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2015.09.10

バリエーションは自由自在。奥深い本格メープルシロップを味わってみませんか?

カナダ産のメープルシロップ

「GAGNON」のオーナー、ギャニオン・マークさんは世界のメープルシロップの約80%を生産しているカナダ・ケベック州で生まれ、~世界中で生産されるメープルシロップの約85%はカナダで作られていることをご存じでしょうか。国旗にメープル(楓)の葉が描かれていることからも、カナダの人にとってメープルが欠かせない存在であることがわかります。そんなカナダでは、肉や魚を使った料理にもメープルシロップを用いるのだとか。

グレードによって異なる風味を楽しみたい

サトウカエデの樹液が原料のカナダ産メープルシロップ

三越伊勢丹国内物産展のバイヤー・東海林寛之さんによれば、「本来、メープルシロップはすっきりとした甘さや上品な香りが特徴で、料理などに使えば素材の味を引き立てます。日本の家庭料理との相性も良く、きんぴらごぼうや照り焼きチキンなど、砂糖の代わりにメープルシロップを使うのもおすすめです」とのこと。

同じサトウカエデの樹液でも、採取する時期によって色合いや味わいが異なり、3つのカテゴリー(カナダNo.1、No.2、No.3)と5つのグレード(エキストラライト、ライト、ミディアム、アンバー、ダーク)に分類されます。

「例えば、最も採取の時期が早い樹液で作られる『カナダNo.1エキストラライト』は色が淡くデリケートな味わいのため、熱を加えずに素材の味を楽しむトッピングに。また、濃厚でコクのある『カナダNO.2アンバー』はしっかり熱を加える肉料理や煮込み料理、お菓子作りにもおすすめ。こんな風に、カナダの家庭では用途に合わせてメープルシロップを使い分けているそうです」

メープルシロップは大地からの贈り物

カナダでは用途に合わせて使用されるメープルシロップ

「本物のメープルシロップの魅力は、なんといっても品質の高さとバラエティ。実際にお店へうかがった際、いろいろなグレードのメープルシロップがあり、驚きました。色が薄いもの、濃いもの、そして口当たりがなめらかなもの、グッとくるもの……。それぞれが実に個性的で、本当においしいと思いました」

サトウカエデの樹液を煮詰めて作るカナダ産のメープルシロップは、天然素材100%の大地の恵み。その、「本物」の魅力を教えてくたのが「GAGNON」のメープルシロップだったと言います。

「GAGNON」が掲げる日本での夢とは

東海林バイヤーが訪れたお店は、北海道にあるメイプルシロップ専門店「GAGNON(ギャニオン)」。札幌でカナダ産のメープルシロップを販売しています。

「GAGNON」のオーナー、ギャニオン・マークさんは世界のメープルシロップの約80%を生産しているカナダ・ケベック州で生まれ、サトウカエデの森に囲まれた環境で育った人物。幼い頃からメープルに親しんできたギャニオンさんの夢は、日本のカエデを使った『本物のメープルシロップ』を作ることだと言います。

そんなこだわりの「GAGNON」のメープルシロップが、伊勢丹新宿店で開催される「北海道展」で味わうことができるんです。メープルシロップに加えて、メープルサブレやグラノーラなども登場する予定。肉や魚料理をはじめ、さまざまな料理に合うカナダ産メープルシロップを、この機会にぜひ味わってみてはいかがでしょうか。

【催物のご案内】
北海道STYLE ~FOOD&CRAFT FAIR~
■9月9日(水)~14日(月)最終日午後6時終了
■伊勢丹新宿店本館6階=催物場
今年の秋も、北海道立ち飲み「バル」が登場、北海道産のワインやビール、素材を感じるフードメニューなどをお楽しみいただけます。

文: 河西みのり

※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。

バイヤー・スタイリスト / 東海林寛之
日本橋三越本店、銀座三越、伊勢丹新宿店の3店舗における国内物産展のバイヤー。北日本地域担当として、まだ見ぬ美味しいものを探す日々。プライベートでは一児のパパ。

商品の取扱いについて

この記事でご紹介している商品は、9月9日(水)~9月14日(月)(最終日午後6︎時終了)、伊勢丹新宿店本館6階=催物場にてお取扱いがございます。
※文中で紹介しているメープルシロップはカナダ産です。

※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。

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