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2023.10.11

日本橋三越で売れてます! 宮城・仙台の笹かまぼこ<白謙かまぼこ店>がポップアップオープン

<白謙かまぼこ店>極上笹かまぼこ

魚の旨みとぷりっとした食感が魅力の宮城県仙台市の名物「笹かまぼこ」。お土産や贈答品のイメージが強いかもしれませんが、東京・日本橋三越本店のグローサリーコーナー「味匠庵」で、密かな人気を誇るのが宮城県<白謙(しらけん)かまぼこ店>の笹かまぼこ(通称、笹かま)です。

実は、同品を求めて毎週訪れるリピーターもいるそうで、定番3種はそれぞれ年間約4万個の売上! 全国の人気商品を扱う味匠庵のなかでも、堂々売上トップ5に入るほどなのだとか。

そんな大人気の<白謙かまぼこ店>が、2023年10月18日(水)〜11月14日(火)の期間で日本橋三越本店にてポップアップをオープン! 期間中は定番の「笹かまぼこ」のほか、催事限定のアイテムも多数展開します。

今回はそんな<白謙かまぼこ店>の常務取締役 営業本部長の白出高明さんに、おすすめアイテムとあわせ、笹かまぼこについて基本から教えてもらいました! 笹かまぼこの発祥や特徴から、<白謙かまぼこ店>の笹かまのおいしさの秘密まで、情報盛りだくさんです。ぜひ最後までチェックしてみてください!

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「笹かまぼこ」って何? 板かまぼことはどう違う?

笹かまのイメージ

●笹かまぼこの発祥は?

仙台の名物として「笹かま」の通称でも知られる「笹かまぼこ」。古くから食べられているイメージがありますが、いつ、どのように生まれたのでしょうか。

「まず、かまぼこ自体の歴史を見ると、最初の記録は1115年(平安時代)に遡ります。海に囲まれた日本は当時から漁業が盛んでしたが、今のような冷凍技術はないので、保存のために開発されたのが、魚をすり身にして加工品にするかまぼこでした。ちなみに文献に記載されているのが1115年、ということから、11月15日は『かまぼこの日』となっています。

その後、時代を経て明治時代の初期、ひらめの大漁が続いた宮城県仙台市で、やはり保存のために笹の葉の形に焼いて作られたのが『笹かま』のはじまりと言われています。以降、仙台ではさまざまな魚屋が笹かまを作り始めて今に至ります」

●笹かまぼこの特徴は? かまぼことの違いは?

「一般的に『かまぼこ』と言われてイメージする『板かまぼこ』との違いでいうと、大きく違うのは製造方法です。板かまぼこは蒸して作るのに対して、笹かまぼこは焼いて作ります。表面の焼き目が、食感の違いになります。

原料にも違いがありますが、これはお店によってさまざまです。板かまぼこはスケソウダラ、グチ、エソ、ハモなどが一般的。笹かまぼこはスケソウダラのほか、ヒラメやキチジ(キンキ)を使うこともあります」

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●賞味期限は? どれくらい保存できる?

「冷蔵で1週間程度が目安になります。冷凍保存も可能ですが、どうしても繊維に穴が空いて品質は落ちてしましますので、なるべく冷凍はせず1週間程度で食べきることを推奨します」

<白謙かまぼこ店>の笹かまはここが違う! おいしさの秘密とは。そしておいしい食べ方は?

笹かまのイメージ

●<白謙かまぼこ店>の原料に注目!

大正元年創業の長い歴史を持ち、宮城県内で高い売り上げを誇る<白謙かまぼこ店>。多くのこだわりと匠の技術で笹かまぼこを生み出していますが、大きな特徴は原料にあるといいます。

「<白謙かまぼこ店>は、全商品に高級魚の「キチジ(キンキ)」を使っているのが特徴です。そのほかの魚も含め、選び抜かれた魚だけを使っているので、一口食べれば魚の旨みを感じられるはずです。味付けや食感を作るために使う『塩』や、他の原料ももちろん、こだわりの素材を仕入れています。

作り方は企業秘密ですが、冷凍すり身を使わず、生の魚肉を使うことで、食感はふわふわプリプリに仕上がります!」

●おいしい食べ方は?

