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2015.10.11

読み物・コラム

伊藤桂司さんがハマった、プレミアムテキーラ×フードの奥深い愉しみ

テキーラといえば、多くの人にとって景気づけにショットグラスでグイッと飲む強いお酒というイメージがあるかもしれません。でも、それはあくまでも飲み方のひとつ。テキーラの本当の魅力を味わいたいのであれば、ウイスキーのようにグラスでゆっくりと飲む、香りを楽しむ、そして料理と合わせるなど、さまざまなのです。

そんなテキーラの魅力にハマったのが、グラフィックデザイナー、コラージュアーティストの伊藤桂司さん。今回は伊藤さんに、テキーラに合うフードとそれに合わせたい銘柄をその理由とともに教えてもらいました。

それまでのイメージがくつがえった、プレミアムテキーラの世界

「初めて飲んだのが『ドン・フリオ レポサド』。テキーラの原料であるアガべ(リュウゼツラン)100%で作られる、プレミアムテキーラのひとつです。これが実に芳醇で、いろいろな風味を味わえる。テキーラのイメージが一気にくつがえりました」

実はテキーラは、造られている土地や、樽熟成の有無や期間などの違いによって、味や香りがさまざま。それゆえ辛い料理にも甘い料理にも柔軟に合わせられるお酒なのだそう。伊藤さんが厳選した、フードとテキーラの組み合わせの一部をご紹介します!

野菜料理には、フレッシュな味わいのシルバーテキーラ

「ホタテとジャンボアスパラのイタリアンマリネ」に合わせたテキーラ『パトロン シルバー』

まずは野菜から。枝豆やブロッコリーも入った「ホタテとジャンボアスパラのイタリアンマリネ」に合わせたテキーラは『パトロン シルバー』。「ホベン」(若いの意味)の別名をもつフレッシュな味わいで、ワインで言えばヌーヴォーのような、素材の良さが前面に出るプレミアムテキーラです。

「これは樽熟成をしていないテキーラ。その分、ベジーな感じで青々しさがあるので、野菜との相性がいいんです。だから酸味のある、マリネなんかのサラダに合う。最初からテキーラでいきたい時にはちょうどいいですね」

スパイシーな肉料理には、苦み辛みのある熟成トラディショナル

スパイシーな「チキンティッカ」とテキーラの「クエルボ トラディショナル レポサド」

続いて、辛いもの。ヨーグルトと香辛料に漬け込んだ鶏肉を窯で焼いた、スパイシーな「チキンティッカ」には、1795年の創業時と同じレシピの『クエルボ トラディショナル レポサド』がよく合うのだそう。4ヵ月の樽熟成で奥行きがあり、肉やスパイスをしっかり受けとめてくれます。

「古い蒸留所で作られたクラシックなテキーラです。それだけに苦味や辛味、ベジー感が強く、スパイシーなチキンの辛さに負けません。このテキーラはライムやレモンとの相性もいいですね」

テキーラハイボールには、意外にも餃子! タレでなく塩でどうぞ

「ネギと大葉の焼きギョーザ」とテキーラのハイボール

意外なのは、ギョーザ。実はテキーラとよく合うのです。今回用意したのは「ネギと大葉の焼きギョーザ」で、テキーラのハイボールと合わせるのがオススメ。メキシコ料理のタコスやトルティーヤなどの巻物料理のイメージ?

「ギョーザのひき肉とテキーラは相性抜群。ただし、ストレートだと少し濃いので、清涼感のあるハイボールがオススメです。ギョーザとビールをイメージしていただければ、相性の良さがおわかりだと思います。ちなみにこの場合、ギョーザは塩で食べるとおいしい。自宅でギョーザをつくるのであれば、餡にパクチーを入れると最高に合います!」

果実の甘みには、プレミアムテキーラの代表格『ドン・フリオ』

シャインマスカットとネクタリンとプレミアムテキーラ『ドン・フリオ レポサド』

最後はフルーツ。シャインマスカットとネクタリンに合わせたのは伊藤さんをテキーラに開眼させたプレミアムテキーラ『ドン・フリオ レポサド』。数多くのテキーラカクテルにも果物との相性の良さは現れていますが、これはまた、別格。

「8ヵ月樽熟成されたもので、プレミアムテキーラの代表格としても知られています。口当たりがやわらかく、甘みがある。果実やチョコレートなどの熟成香が複雑に絡み合う中に、アガべの香りも残っていて、果物の自然な甘みと大変合います。マスカットをつまみながら、朝からチビチビ飲んでもさわやかに過ごせますよ(笑)」

そしてプレミアムテキーラは、アガベと呼ばれる植物(リュウゼツラン)100%で造られているのだそうですが、それが飲み心地の良さにも通じている様子。

「つまり、混じりけなしのピュアなお酒で、飲んでも酔いが抜けやすく、長時間カラダに残りにくい実感があり仕事の合間にも楽しめるのがいいんです」とニッコリする伊藤さん。

ボトルデザインのバリエーションも豊富で、インテリアとして部屋に飾っておきたくなるような凝ったものも多くあります。そんなわけでテキーラの魅力は語りきれないほど。

ゆっくり食事と味わうプレミアムテキーラで、このお酒の本当の魅力を発見したいですね。

伊藤桂司(いとう・けいじ)

1958年、東京生まれ。グラフィックワーク、アートディレクションを中心に活動。2001年東京ADC賞受賞。キリンジ、PES、テイ・トウワ、スチャダラパー、高野寛、ohana、オレンジペコー、愛知万博EXPO2005世界公式ポスター、クラヴェンデールやSoftBankのキャンペーン・ヴィジュアルを手掛ける。作品集は『LA SUPER GRANDE』(ERECT LAB.)、『HELLO DAWN』(UFB)他多数。京都造形芸術大学教授。UFG代表。

文: 石川博也

写真:鈴木慎平
撮影協力:
テキーラバル  ガティート
東京都品川区大井4-10-7-1F
電話03-3774-7757
18時〜24時(金・土〜翌2時) 月曜・火曜休み

商品の取扱いについて

記事で紹介している商品『パトロン シルバー』は、伊勢丹新宿店本館地下1階=グランド カーヴにてお取り扱いがございます。

※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。