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2025.01.14

2025年の大寒とはいつ? 縁起がいい食べ物「大寒卵」とは? 疑問をプロが解説!

大寒の卵イメージ

2025年1月20日(月)は、二十四節気(にじゅうしせっき)の「大寒(だいかん)」。大寒とは、一年で最も寒いとされる期間です。そんな大寒の時期に食べることで、縁起がよいとされる食べ物「大寒卵」をご存じでしょうか? 実は日本橋三越本店では、毎年売り切れ必至の大人気アイテムなのだとか!

「大寒卵」って何? そもそも大寒っていつ? 今回は、そんな「大寒」と「大寒卵」にまつわる疑問を、歳時記に詳しい日本橋三越本店食品担当に教えてもらい解説します。

さらに、2025年に日本橋三越本店で販売される大寒卵や、その卵を使った玉子焼なども紹介します。一年に一度の購入できるチャンスをお見逃しなく!

※この記事は、過去の記事を2025年の最新情報に更新・編集しています。

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【大寒とは?】二十四節気のひとつ。冬の最後の節目

二十四節気のひとつと説明される「大寒」。二十四節気がわからない方も大丈夫です。まずは、基本からおさらいをしましょう。

そもそも、大寒が含まれる二十四節気とは?

二十四節気とは、中国で考案された暦の区分方法。1年を春夏秋冬4つの季節に分け、さらにそれぞれを6つに区切ることで、季節の節目とするものです。よく耳にする「立春」や「夏至」もそれらのひとつ。ちなみに、二十四節気をさらに細かく3つずつに分けたものは七十二候(しちじゅうにこう)と呼ばれています。

二十四節気 七十二候
立冬(りっとう) 山茶始開(つばきはじめてひらく)
地始凍(ちはじめてこおる)
金盞香(きんせんかさく)
小雪(しょうせつ) 虹蔵不見(にじかくれてみえず)
朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)
橘始黄(たちばなはじめてきばむ)
大雪(たいせつ) 閉塞成冬(そらさむくふゆとなる)
熊蟄穴(くまあなにこもる)
鱖魚群(さけのうおむらがる)
冬至(とうじ) 乃東生(なつかれくさしょうず)
麋角解(おおしかのつのおつる)
雪下出麦(ゆきわたりてむぎいづる)
小寒(しょうかん) 芹乃栄(せりすなわちさかう)
水泉動(しみずあたたかをふくむ)
雉始雊(きじはじめてなく)
大寒(だいかん) 款冬華(ふきのはなさく)
水沢腹堅(さわみずこおりつめる)
鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)

大寒とは?

二十四節気のうち、冬の最後、そして一年の最後を締めくくるのが「大寒」。文字通り、一年で最も寒さが厳しくなる頃といわれています。その一方で、「三寒四温(さんかんしおん)」という言葉を耳にしはじめるのもこの時期。寒い日が3日続くと、その後4日は暖かい日になり、凍てつく寒さのなかにも徐々に春の訪れが感じられる頃でもあります。

大寒の最初の七十二候は「款冬華(ふきのはなさく)」で、蕗(ふき)の花が芽吹くのもちょうどこの頃です。草花も冷たい地面の上で着々と春への準備をすすめています。

ただし、二十四節気や七十二候は古代の中国北方で成立した概念のため、現代の日本の気候とは少しずれる場合もあります。

大寒はいつからいつまで?

2025年の大寒は1月20日(月)。そこから始まり、2月2日(日)の節分までの約2週間が「大寒期」とされます。二十四節気は太陽の動きによって決まるので、年によって大寒が始まる日は多少前後しますが、2052年までは毎年1月20日と覚えておくといいでしょう。

【大寒・大寒期】
2025年 1月20日(月)〜2月2日(日)※節分の日が変わります
2026年 1月20日(火)〜2月3日(火)
2027年 1月20日(水)〜2月3日(水)

【大寒卵とは?】大寒の初日に生まれた卵のこと。栄養豊富なことから「縁起物」に!

寒さが際立つ大寒ですが、この時期だけの「縁起もの」も出回ります。そのひとつが「大寒卵」です。ここからは大寒卵について紹介します。

大寒卵ってどんなもの?

