2023.11.03
3年ぶり!「本和菓衆」×『和菓子のアン』コラボの新作和菓子が銀座三越に集結します
全国の歴史ある和菓子店の若旦那衆10人によって、2013年に日本橋の地で結成されたチーム「本和菓衆(ほんわかしゅう)」。「伝統×革新」をキーワードに、伝統的な和菓子に現代のエッセンスを加えた職人たちの磨き抜かれた技とセンスがあふれる8ブランドの新作が、2023年11月8日(水)~11月14日(火)の期間限定で、銀座三越 本館地下2階 GINZAステージに集結します。
今回は2020年の開催以来、約3年ぶりに人気小説家・坂木司さんのベストセラー小説『和菓子のアン』(光文社刊)とのコラボレーションが復活。2023年10月25日(水)にこちらも3年ぶりに発行された最新刊『アンと幸福』を含むシリーズ4作品からインスピレーションを得た新作和菓子が続々登場します! 伝統の味と技を大切にしながら自由な感性と遊び心を発揮したアイテムの数々、銀座三越の担当バイヤーにその魅力を聞きました。
「本和菓衆×和菓子のアン」
会場:銀座三越 本館地下2階 GINZAステージ
開催期間:2023年11月8日(水)〜11月14日(火)
<御菓子司 彩雲堂>柚子の香りと風味が楽しめる、出来立て最中
島根県松江市で明治7年に創業した<御菓子司 彩雲堂(さいうんどう)>は、最新作『アンと幸福』のラストの重要な場面で登場する「柚もなか」を再現します。
「現代の名工」に認定されたベテラン和菓子職人 大江克之氏監修の、みずみずしい青柚子ペーストと白餡で作ったなめらかな柚子餡入りの最中。毎日少しずつ店頭で「実演販売」いたします。ぜひ出来立ての美味しさを味わってください。
※取扱い:銀座三越 本館地下2階 GINZAステージ
<龜屋>お餅好きにはたまらない、もちもち食感の大福を2種
小江戸川越の地に創業して240年。創業当時から川越藩の御用達を務めた老舗和菓子店<龜屋>からは、今回のために特別に作った「のし餅大福」と人気の定番商品「豆大福」が登場します。
みつ屋の焼き印がワンポイントの「のし餅大福」は、通常の大福のように餡を包むのではなく、のした餅を短冊状にして、北海道十勝産の餡をはさんで折りたたんだ一品。餅ならではのもちもち食感と、北海道十勝産の甘すぎない粒餡の相性は、餅好きにはたまりません!
また、<龜屋>の定番商品「豆大福」は、北海道産小豆を丁寧に煉りあげた塩つぶ餡に、白くふんわりとした新潟産のもち米「わたぼうし」の生地で包んで、しっかり歯ごたえのある餅の食感にこだわった一品。
和菓子屋が作った本物の大福2種を、ぜひこの機会にお楽しみください!
※取扱い:銀座三越 本館地下2階 GINZAステージ
<五勝手屋本舗>フランス菓子を意識した、蜜柑風味の新作羊羹
北海道のなかで最も早く開港した港町のひとつ、江差町で150年以上の歴史をもつ<五勝手屋本舗(ごかってやほんぽ)>からは、最新作『アンと幸福』の表紙の柑橘にちなんだ「つかの間」が登場します。
代表商品の五勝手屋羊羹に、煮詰めた砂糖(カラメル)、オレンジのお酒(グラン・マルニエ)、蜜柑の皮を蜜漬けにしたジャムを練り込み、フランスの伝統的なスイーツの「クレープシュゼット」を意識した羊羹に仕上げました。
五勝手屋羊羹のあっさりとした金時豆の甘み、蜜柑の爽やかな酸味、苦味、食感が絶妙なバランスです!
