2015.07.02
涼しさ届ける夏のギフト。大切な人に贈りたい「ひんやりスイーツ」4選
夏はギフトの季節です。とくに暑い最中に喜ばれるのは、手軽に涼を得られるアイスやゼリーなどの「ひんやりスイーツ」。季節感を重視して、涼しさを楽しめるアイテムを、三越伊勢丹・食品ギフト商品担当の前田武志さんにうかがいました。
今年の注目は、世界農業遺産に認定され、北陸新幹線「金沢・富山ー東京」開業で、注目を集めている「能登の里山里海」。自然の恵みが豊かな彼の地の甘味を中心に、おすすめのひんやりスイーツ4品を選んでもらいました。
能登のおいしさを堪能できるジェラート
最初に、前田さんがセレクトしてくれたのは、指定牧場5軒が自家産牧草で7年かけて作り上げた生乳『能登ミルク』に、能登の素材を掛け合わせてできた7種のジェラートセット。
「世界で認められるパティシエで能登出身の辻口博啓さんも、お菓子の材料として愛用しているのが『能登ミルク』です。こう説明すれば、そのおいしさはわかっていただけるでしょう。7種のフレーバーも『能登大納言小豆』や『輪島千枚田の玄米』など、能登の味覚がたっぷり。『能登大納言小豆』は加賀藩御用菓子司<森八>が作った餡を使用した限定フレーバーです」
このジェラートセットを実現するべく、自ら能登へ現地確認に出かけたという前田さん。その力説の様子から、舌の肥えた方も絶対に満足させられそうです。
土地の滋味を詰め込んだ老舗の水菓子
豊かな和菓子文化を持った能登。次に前田さんがおすすめしてくれたのは、創業390余年、加賀藩御用達の老舗和菓子舗「森八」の逸品です。この商品では、先述の『能登ミルク』とコラボしているのも魅力。
「店の顔でもある『能登大納言小豆』をゼリーにし、香り豊かな能登産の『赤崎いちご』のペーストを閉じ込めた葛饅頭と、『能登ミルク』で作った葛饅頭を浮かべています。フタを開けた瞬間から、『赤崎いちご』の甘い香りが広がりますよ。まさに能登産の宝を詰め込んだゼリーです」
新しさを感じさせながらも格式と伝統にしっかりと裏付けされた商品なので、目上の方への贈り物にうってつけとのこと。
グルメな方には大学発のレアなゼリーを
岡山大学との産学連携で誕生したブランド『岡大農場』。9ヘクタールに及ぶ学内農場で育てた桃、ぶどう、いちごを使った三越伊勢丹限定のフローズンゼリーです。
「こちらは『凍らせて』食べることが前提のユニークなゼリー。凍らせたときに最もおいしく味わえる原料配合率を追求してあるんです。凍らさずに冷やしたままでも食べられて、保存は常温でOK。食べ方や取扱いに融通が利く点もうれしいですね」
レアな岡大農場ブランドが作る新食感のゼリーは、珍しいもの好きやグルメな方に響きそうです。
フルーツのように甘いカゴメのトマトゼリー
前田さんが最後に選んでくれたひんやりスイーツは、カゴメのトマトゼリーです。
「中心に入っているのは、果皮が薄く、フルーツのように甘いカゴメの独自品種トマト『絹子姫』。そしてさらなる品種改良により、赤だけでなく橙・黄色の絹子姫も誕生しました。そのまわりを包むのが高知柚子ゼリー(絹子姫[赤])、ブラッドオレンジゼリー(絹子姫[橙])、パッションフルーツゼリー(絹子姫[黄色])です。みずみずしく色鮮やかで、絹子姫の甘さをお楽しみいただけるゼリーですよ」
「トマト」という素材の価値を活かすことに長けた<カゴメ>ブランド、そして市場にはほとんど出回っていない、絹子姫の希少性もおすすめの理由なんだとか。
そして、ひんやりスイーツは、一定期間保存が可能な点も魅力。贈った相手先でも、賞味期限に対してあまり神経質にならず、時間をかけてゆっくり楽しんでいただけます。個包装になっているので、一度にたくさんの量を召し上がれないご家庭にも、配慮が伝わりますね。
商品の取扱いについて
記事でご紹介している商品は、7月20日(月・祝)まで、伊勢丹新宿店本館6階=ギフトセンターでお取扱いがございます。
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。
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