大寒卵とは、大寒の初日(2025年は1月20日(月))に生まれた卵のこと。昔、鶏は冬前に餌をたくさん食べて栄養を蓄え、冬本番になると卵を生まずにじっとしていました。そのため大寒の頃に生まれた卵には栄養がぎゅっと凝縮されていて、ほかの時期の卵と比べて1個あたりの栄養価が高かったと言われています。そんな背景から、大寒に生まれる卵は「大寒卵」と呼ばれ、縁起物として扱われるようになりました。

ちなみに、大寒の期間を3つに分けた七十二候の最後には「鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)」という名前がついていて、春の気配を感じた鶏が卵を産み始める頃ということを表しています。

大寒卵に込められた願いとは?

現代では、卵は1年を通して栄養価にばらつきが出ないよう工夫されています。しかし、かつて卵の栄養が貴重だった頃の名残で、今でも「大寒卵」は縁起物として人気です。大寒卵は栄養が豊富なため「健康運」や「無病息災」、また卵の黄身の黄色が特に濃くなることから「金運」の願いが込められています。

以上が大寒と、大寒にまつわる食べ物の解説でした。大寒卵って聞いたことはありましたが、そんな歴史を持った食べ物だったとは驚きました。まだまだ続く寒さを乗り越えるためにも、今年は大寒卵を食べて縁起を担ぎたいですね。

日本橋三越本店で買える「大寒卵」と「玉子焼」

それでは、ここからは2025年に日本橋三越本店で購入できる、バイヤーおすすめの大寒卵と、大寒卵を使った玉子焼や惣菜をご紹介します。ちなみに、大寒卵には「大寒卵」と記載されたシールが貼られますので、それを目印にお求めください。

【日本橋三越の大寒卵①】毎年完売必至、ミネラル豊富な地下水が生むこだわり卵! 「山平のたまご」

<味匠庵>山平のたまご

<味匠庵>山平商会 山平のたまご(4個入り) 594円、(10個入り) 998円(ともに税込) ※入荷日:2025年1月21日(火)午後5時頃 ※4個入り64点限り、10個入り80点限り ※入荷日については、配送状況により変更になる場合がございます

別府温泉付近の山奥に位置する大分・日出町が産地の「山平のたまご」。ミネラル豊富な地下水を飲み、緑茶や乳酸菌を含む特別な飼料で育った鶏が生むこの卵は、濃厚で深みのある味わいが魅力です。寒さが厳しい大寒の時期は、毎年多くのファンが購入を楽しみにしているほどの人気ぶり。確実に手に入れるには、早めの予約をおすすめします。

※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階 生鮮・グローサリー

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【日本橋三越の大寒卵②】雲仙島原の天然水育ち! 甘く濃厚な黄身をご賞味あれ「口笑たまご」

<味匠庵>口笑たまご

<味匠庵>口笑たまご(4個入り) 478 円(税込) ※入荷日:2025年1月22日(水)正午頃 ※なくなり次第終了 ※入荷日については、配送状況により変更になる場合がございます

雲仙島原の澄んだ天然水と、こだわりの飼料で育った鶏が生む「口笑たまご」。この卵は、甘みの強い黄身とクセのない白身が特徴で、多くの人に愛されています。採取された日から、日を追うごとに味わい深くなる変化が楽しめるのも魅力。毎日ちょっとずつ表情を変える特別な卵、この機会にぜひお試しください!

※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階 生鮮・グローサリー

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【日本橋三越の大寒卵③】卵かけご飯好き必見。生で食べるのも美味しい「至宝卵」

<室町万弥>至宝卵

<室町万弥>栃木県産 至宝卵(大寒シール付き)(6個入り) 798円(税込) ※入荷日:2025年1月21日(火) ※50点限り ※入荷日については、配送状況により変更になる場合がございます

那須の豊かな環境で育った鶏が産む「至宝卵」。甘みが際立つ濃厚な黄身と滑らかな白身は、生でいただくのがおすすめです。特に卵かけご飯にすると、その美味しさを存分に味わえます。この時期限定の「大寒卵」は、例年通常の2倍もの注文が寄せられる大人気商品。ぜひお早目にチェックを。