※取扱い:銀座三越 本館地下2階 GINZAステージ
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<五勝手屋本舗>定番の羊羹にカステラを散りばめた、新体験の和スイーツ
北海道・江差町の<五勝手屋本舗(ごかってやほんぽ)>からはもう一品。カステラで羊羹を挟んだ懐かしいお菓子「シベリア」を、<五勝手屋本舗>流のアレンジで羊羹の中に自家製カステラを散りばめました。菓銘も、永久凍土の断面にも似ていることから「シベリア」改め「ツンドラ」に。
洋菓子のブラウニーにも似た濃厚な味わいとみずみずしい食感。五勝手屋羊羹がしっかり主張した和菓子に仕上げています。
五勝手屋羊羹とカステラが奏でる濃厚な味わいは、コーヒーやお酒とともにお楽しみください。
※取扱い:銀座三越 本館地下2階 GINZAステージ
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<田中屋せんべい総本家>小説に登場するお煎餅2種類を再現
創業安政6年。手焼きの技を守り続ける岐阜県大垣市の<田中屋せんべい総本家>は、『和菓子のアン』の2作目、3作目に登場する素材のお煎餅を創作しました。
「さんしょ煎餅」は、シリーズ第3作の『アンと愛情』に登場する、山椒を使ったせんべいのモデル。香り高い飛騨山椒と杉樽で2年熟成したたまり醤油を使った、丸くてうすい一口サイズのおせんべいです。「アイスクリームとあわせても美味しい!」と坂木司さんのお墨付き!
また「甘酒せんべい ふるめんと」は、シリーズ第2作の『アンと青春』に登場する糀の甘酒のお煎餅。自家製麹の甘酒と小麦粉、米油だけで焼き上げたふるめんと(発酵の意)は、優しい甘味とチーズのような芳香を味わえます。
※取扱い:銀座三越 本館地下2階 GINZAステージ
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<平治煎餅本店>作者・坂木司さんとコラボした、ファン垂涎の二品
三重県津市にある日本三観音のひとつ「津観音」の門前町に店を構える<平治煎餅本店(へいじせんべいほんてん)>からは、『和菓子のアン』の作者 坂木司さんとコラボした2種類のお煎餅を出品。
「辻占2023」は、津観音節分会式のお土産として知られる「福引せんべい」の製法そのままに、薄く焼きあげた軽い口当たりの煎餅を手作業で折り曲げて、中に占い紙を入れました。占い紙は、なんと坂木さん手書き!ファンなら絶対味わいたい一品です。
「みつ屋のたまご煎餅」は、<平治煎餅本店>オリジナルブレンドの小麦粉と上白糖、三重県産の鶏卵を使用し、たまごのコクと風味が楽しめるお煎餅。8種の刻印は、坂木さんが描いたイラスト6種とみつ屋のロゴ、本に描かれている花の絵です。パッケージも、新作『アンと幸福』のカバーそっくりのケースに仕上げています。
※取扱い:銀座三越 本館地下2階 GINZAステージ
<きよめ餅総本家>小説をイメージして、3種類の新作和菓子を創作
熱田神宮参りのお土産として親しまれている「きよめ餅」が人気の愛知県名古屋市<きよめ餅総本家>からは、作品をイメージした3種の生菓子をご紹介。
「五色薯蕷」は、伊勢芋を使ったしっとりした食感と芋の風味あふれる生地で、備中白小豆の上品な味わいの餡を包んだ薯蕷饅頭。「初音」は代表銘菓「きよめ餅」の生地を使った練り切り。うぐいす粉の香ばしさや風味を口に入れた瞬間に広がります。「みるくいも」は、紅はるかを焼き芋にして漉して炊き上げた芋餡に練乳を加えた生菓子。焼き芋ならではの風味や香ばしさが味の決め手です。
「五色薯蕷」「初音」は緑茶や抹茶とともに、「みるくいも」は練乳の風味がコーヒーなどにも好相性。和菓子のアンの世界感を存分に味わえる3品です。
※取扱い:銀座三越 本館地下2階 GINZAステージ
<乃し梅本舗 佐藤屋>作品のファンである八代目が作る、みつやの生菓子
創業は文政4年(1821年)。山形城下で「和菓子をちょっと自由に」をモットーとした菓子作りをする老舗が<乃し梅本舗 佐藤屋>。今回は、シリーズのファンでもある<佐藤屋>八代目が、「あ、これはあのお菓子だ!」とファンともに作品の場面を語り合えることを想像して、作中に登場する生菓子を具現化しました。
五色に染め分けた薯蕷(山芋)の餡と芯に栗を加えたキントン「秋のみちゆき」、アンちゃんがみつ屋でアルバイトをすることを決心させた「薯蕷饅頭」、山形銘菓の乃し梅を作る<佐藤屋>だからこそ実現した、餡の中に乃し梅を入れて歯歯切れの良い餅で包んだ「光琳菊」。
いずれも、作中の場面で想像した通りのおいしさに仕上がっています!
