2024.07.19
【日本橋三越本店】暑い夏は「土用餅」で元気に乗り切る! 土用卵のカステラも
この夏、土用(どよう)の丑(うし)の日は2024年7月24日(水)、8月5日(月)と2回やってきます。土用の丑の日に食べるものといえば「うなぎ」が大定番ですが、土用の入りの日に「土用餅」も、古くから食べられていることをご存知でしょうか? 簡単に説明すると…土用餅は力がつくと言われてる“餅”と、邪気を祓い悪病・災難を退けるとされる“赤い小豆”を組み合わせた「あんころ餅」のこと。暑さが厳しい夏の土用の入りの日に、無病息災を願って食べる風習があります。
今回は数々の和菓子ショップが揃う日本橋三越本店から、バイヤーおすすめの土用餅をピックアップ。この時期しか出会えないおいしさを、ぜひチェックしてみてくださいね!
【土用餅①】さらりとしたこし餡と歯ごたえのある餅が好相性<菓匠花見>
大正元年に埼玉県に創業し、四季ごとに愛されるお菓子を作り続けている<菓匠花見>。丹念に練り上げた風味豊かなこし餡を、小ぶりな餅にたっぷりとのせた土用餅は、こし餡のなめらかな口どけに、しっかり歯ごたえのある餅がアクセント。餡と餅の食感の違いや相性の良さを堪能しながら、日本茶とともに味わいたいひと品です。
※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階 和菓子
【土用餅②】自慢の栗あんで仕上げた、豊かな香りと優しい味わい<小布施堂>
栗の郷として知られる長野県小布施町に本店を構える<小布施堂>からは、創業当時から変わらぬ製法で作られる「栗あん」を使った土用餅をご紹介。国内から厳選した栗と砂糖のみで仕上げた栗あんは香り高く、口に入れた瞬間に優しい甘さが広がります。濃いめの日本茶やコーヒーを合わせるのもおすすめだそう。
※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階 和菓子
【土用餅③】甘さ控えめで、暑い日でも食べやすい<叶 匠壽庵 あもや>
滋賀県大津市にある<叶 匠壽庵>の代表銘菓「あも」の専門店としてオープンした<叶 匠壽庵 あもや>の土用餅は、ころんと丸みのある可愛らしい佇まい。もっちりとした食感の餅が上品な甘さのこし餡で包まれています。
さらりとした口あたりで暑い日でも食べやすく、冷たいお茶と一緒に楽しむのも◎。買えるのは1年で2日間だけなので、どうぞお見逃しなく!
※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階 和菓子
三越伊勢丹オンラインストアで<叶 匠壽庵あもや>の商品をみる>>
【土用餅④】餅にも小豆皮を練り込んだ、暑気払いのお菓子<たねや>
明治5年創業の近江の和菓子店<たねや>。小豆皮入りのあずき餅に北海道産小豆のこし餡がセットされ、食べる直前に自身でお好みの量の餡をかけて仕上げます。とろ〜りとしたこし餡ともちもちのあずき餅は相性抜群。一口サイズなので、ひとつ、もうひとつ…と、つい手が伸びてしまうはず。
※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階 和菓子
【土用餅⑤】北海道十勝産小豆100%の自家製あんこが自慢<十勝あんこのサザエ>
お店の名前通り、北海道十勝産小豆のあんこを使った和菓子が揃う<十勝あんこのサザエ>。なめらかな口どけの自家製こし餡でやわらかな餅を包んだひと品は毎年人気で、この時期を待ちわびているファンも多いとか。あんこにこだわる和菓子店の土用餅を口いっぱいに頬張れば、元気がみなぎること間違いなし!
※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階 和菓子
【番外編】栄養たっぷり! 土用卵を使ったカステラ<福砂屋>
今年創業400年を迎える<福砂屋>からは、土用の期間に産み落とされ、特に栄養価が高いと言われている「土用卵」を使ったカステラをご紹介。土用餅同様に、古来から土用の丑の日に食べる風習があった「土用卵」と小麦粉、砂糖、水あめのみで仕上げたカステラは、シンプルゆえに素材そのものの風味が活きています。
冷たい牛乳と一緒にいただくとより一層カステラのおいしさが引き立つそうで、お子さまのおやつにもぴったり。1箱10切入りで、夏の集いの手みやげにもおすすめです。
※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階 和菓子
あんこと餅を組み合わせた実にシンプルな「土用餅」ですが、お店によってこだわりも個性もさまざま。ぜひ自分好みのひと品を見つけて、暑〜い夏を元気に過ごしましょう!
商品の取扱いについて
記事で紹介している商品は、日本橋三越本店 本館地下1階 和菓子/菓匠花見、小布施堂、叶 匠壽庵 あもや、たねや、十勝あんこのサザエ、福砂屋にてお取り扱いがございます。
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。
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