※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階 生鮮・グローサリー

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【日本橋三越の大寒卵の玉子焼①】冬のお楽しみ♪ 三つ葉が香る職人の玉子焼<つきぢ松露>

<つきぢ松露>大寒の玉子焼(1本)

<つきぢ松露>大寒の玉子焼(1本) 1,296円(税込) ※販売期間:2025年1月22日(水)~1月24日(金) ※各日10点限り

築地の玉子焼専門店<つきぢ松露>から、この季節だけのお楽しみが登場です。寒さが厳しい時期に採れる「大寒卵」を使い、職人が丁寧に焼き上げた玉子焼は、一口食べれば卵の濃厚な旨みと甘さが口いっぱいに広がります。さらに、さりげなく加えられた三つ葉の香りが、ふわりとアクセントに。この時期だけの限定商品をお見逃しなく。

※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階 和総菜

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【日本橋三越の大寒卵の玉子焼②】鰻と卵の贅沢な調和。この時期だけ味わえる特別な一品<新橋 ての字>

<新橋 ての字>大寒たまごの「う巻き」

<新橋 ての字>大寒たまごの「う巻き」 1,404円(税込) ※販売期間:2025年1月24日(金)~1月26日(日) ※各日6点限り

1827年創業の<新橋 ての字>は、江戸時代から受け継がれる技でうなぎ料理を提供しています。人気の「う巻き」は、国産の活鰻を秘伝のタレで香ばしく焼き上げ、大寒の日に生まれた卵だけを使った出し巻き玉子で、丁寧に包み込んだもの。卵のまろやかな甘みと出汁の香り、鰻の風味豊かな味わいが相性バッチリ! とっておきの「う巻き」で冬の寒さを乗り越えましょう。

※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階 和総菜

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【日本橋三越の大寒卵の惣菜①】「大寒卵煮とぶり大根」でほっこり温まる冬の食卓を<築地なが田>

<築地なが田>大寒卵煮とぶり大根

<築地なが田>大寒卵煮とぶり大根 735円(税込) ※販売期間:2025年1月24日(金)~1月26日(日) ※各日10点限り

素材の魅力を最大限に引き出す魚惣菜が人気の<築地なが田>。この期間だけ販売される「大寒卵煮とぶり大根」は、鹿児島県産養殖ぶりの脂がのった腹の部分を使用し、ふんわり柔らかく煮上げた一品。ぶりの旨みが染み込んだほくほくの大根と大寒卵、これは食べ進める手が止まらなくなりそう! 家庭ではなかなか出せない、でもどこか懐かしく、コク深い自慢のお惣菜。誰かに教えたくなる美味しさです。

※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階 和総菜

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【日本橋三越の大寒卵の惣菜②】茶巾寿司発祥の店で味わう特別感!<有職>

<有職>大寒卵の茶巾寿司

<有職>大寒卵の茶巾寿司 897円(税込) ※販売期間:2025年1月24日(金)~1月26日(日)

茶巾寿司や、ちまき寿司発祥の店としても知られる<有職>。そんな上方寿司の名店から「大寒卵の茶巾寿司」が登場します。山海の美味を上品に合わせたシャリを、薄焼き卵でふんわり包み込んだ贅沢なお寿司です。使用する卵は、もちろん大寒の日に採卵された卵のみ。見た目にも美しい茶巾寿司は、大切な人との食事や差し入れにもよさそう◎。

※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階 和総菜

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「大寒卵」。初めて聞いた方もいるのでは? 二十四節気を意識してみると、小さな季節の変化に気づくようになり、日々の生活も豊かになりそうですね。ぜひ大寒には大寒卵を食べて、運気アップを願ってみましょう!

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文:オフィスK2M

商品の取扱いについて

記事で紹介している商品は、日本橋三越本店 本館地下1階 生鮮・グローサリー/味匠庵、室町万弥、和総菜/つきぢ松露、新橋 ての字、築地なが田、有職にてお取り扱いがございます。

※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。

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