2024.04.18
【伊勢丹新宿店】柏餅&ちまき2024。こどもの日を祝う和菓子が大充実!
子どもの成長を願う5月5日の「端午の節句」に食べる伝統的な和菓子、「柏餅」と「ちまき」。今回は伊勢丹新宿店の和菓子バイヤーが、2024年注目の柏餅を9ブランド、ちまきを6ブランド紹介してくれました。各ブランドの個性あふれる、この時期にしか買えない季節の味わいを、家族みんなで楽しみながら、おいしく邪気を祓い、健康を祈りましょう!
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【柏餅&ちまきとは】健康や長寿を願って食べる和菓子です
古来より陰陽五行説で雨季にあたる5月は、気温や湿度が高いために疫病が流行りやすく「物忌みの月」と考えられていました。そのため、強い香りを放つ菖蒲(しょうぶ)をお風呂に浮かべたり、縁起のいい柏の葉を使った柏餅(柏もち)や、厄を祓うという茅(ちがや)の葉などを用いたちまき(粽)を食べて、邪気を祓うようになったそう。
平安時代頃に中国から伝わり広まったちまきと江戸時代から食べられるようになった柏餅というルーツの違いもあり、現代では関東=「柏餅」、関西=「ちまき」が定番になっています。
まずは、伊勢丹新宿店の柏餅、全9品をご紹介します!
【柏餅①】<銀座あけぼの>もっちり、コシのある国産生新粉の食感が美味しい!
1948(昭和23)年に銀座で創業した<銀座あけぼの>からは、国産の生新粉を使った、もっちりとコシのある柏餅が登場! 北海道産小豆をふんだんに使ったこしあん、生地に練りこまれた国産よもぎが香り高いつぶあん、コクのある白みそあんの3種類で展開します。
※取扱い:伊勢丹新宿店 本館地下1階 甘の味
三越伊勢丹オンラインストアで<銀座あけぼの>の商品を見る>>
【柏餅②】<たねや>ふわりと広がる風味豊かな近江米の生地が魅力の柏餅3種
創業明治5年の近江の和菓子ブランド<たねや>の柏餅は、やさしい色合いに仕上げた3色のお餅が特徴。地元で収穫された「近江米」を使った生地は、ふわりと広がるお米の風味が自慢。バリエーションはそれぞれ小豆皮で風味と色味をつけた生地と程よい小豆の粒感がマッチした「粒餡」、よもぎ餅で香り豊かなみそ餡を包んだ「みそ餡」、真っ白な生地で包んだ上品な甘さの「こし餡」の3種類から選べます。
※取扱い:伊勢丹新宿店 本館地下1階 甘の味
【柏餅③】<鈴懸>端午の節句を思わせるカブト形。2種類の味を食べ比べて!
博多で90年以上愛される老舗<鈴懸>の柏餅は、端午の節句らしいカブト形。きめの粗い米粉を使用し、米の風味を際立たせています。歯切れの良い餅と、きめ細やかでコクのあるこしあんのバランスがなんとも絶妙! よもぎをふんだんに練り込んだ「蓬乃柏餅」は、青々としたよもぎの香りと風味豊かな粒あんが相性抜群です。
※取扱い:伊勢丹新宿店 本館地下1階 甘の味
【柏餅④】<小布施堂Shinjuku>オリジナルの栗あんとお餅のハーモニーが楽しい!
長野県小布施町の栗菓子専門店が手掛ける伊勢丹新宿店限定ブランド<小布施堂Shinjuku>。自慢の栗あんをたっぷりと使った専門店ならではの柏餅はこの時期だけのお楽しみです。蓬入りの草餅と栗あんを合わせた「栗あん柏餅」は上品な味わい。栗鹿ノ子を包んだ「栗鹿ノ子柏餅」は、やわらかな餅生地に刻んだ栗粒の歯ごたえが程よいアクセントをプラスしています。
※取扱い:伊勢丹新宿店 本館地下1階 甘の味
三越伊勢丹オンラインストアで<小布施堂Shinjuku>の商品を見る>>
【柏餅⑤】<京菓匠 鶴屋吉信>珍しい道明寺の生地使い。京都の銘店ならではの食感を楽しんで!
