(火・祝)午前10時 最新情報に更新しました
※2025年2月17日(月)午後1時30分 <古市庵>の商品価格に誤りがあり、訂正いたしました

商品の取扱いについて

記事で紹介している商品は、日本橋三越本店 地下1階三越伊勢丹オンラインストアにてお取扱いがございます。

※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。

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