2024.10.04
日本橋三越と<三四四会>がタッグ! 日本橋の “美味しい”を未来につなぐフードフェア開催
東京・日本橋の料理飲食業組合の青年部からなる<三四四(みよし)会>。食を通した日本橋地区の活性化を目的に、精力的に活動を行っています。日本橋三越本店とも縁が深く、特に名店の味を集結させた豪華な<三四四会>のおせちは毎年大人気です。
そんな<三四四会>ほか日本橋を盛り上げる同志がタッグを組むイベント、「三四四会、日本橋の名店と育む“日本橋の未来”」が2024年10月9日(水)~10月15日(火)に開催されます。会期中は<三四四会>を中心に日本橋の名店が日本橋三越本店 フードコレクションに集結し、守り育てる日本橋の食文化を披露。
今回特に注目のアイテムを、企画を立ち上げた担当バイヤー、大庭新平さんに教えてもらいました。次代を担う日本橋の小学生たちとのコラボ商品もあるというから見逃せません!
開催場所:日本橋三越本店 本館地下1階 フードコレクション
開催期間:2024年10月9日(水)~10月15日(火)
東京・日本橋の地域活性化のため、常磐小学校の生徒が育てた小松菜の商品も登場予定!
東京・日本橋にある常磐小学校の生徒のみなさんが丹精込めて作った小松菜を<三四四会>、<常盤小学校>、<日本橋三越本店>がコラボしたサンドイッチ(1パック)1,944円(税込)として販売します!
事の発端は2023年のクリスマス。屋上イベントで元気な歌声を披露してくれた生徒のみなさんが、最後にご家族の方へ似顔絵を贈る場面は感動的で、集まった大人たち、スタッフまでもが思わず涙。今も三越伊勢丹に語り継がれる名シーンです。
「街が大きく変わるなかで、日本橋の将来を担うであろう小学生たちと、再び大人たちを感動させることができないか」そう考えたバイヤーの大庭さんは、日本橋三越本店の屋上を舞台にした作物の栽培と商品化の構想を練ることに。<三四四会>メンバーに相談したところ、「江戸野菜でもある小松菜。育てやすいし、お江戸日本橋にはぴったり!」と教えてくれたのだそうです。
ここに、<三四四会>、常盤小学校、日本橋三越本店が三位一体となり、日本橋を盛り上げる美味しい企画が誕生しました。
それではさっそく、日本橋といえばコレ! というおすすめフード、スイーツを紹介します。
【三四四会 日本橋の食①】150余年の伝統を詰め込んで。職人の技が光るすき焼き弁当<伊勢重>
明治2年の創業から150年以上にわたり当時の味を守り続ける<伊勢重>は、都内に現存する最古のすき焼き専門店です。確かな腕を持つ職人が吟味したA5等級の黒毛和牛は、1枚ずつ細かなスジに気を配りながら手切りされたもの。スライサーでの処理とは口あたりが大きく異なると評判です。
秘伝の割下で丁寧に炊かれたすき焼きは、冷めても肉の柔らさが際立つよう工夫された一品。醤油ベースのスッキリとした上品な味の割下が染みたご飯までしっかり美味しい、贅沢なお弁当です。
※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階 フードコレクション
【三四四会 日本橋の食②】うなぎ通が太鼓判。幻のうなぎを日本橋で堪能! <高嶋家>
<高嶋家>は明治8年、東京・神楽坂で創業し、その後すぐ日本橋小舟町に移り歴史を重ねてきた、うなぎの名店です。人気は「幻の鰻」とも呼ばれる静岡県焼津産の共水うなぎ。
一般市場に出回ることがほとんど無く上品な脂と旨みをもつことから、うなぎ通の間で大変な人気のブランドうなぎです。「せっかくの共水うなぎだから、美味しく食べさせてくれるお店がいい」と、遠方から<高嶋家>へ訪れる方も多いのだそうです。
今回はそんな共水うなぎを、そのままお弁当に。蒸気で熱々になる加熱式の容器なので、温かくふわふわのうなぎを楽しむことができます。
1日の販売数が限られているので、気になる方はお早めに!
※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階 フードコレクション
【三四四会 日本橋の食③】「人々を笑顔にしたい」創業の想いを今に受け継ぐ洋食屋のお弁当<日本橋せいとう>
昭和22年、まだ戦後の混乱が残る日本橋。同じ青島(チンタオ)から帰国した人々がすぐわかるようにと<青島帰還者救護所>の看板を掲げたところから、店の歴史は始まります。その後「青島」を日本語読みの<せいとう>として店の名前とし、以来、上質な食事とワインが人々を笑顔にする名店として、人気を集めています。
今回は<日本橋せいとう>自慢のおかずを集めた、大満足のお弁当が登場します。熟成和牛だけを使った贅沢なハンバーグや、柔らかく煮込んだ牛ホホ肉のシチュー、そして豪州産のハラミステーキなど、どれも主役級のラインナップ。<せいとうファーム>の新鮮な野菜を使った美味しい副菜も魅力です。
フタを開けて思わず笑顔、一口食べてさらに笑顔。笑顔が似合うお弁当で、食事の時間を豊かな彩りで満たしてみませんか?