※取扱い:銀座三越 本館地下2階
三越伊勢丹オンラインストアで<乃し梅本舗 佐藤屋>の商品をみる>>
<深川屋陸奥大掾>国産の柑橘を使った、香り豊かな和菓子
最後は、東海道五十三次の四十七番目の宿場町、三重県「関宿」で江戸時代より約380年続く和菓子屋<深川屋陸奥大掾(ふかわや むつだいじょう)>から。
今回登場する味わいは、以前も出品してご好評をいただいたという、神話や日本書紀に登場する国産の柑橘「橘(たちばな)」を使った一品です。
奈良県産の橘の実の甘露漬けの中にお餅菓子「関の戸和三盆」を入れて、さわやかな香りと豊かな味わいに仕上げています。「一口で食するのではなく、ちびちびとかじりながら、香りに浸る」のが美味しい食べ方とか。桐箱と風呂敷包みで販売されるそうなので、ギフトにもおすすめです。
※取扱い:銀座三越 本館地下2階 GINZAステージ
三越伊勢丹オンラインストアで<深川屋陸奥大掾>の商品をみる>>
最新刊『アンと幸福』を読むと、もっと催事が楽しめます!
小説『和菓子のアン』は、デパ地下にある和菓子店<みつ屋>でアルバイトする主人公の梅本杏子(アンちゃん)のほの甘い奮闘記。3年ぶりの最新作は、アンちゃんも<みつ屋>以外に目が届くようになってきて 、新しい扉を開いていきます。甘酸っぱい謎と和菓子の世界が広がる、やさしくさわやかな青春ミステリー。ぜひ最新刊も併せてお楽しみください! なお「本和菓衆×和菓子のアン」催事の開催期間中は会場でも最新作を販売いたします。
和菓子のアン シリーズ外部サイト:https://special.kobunsha.com/wagashinoan/
エムアイカード会員さま限定特典に注目!
【特典①】イベント限定『和菓子のアン』デジタルショートストーリーをプレゼント
2023年11月8日(水)~11月14日(火)の期間中、本館地下2階 GINZA ステージで開催のイベント「本和菓衆×和菓子のアン」にて、エムアイカードで税込1,080円以上お買いあげのお客さまに、イベント限定の『和菓子のアン』デジタルショートストーリーをプレゼントいたします。
デジタルショートストーリーは二次元コードからご覧いただけます。
【特典②】先着500名さまに「みつ屋焼印入りどら焼き」(1個)をプレゼント
先着500名さまに<乃し梅本舗 佐藤屋>特製の「みつ屋焼印入りどら焼き」(1個)をプレゼントいたします。
※お買いあげ時レジにて粗品をお渡しいたします。
※当日のお買いあげレシートが対象となります。
※本館地下2階 GINZAステージの展開ブランドに限り当日レシート合算可能です。
※お一人さま1回限りとさせていただきます。
※ショートストーリーの著作権は著者・坂本司と発行元・光文社に帰属します。私的使用の範囲を超える複製、販売、出版などの公衆送信のための利用や、無断転載・無断引用は固くお断りいたします。©坂木司/光文社
※「みつ屋焼印入りどら焼き」はなくなり次第終了とさせていただきます。
※「エムアイカード」は(株)エムアイカードが発行するカードの総称です。
※当日または下記のURLより、「エムアイカード プラス」または「エムアイカード プラスゴールド」に新規ご入会いただいたお客さまも対象となります。
キャンペーン期間:2023年11月8日(水)~11月14日(火)
※事前にお申し込み・新規ご入会いただいたお客さまは、お買いあげの際にご登録されたメールアドレスに届きます、「エムアイカード プラスのご入会申込完了画面」も合わせてご呈示ください。
【銀座三越 催物のご案内】
「本和菓衆×和菓子のアン」
会場:銀座三越 本館地下2階 GINZAステージ
開催期間:2023年11月8日(水)〜11月14日(火)
全国の老舗和菓子店の若旦那衆による「本和菓衆」が、『和菓子のアン』シリーズ最新刊の発売を記念してコラボレーション。最新刊『アンと幸福』を含むシリーズ4作品からインスピレーションを得た新作和菓子をご提案します。和菓子ファンはもちろん、アンちゃんファンにも見逃せないスペシャルな1週間をお見逃しなく!
商品の取扱いについて
記事で紹介している商品は、銀座三越 本館地下2階 GINZAステージにてお取り扱いがございます。
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。
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