2023.02.15
トリュフ入りも! 銀座三越のおすすめ惣菜「ポテトサラダ」を食べ比べたら、奥深さに驚きました…
食卓のおかずとしてはもちろん、お酒のおつまみやサンドイッチの具材としても、幅広いシーンで活躍するポテトサラダ。家庭的なお惣菜の代表格というイメージがありますが、“デパ地下”のポテサラはひと味違います!
今回は、銀座三越の地下2階お総菜コーナーでテイクアウトできる、人気ブランドのポテサラ5品を実際に食べ比べてレポートします。じゃがいもの種類や具材、調味料の隠し味も徹底取材!
クオリティに驚く王道ポテトサラダから、トリュフの香りが際立つポテサラ、明太子が主役のポテサラまで、幅広いラインナップ。「ポテサラってこんなに奥深かったんだ!」と唸ること間違いなしです。
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見た目も味わいも千差万別! 「ポテトサラダ」の食べ比べで比較した4つのポイント
今回、ポテトサラダの食べ比べするにあたって、以下の4つのポイントをチェックしました。
- じゃがいもの産地・種類
- 具材の食感をいかしたホクホク系/ドレッシングのクリーミーさが際立つねっとり系
- じゃがいも以外の主な具材
- 主な調味料
ひと口にポテトサラダといっても、具材・調味料を極限まで削ぎ落したシンプルなものから、多彩な素材をまとめ上げたものまで、ブランドのアイデンティティを反映したバラエティ豊かな顔触れに食べるまえから気分が上がります!
それでは、さっそくポテサラを食べ比べてみましょう!
<ケーファー・デリカテッセン>具材はじゃがいも&ピクルスのみ。質実剛健な味わいの北ドイツ風ポテサラ
じゃがいもの産地・種類 | 北海道産メークイン ※季節によって産地・品種が変更になる場合あり。 |
食感 | スライスしたメークインをいかした、しっかり食感のホクホク系 |
その他の主な具材 | ガーキンスのピクルス、小ねぎ(トッピング) |
主な調味料 | ハウスドレッシング、マヨネーズなど |
伝統的なドイツ総菜やオリジナルメニューを提供する<ケーファー・デリカテッセン>のポテトサラダは、質実剛健な面構え。主な具材は、北海道産メークインとガーキンス(ドイツ語できゅうり)のピクルスのみという潔さで、コク深いハウスドレッシングとマヨネーズでシンプルにあえています。
ひと口食べると、マッシュせずスライスされたメークインのしっかりとした食感が口の中で際立ちます。じゃがいもの甘みに奥行きのあるドレッシングがマッチし、そこにピクルスの酸味が追いかけて、あとを引くおいしさです! 細かく刻まれたピクルスのコリコリ感もクセになります。ドイツではメインの付け合わせとして食べられています。ビールと合わせれば、間違いない相性の良さを確認できるはず!
※取扱い:銀座三越 本館地下2階 洋総菜
<シナグロ>これがポテサラ!? トリュフ&きのこ4種の贅沢素材で、多層な旨みのワイン泥棒
じゃがいもの産地・種類 | 産地はこだわらず、甘みが強くホクホクした食感の品種を使用 |
食感 | 各具材の食感をいかしたホクホク系 |
その他の主な具材 | マッシュルーム、しめじ、舞茸、ジロール茸など |
主な調味料 | パルミジャーノ&きのこ入り自社製マヨネーズ、アンチョビ、白トリュフオイルなど |
おいしいだけでなく、ヘルシーな食を目指す<シナグロ>のポテトサラダは、「社員レシピコンテスト」グランプリ受賞のレシピを製品化した、という自信作。
じゃがいもには、甘みがつよくホクホクとした食感の品種を、時季ごとにセレクト。そのじゃがいもを、店舗キッチンでまるごと蒸してから皮をむき、粗めにマッシュすることで、ほっくりとしたおいしさを引き出しています。
そこにマッシュルーム、しめじ、舞茸、ジロール茸の4種類のきのこのソテーを加え、食感と香りをプラス。イタリア産アンチョビ&パルミジャーノやきのこが隠し味の自社製マヨネーズで味付けし、さらにオーガニックの白トリュフオイルで風味豊かに仕上げた、贅沢なポテトサラダです。ひと口めから、鼻に抜けるトリュフ&きのこの香りに、ワインが恋しくなります! ホクホクのじゃがいもと同じくらいたっぷりと入ったきのこの旨みもたまりません。
奥行きのある味わいは、トーストしたバゲットにのせてクロスティーニとしてふるまえば、おもてなしのひと品にもぴったりです。
※取扱い:銀座三越 新館地下2階 洋総菜
<ダロワイヨ>シンプル・イズ・ベスト! 極限までレシピを削ぎ落とした一度は食べてほしいポテサラ
じゃがいもの産地・種類 | 北海道産のじゃがいも |
食感 | じゃがいもの食感をいかしたホクホク系 |