※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階 フードコレクション
【日本橋の甘味】フルーツの香りに包まれる、華麗なパフェ体験<イマノフルーツファクトリー>
<イマノフルーツファクトリー>は、創業から70余年のフルーツ専門店。看板メニューはフルーツサンドで、ほかにもフルーツジュースや、食材にフルーツを用いたフランス料理を提案するフルーツビストロなど、季節の美味しさを求めて多くの人が訪れる人気店です。
今回登場するのは彩り豊かな「フルーツパフェ」。市場で目利きした旬のフルーツをたっぷり使用し、スポンジ、ブラマンジェと合わせてパフェに仕立てています。見た目も華やかで、香りも芳醇。それぞれのフルーツの甘み、酸味が爽やかに広がる、何とも贅沢なパフェです。
フルーツのクオリティが際立つパフェは、専門店だからこそ。季節ごとにパフェを求めに通う常連客が多いのも納得の美味しさです。
※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階 フードコレクション
続いて、<三四四会>と名の知れたラーメンの店、名店同士のコラボレーションをご紹介します。
【三四四会 名店コラボ】名店同士のタッグが生み出す特別な美味しさの限定メニュー<蛇の市>×<支那そばや>
明治22年、日本橋に屋台<蛇の目鮨>として創業。後に<蛇の市(じゃのいち)>と名付けた文豪、志賀直哉も愛した江戸前鮨は、砂糖を使わない赤酢の酢飯が特徴です。
こだわりのラーメンで名を馳せた<支那そばや>とはお互いを「盟友」と呼ぶ仲。初のコラボは<蛇の市>の「ばらちらし」と<支那そばや>の「チャーシューごはん」を融合させた「チャーシューばらちらし」です。器のなかには<蛇の市>の代名詞、赤酢のシャリに海老甘酢〆、玉子焼きなどが贅沢に。そこに<支那そばや>こだわりのチャーシューとメンマをトッピングして、盛りだくさんに仕上げました。
いまだけ、日本橋三越本店でしか味わえない特別な一品をご賞味ください!
※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階 フードコレクション
最後に<蛇の市>とのコラボを完成させたラーメンの名店<支那そばや>をご紹介します。
【三四四会への友情出演】ラーメンの鬼と呼ばれた職人の意志を継ぐ一杯<支那そばや>
「佐野実さん」と聞いてピンとくる方は、ラーメン道に通じていますね。食材、水、調理法にこだわり抜いた佐野氏は「ラーメンの鬼」と呼ばれ、その魂は今もなおラーメンを愛する人々に深く刻まれています。
今や「佐野実のらぁ麺」の流れを継ぐ店は全国に数多くありますが、原点は神奈川・戸塚に店舗を構える<支那そばや>。今回は<三四四会>の友情出演ということで、自慢の「醤油らぁ麺」で日本橋三越本店に登場します。トッピングの九条ネギはシャキッっと美味しく、名古屋コーチン味付け玉子はトロリ、平田牧場三元豚チャーシューは旨味が濃い。シンプルながらバランスのとれた味わいには、思わずため息が出ます。
ラーメンブームの火付け役となった渾身の一杯を、イートインで気軽に楽しんでみませんか?
※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階 フードコレクション
歴史的な佇まいと近代都市、ふたつの顔が上手に融合する日本橋。<三四四会>にも創業100年を超える名店から新規参入組まで顔ぶれは様々ですが、日本橋を愛する情熱で結束した店が勢揃いしています。日本橋三越本店で、美味しい日本橋の魅力に触れてみませんか?
【日本橋三越本店 催物のご案内】
開催場所:日本橋三越本店 本館地下1階 フードコレクション
開催期間:2024年10月9日(水)~10月15日(火)
▼出店ブランド一覧(敬称略)
<伊勢重>、<高嶋家>、<日本橋せいとう>、<イマノフルーツファクトリー>、<蛇の市>、<支那そばや>、<にんべん>、<てんぷら天松>、<だしいなり海木>、<とんかつ一>、<近江牛岡喜>、<オステリアブッビーノ>、<おてんとさん>
※出店店舗、商品は予告なく変更する場合がございます。予めご了承くださいませ。
商品の取扱いについて
記事で紹介している商品は、日本橋三越本店 本館地下1階 フードコレクションにてお取り扱いがございます。
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。
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