「白謙のある宮城県石巻市では、そのまま食べるのが一般的。魚本来の旨みが味わえるので、“そのまま”が間違いなくおすすめです。仙台の方ではわさび醤油で食べる方も多いですね。お酒のあてにぴったりです。

まずはぜひそのまま味わってもらいたいですが、ピザソースを塗って、チーズやバジルを乗せて温める、『ささかまピザ』なんて洋風アレンジもおいしいですよ」

日本橋三越本店で手に入る! <白謙かまぼこ店>おすすめアイテム

続いて、今回、日本橋三越本店に2023年10月18日(水)〜11月14日(火)の期間限定ポップアップで手に入る<白謙かまぼこ店>のおすすめアイテムをご紹介。定番のほか、東京では催事期間しか手に入らない特別な笹かまぼこも紹介します!

【定番①】迷ったらまずはこれ! 磯の香りただよう上品な「極上笹かまぼこ」

<白謙かまぼこ店>極上笹かまぼこ

<白謙かまぼこ店>極上笹かまぼこ(1枚) 216円(税込) ※販売期間:2023年10月18日(水)〜11月14日(火)、味匠庵では通年で販売

日本橋三越本店のグローサリー「味匠庵」で通年販売しているアイテムで、年間4.6万枚以上も販売するベストセラー。厚みのあるかまぼこのプリプリとした歯応えとほんのりとした甘さがたまりません! 上品な磯の香りを感じる、まさに笹かまぼこの醍醐味を味わえる一品です。

※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階 生鮮イベントスペース

【定番②】揚げならではの食感も魅力!「白謙揚げ」と「白謙揚げ(野菜入り)」

<白謙かまぼこ店>白謙揚げ、白謙揚げ(野菜入り)

<白謙かまぼこ店>白謙揚げ(1枚) 162円(税込)、白謙揚げ(野菜入り)(1枚) 173円(税込) ※販売期間:2023年10月18日(水)〜11月14日(火)、味匠庵では通年で販売

こちらも日本橋三越のグローサリー「味匠庵」で通年販売しているおなじみの定番アイテム。揚げたての香ばしい香りと、魚本来の旨みや甘みが存分に味わえます。「白謙揚げ(野菜入り)」の野菜は、すべて国産で旬のものにこだわり、新鮮さが魅力。野菜と魚のおいしさが詰まっています。

※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階 生鮮イベントスペース

【期間限定①】魚の旨みをそのまま味わう一品「秀笹かまぼこ」

<白謙かまぼこ店>秀笹かまぼこ

<白謙かまぼこ店>秀笹かまぼこ(1枚) 281円(税込) ※販売期間:2023年10月18日(水)〜11月14日(火)

催事の期間限定で登場するのが、白謙かまぼこのこだわりが詰まった「秀笹かまぼこ」。前出の「極上笹かまぼこ」よりもさらに良質な原料を使用し、技を極めた職人が作り上げています。しっかりと魚の旨みを感じられるので、そのままでも満足感◎です。

※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階 生鮮イベントスペース

【期間限定②】「ミニシリーズ」

<白謙かまぼこ店>ミニシリーズ

<白謙かまぼこ店>ミニシリーズ(真いか、紅生姜、カレー、しらす大根の葉)(各1枚) 119円(税込) ※販売期間:2023年10月18日(水)〜11月14日(火) ※カレー、しらす大根の葉は週替わりでの販売となります。詳しくは係員までお尋ねください。

こちらも催事期間限定のアイテム。今回、数あるミニシリーズのフレーバーから、日本橋三越本店に通期で「真いか、紅生姜」、週替わりで「カレー、しらす大根の葉」の計4種類が登場します。小ぶりなサイズで手に取りやすく、おやつやおつまみにもぴったり。<白謙かまぼこ店>ならではのクセになる味わいが魅力です。

※取扱い:日本橋三越本店 本館地下1階 生鮮イベントスペース

笹かまぼこのこだわりを知ると、ますます食べたくなってきますね! 特別な時だけでなく、普段の食卓でも味わってみてはいかがでしょうか。ぜひこの機会に手にとってみてください!

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文:KWC

店舗のご案内について

記事でご紹介している<白謙かまぼこ店>は、日本橋三越本店 新館地下1階にてお取扱いがございます。

※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。商品の情報は予告なく改定、変更させていただく場合がございます。

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