その他の主な具材 | たまねぎ、きゅうり |
主な調味料 | マヨネーズ、食酢、砂糖 |
パリに本店を構える美食ブランド<ダロワイヨ>が手掛けるのは、ポテトサラダをブランド流に解釈した、という「サラダ ポム ド テール」。
一見すると、家庭で作るポテトサラダのようなシンプルな構成です。北海道産のじゃがいもをゆでて粗めにつぶし、温かいうちに酢、砂糖で下味を付けたのち、マヨネーズで味付け。そこにたまねぎときゅうりを加え、食感のアクセントに。
レシピはいたって一般的なようですが、ひと口食べれば、家庭のポテトサラダとの違いは歴然です! マヨネーズドレッシングの主張は控えめで、そのまろやかな酸味でじゃがいもの甘みと食感を存分に引き立てます。たまねぎときゅうりが食感の名脇役となっており、ポテサラの具材はこの3つこそ必要十分であることを再認識。
哲学的な趣すらある削ぎ落とされた味わいは、肉、魚などどんなメインも受け止める懐の深さを感じさせます。一度は食べたい、“シンプル・イズ・ベスト”なポテサラです。
※取扱い:銀座三越 本館地下2階 洋総菜
<柿安ダイニング>3種のチーズの濃厚なコク! 白ワインと楽しみたいフォトジェニックな白いポテサラ
じゃがいもの産地・種類 | 北海道産さやか |
食感 | じゃがいもの食感をいかしたホクホク系 |
その他の主な具材 | クリームチーズ、カッテージチーズ、パルメザンチーズ、たまねぎ |
主な調味料 | マヨネーズなど |
季節に合わせた和・洋・中の総菜を家庭に届ける<柿安ダイニング>。真っ白なビジュアルが目を引く「クリームチーズのホワイトポテトサラダ」は、じゃがいもとチーズの相性を実感させてくれるひと品です。
じゃがいもは、北海道産のさやかをマヨネーズで味付け。スライスたまねぎとクリームチーズをたっぷりと混ぜ込んだら、仕上げにカッテージチーズ&パルメザンチーズをトッピングしています。きゅうりなし、真っ白の見た目が潔い!
クリームチーズ、カッテージチーズ、パルメザンチーズという3種のチーズが、ほっくりとしたじゃがいもとマッチ! チーズをまとったじゃがいもの濃厚なおいしさはおつまみに最適で、軽めの白ワインやスパークリングにぴったりです。休日のブランチにバゲットを添えて楽しんで。
※取扱い:銀座三越 新館地下2階 洋総菜
三越伊勢丹オンラインストアで<柿安ダイニング>の商品をみる>>
<和食屋の惣菜 えん>明太子の和風ドレッシングが決め手! 何度でも食べたくなる具沢山なおかず系ポテサラ
じゃがいもの産地・種類 | 産地はこだわらず、甘みが強い国産のじゃがいも |
食感 | ねっとりクリーミー系 |
その他の主な具材 | ブロッコリー、アスパラ、桜エビ、半熟卵など |
主な調味料 | 2種類の明太子、バター、マヨネーズ、塩、ホワイトペッパーなど |
季節の食材をいかした和食を、店内厨房で作ることにこだわる<和食屋の惣菜 えん>。「炙り明太子と桜海老のポテトサラダ」は、発売以来、15年間不動の人気を誇るという、華やかなポテトサラダです。
具材は、時季ごとに選んだ甘みが強い国産のじゃがいもに、ブロッコリーやアスパラを加え、さらに香ばしく揚げた桜エビをイン。味付けはバター、塩、ホワイトペッパー、バラ子を使った明太マヨネーズで味付けしたあと、炙り明太子をたっぷりと混ぜ、和の味わいに仕上げています。
ピリリと辛い明太子が主役の和風ドレッシングは、ねっとりクリーミー。じゃがいものホクホク感、ブロッコリーやアスパラのゴロゴロ感などバラエティに富んだ食感と、香ばしい桜エビの香りがたまりません。トップを飾る半熟卵は、最後のお楽しみです!
具沢山でごはんのおかずにはもちろん、日本酒をはじめワインやビールなどお酒のおつまみにも合うポテサラは、長年人気なのもうなずける、何度でも食べたくなる味わい。おうち居酒屋のメニューにもイチオシです!
※取扱い:銀座三越 新館地下2階 和総菜
「ポテサラなんて食卓の脇役。どれもそう違いはないはず」と思いきや、銀座三越のポテサラは、想像以上に多彩な味わいでした。ぜひシーンやシチュエーションに合わせて、さまざまな味わいを楽しんでみてください。
ポテサラと楽しみたい【ぎんみつワインマルシェ】もチェック>>
商品の取扱いについて
記事で紹介している商品は、銀座三越 本館地下2階 洋総菜/ケーファー・デリカテッセン、ダロワイヨ、新館地下2階 洋総菜/シナグロ、柿安ダイニング、和総菜/和食屋の惣菜 えんにてお取扱いがございます。
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。
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