京都の西陣に本店を構える<京菓匠 鶴屋吉信>の柏餅は珍しい道明寺タイプ。職人が絶妙な加減で炊き上げたつぶつぶ食感の道明寺で、丁寧にこしあんを包みました。手軽にいただけるサイズ感も愛らしいです。
※<京菓匠 鶴屋吉信>の「吉」の正しい文字は「土」の下に「口」です。
※取扱い:伊勢丹新宿店 本館地下1階 甘の味
三越伊勢丹オンラインストアで<京菓匠 鶴屋吉信>の商品を見る>>
【柏餅⑥】<仙太郎>職人による丁寧な手づくりの「柏餅」
京都・寺町仏光寺に本店を構える<仙太郎>。米粉を使った生地でこしあんを包み蒸し上げて、柏の葉でくるんだ柏餅は、シンプルながら奥深い味わいです。職人が一つ一つ手づくりで仕上げています。
※取扱い:伊勢丹新宿店 本館地下1階 甘の味
【柏餅⑦】<叶 匠壽庵あもや>子どもから大人まで愛される、オーソドックスな柏餅
<叶 匠壽庵(かのうしょうじゅあん)>の看板商品「あも」の専門店<叶 匠壽庵あもや>。端午の節句に合わせて登場するのは、オーソドックスな「つぶ餡」と「こし餡」の2種類の柏餅です。「つぶ餡」は蓬を練り込んだ弾力のある蓬餅とつぶ餡のコントラストを、「こし餡」はやわらかくつき上げた白餅とこし餡の一体感がそれぞれ楽しめます。いずれも甘さは控えめ。
※取扱い:伊勢丹新宿店 本館地下1階 甘の味
三越伊勢丹オンラインストアで<叶 匠壽庵あもや>の商品を見る>>
【柏餅⑧】<とらや>御膳餡(こし餡)と味噌餡。それぞれの風味を楽しんで
京都を発祥の地として5世紀の永きにわたり菓子屋を営んでいる<とらや>の柏餅。なめらかな口あたりの定番の御膳餡(こし餡)と、まろやかな風味の味噌餡。4個入を買うと、それぞれの味わいをお楽しみいただけます。
※取扱い:伊勢丹新宿店 本館地下1階 茶の道
【柏餅⑨】<笹屋伊織>京都伝統の技で作り上げた3種の柏餅
享保元年(1716年)京の地に暖簾をかかげて以来、伝統と格式を守り300余年の歴史を重ね京の四季を味わえる和菓子づくりを続けている<笹屋伊織>から3種の柏餅をご紹介。定番の白い餅に包んだ「こし餡」、餅生地によもぎを練りこんだ「粒あん」、京都産の白みそをつかった「みそ餡」。職人がひとつひとつ丁寧につくった味わいを食べ比べできます!
※取扱い:伊勢丹新宿店 本館地下1階 甘の味、今め菓子
続いて、伊勢丹新宿店のちまき、全6品をご紹介します!
【ちまき①】<仙太郎>1本1本丁寧に笹を巻いた粽は、贈り物にもおすすめ!
4枚の笹で巻いた米粉の粽(ちまき)、5本をひと束に。贈り物にしても喜ばれそう。
※取扱い:伊勢丹新宿店 本館地下1階 甘の味
【ちまき②】<とらや>葛や外良生地など、素材の味わいを生かした3種類のちまき
1651年の資料にも記録が残る<とらや>の「粽(ちまき)」。葛や外良(ういろう)で作った生地を笹の葉で包んだ、香りの良いひと品です。味わいは、小豆の風味豊かな「羊羹粽」、葛の食感が心地よい「水仙粽」、白下糖(しろしたとう/和三盆を精製する際にできる砂糖)の独特の風味が魅力の「白下糖入外良粽」の3種類をご用意しています。
※取扱い:伊勢丹新宿店 本館地下1階 茶の道
【ちまき③】<たねや>い草で巻き上げ、しゃんと立たせる伝統のスタイル
<たねや>の「粽(ちまき)」は青笹に包んだ3本または5本をい草で巻き上げて、しゃんと立つ姿に仕上げた伝統のスタイル。手の熱で餅の食感を損なわないよう、素早さと正確性が求められる熟練職人ならではの手仕事が光ります。
餅生地はあっさりと歯切れが良く、ほんのりと広がる青笹の香りがなんともさわやかです。バリエーションは真っ白なお餅とコクのある黒糖味のお餅の2種類。鯉のぼりをデザインした小袋入りなので、手土産にもおすすめです。
※取扱い:伊勢丹新宿店 本館地下1階 甘の味
【ちまき④】<鈴懸>餅団子を笹の葉で包んだ伝統のスタイル。抹茶と白のセットで販売
中国の故事にちなみ、餅団子を笹の葉で包んだクラシックスタイルのちまき。「抹茶」1本とプレーンな「白」2本の計3本セットで登場します。お子さまの無事の成長を願って召し上がれ。
※取扱い:伊勢丹新宿店 本館地下1階 甘の味
【ちまき⑤】<笹屋伊織>柔らかく歯切れのよい食感と笹の香りあふれる「ういろう粽」
京都・御所と神社仏閣、茶道のお家元の御用達を努めてきた<笹屋伊織>の粽(ちまき)は、柔らかく歯切れの良い「ういろう粽」。子どもが無事に育つように、と願いを込めて、端午の節句に合わせて、職人が一つ一つ丁寧に、笹の葉といぐさで巻き上げてお作りします。
※取扱い:伊勢丹新宿店 本館地下1階 甘の味
【ちまき⑥】<両口屋是清>他ではなかなか出会えない紅白のちまき
寛永十一年(1634年)に名古屋に創業した、尾張藩御用の御菓子所<両口屋是清>のちまきは、端午の節句のお祝いにふさわしい紅白のういろう製。職人が手作業で2色のういろうを組み合わせ、笹を縛り上げた、手の込んだ一品は、全国的にも珍しい意匠。もっちりとした食感と笹の葉の香りをまとった上品な甘さ。2日間かつ数量限定なのでお見逃しなく!
※取扱い:伊勢丹新宿店 本館地下1階 甘の味
今回ご紹介した伊勢丹新宿店の柏餅&ちまき。成長と健康をお祝いする男の子だけでなく、老若男女だれでもみんな大好きな美味しさが揃っています。家族みんなで、気のおけないお仲間同士で、美味しく楽しく、邪気払い♪なんて、いかがですか?
全国銘菓が集う三越の「菓遊庵」旬歳時記 端午の節句はこちら>>
商品の取扱いについて
記事で紹介している商品は、伊勢丹新宿店 本館地下1階 茶の道/とらや、甘の味/叶 匠壽庵あもや、たねや、小布施堂Shinjuku、鈴懸、仙太郎、銀座あけぼの、京菓匠 鶴屋吉信、甘の味・今め菓子/笹屋伊織にてお取り扱いがございます。
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。
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